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人間関係

年の差婚は後悔が多い?良い点・悪い点を知ってから結婚に踏み切って

2019/06/21

彼氏や好きな人との間に年齢差がある場合、結婚をしても後悔しないか迷う人もいるでしょう。今回は年の差婚の後悔についてまとめました。相手が年上の男性側・女性側両方の意見や『後悔をしない年の差婚のコツ』も紹介しています。

年の差婚を後悔する原因とは

年の差婚で幸せをつかんでいる夫婦は多数存在します。しかし、恋人との間に年の差がある場合、結婚や妊娠を考えると不安になる人もいるでしょう。年の差婚に不安を感じるのは、後悔をしたくないからといえます。

年の差婚での後悔がどのようなものかつかめれば、打開策や結婚への筋道も見えてくるかもしれません。年の差婚で後悔に繋がりやすい原因をまとめました。

一緒にいられる時間が限られる

どちらか一方がかなり年上である年の差婚では、若いうちにパートナーに先立たれる可能性が高いです。相手のことが好きな分、一緒にいられる時間が短いとその後の人生をどう生きるかが問題となってきます。

財産形成や人生設計がしづらい面もあるでしょう。

もちろん、一般的な年の差の結婚であっても事故や病気などで突然人が亡くなることは避けられません。

しかし、夫・妻に先立たれること、パートナーを残して逝く可能性が高いと始めから予測できる生活には不安が付きまとうでしょう。

介護が早く訪れるかも

年の差婚の場合、義理の両親、パートナーの介護が同年代より早く訪れる可能性が高いです。しかし、介護問題も誰しもいつ事故や病気などで人からの助けが必要になるかわからないため、同年代のパートナーがいれば悩まずに済む問題とは言いきれません。

ただし、早めに介護の時期が訪れる予想できる年の差婚では、介護資金の準備を早期に始めたり、情報収集をしたりする必要があるでしょう。

介護は人生の中で最も労力や時間を使うといわれています。大人の面倒をみるストレスは生半可なものではありません。結婚前に介護について深く考えておきたいですね。

出産や子育てへの焦り

妊娠は男女双方にとってリミットがあります。もちろん個人差がありますが、高齢での妊娠・出産はリスクがありますし、男性も年齢が高いと受精率が低くなることは否めません。

また、無事に妊娠・出産ができても、夫婦どちらか片方の子育てへの比重が重くなるケースが目立ち、多くの夫婦の間でケンカの理由となります。年の差婚では特に顕著だといえるでしょう。

妊娠・出産・子育ては体力・気力共にかなりの労力が必要とされます。場合によっては金銭的な負担もかなりのものです。年の差婚で子どもを望む場合、それなりの覚悟や細かい取り決めがあらかじめ必要でしょう。

周りの目が気になる

20歳以上離れている年の差婚では、夫婦の若い方が財産や保険金目当ての結婚ではないかと疑われることがあります。夫婦どちらにも、相手を騙したのではないかと揶揄する人も現れるものです。

純粋な愛情から一生を共にすると誓い合った夫婦でも、こうした周囲の好奇の目が気になることもあるでしょう。

また、若い方の親や家族からすると、将来を心配し年上のパートナーに良い感情を抱かないかもしれません。

周囲の人間から年の差について理解を得なければならない年の差婚は結婚前から相当な覚悟が必要といえます。

年の差婚で後悔した男女それぞれの意見

年の差婚で後悔する理由には男女差もあるようです。女性が年上で男性が年下の場合、男性が年上で女性が年下の場合の2つのパターンに分けて見ていきましょう。

女性が年上の場合

女性が年上で夫が若い夫婦のケースでは、妊娠・出産に関する後悔が多いようです。妻が妊娠を焦っている、ハイリスク出産など、深刻な悩みもあります。

全ての夫婦同様、妻側が子育ての主力となることが多いため年上の妻が体力・気力共に限界となってしまうケースが少なくありません。年上の妻が夫にイライラをぶつけるなどして夫婦の双方がストレスを抱えるケースもあるようです。

また、女性が年上の夫婦では、妻と年下夫の間に力関係ができてしまうケースも少なくありません。実際に収入や立場が男女逆転している夫婦も存在するでしょう。

年上妻が年下夫を都合よく使おうとしたり、人前でも年下夫をたてられなかったりすると年下夫に結婚したことに後悔の念を抱かせてしまいます。

男性が年上の場合

男性が年上の場合、加齢による夫の容姿の劣化が早いことや、話を合わせてくれないことなどの後悔が多いようです。個人差はありますが、男性より女性の方が相手に合わせる気遣いができます。年上夫が年下妻に合わせる努力をしないと嫌悪感を抱く女性もいるようです。

また、男性が定年を迎えても妻が年下の場合、女性が大黒柱とならざるを得ない家庭もあります。ほかの家庭の主婦たちが夫の収入で暮らしているときに、自分があくせく働かなくてはならないとなると、女の幸せについて考えることにもつながるようです。

年の差婚には良い点もいっぱい

年の差婚のネガティブな面や実際に後悔を生んだ原因、意見などをまとめてきました。しかし、多くは一般的な年の差夫婦にもいえることばかりです。

年の差婚にはポジティブな面もたくさんあります。次は年の差婚の良い面をまとめました。

喧嘩になりにくい

年の差婚は、喧嘩になりにくい側面があるようです。理由としては夫・妻のどちらかが経験を重ねた大人であるため、喧嘩になる前に問題に気づき事態を収拾させる努力ができるからだといえます。

年下の夫・妻もパートナーに敬意をもって接することができるので、意見を言うことはあっても喧嘩に発展することは少ないのかもしれません。

年齢が近かったり、経験が似通っていると人間は自分の正義を振りかざしがちなものです。相手が経験豊富であったり、反対に子どもだったりすると折れてあげようと思えることもあります。

穏やかで喧嘩のない夫婦関係を望むなら対抗心を持ちづらい年の差婚はおすすめです。

外見・内面共に若くいられる

年の差婚の年上の夫・妻は同年代同士の夫婦より若々しくみえます。若い世代の流行や考え方に日常的に触れられるからかもしれません。

若いパートナーに恥ずかしい思いをさせたくない、老けたと思われたくないとの気持ちから外見に気を遣うことも関係するでしょう。どちらにしろ、年の差婚は若々しい容姿や柔軟な考え方を保つのに必要な刺激や緊張感のある生活といえますね。

また、年上の妻・夫のなかには、若い人のみずみずしい雰囲気が好きなタイプもいるでしょう。そのようなタイプの年上妻・夫を持つ若いパートナーも現在の年齢にあぐらをかかず自分の容姿や考え方が衰えないよう努力ができるものです。

年の差婚を後悔しない・させないためには

年の差婚で後悔をしない・パートナーにもさせないために意識したいポイントを紹介します。

一般的な年の差夫婦にもおすすめできることなので、幸せな結婚生活を目指す人は必読です。

自分磨きを怠らないで

年の差婚でも見た目の年の差は本人の努力で埋めることができます。若いパートナーを持つ人は美容や健康面などで自分磨きを怠らないようにしたいですね。パートナーが喜んでくれる、見た目の違和感を減らせることなどが目的ですが、自分磨きを怠らないことでパートナーが同年代の異性に目移りしないかという不安を抑えることができるでしょう。

また、年上のパートナーがいる人も、妻・夫の知り合いに会った時に恥ずかしい思いをさせないよう、落ち着いた見た目と相応の知識や教養を身につけられるよう努力したいものです。

相手を敬いお互いの価値観を認め合おう

若い人は上の世代の価値観や考え方を古いと思うものです。年上のパートナーから見ても若いパートナーの価値観や考え方は幼稚に見えることがあるでしょう。

しかし、お互いにこうした世代間の違いを馬鹿にしたり、鼻で笑ったりすることは年の差婚の事実自体を軽く見る行為といえます。

若い人は大人の目線、年上の人は若者の視点を持つことができれば、夫婦関係以外にもメリットがあるものです。相手を敬い、お互いの価値観を認め合う努力をしましょう。

まとめ

夫婦の間に収入や家柄、容姿の良さなどに差がある場合、双方の努力で歩み寄ることができるものです。

しかし、年齢の差だけは努力で埋めることができません 違いを認め合うこと、相手に合わせる努力と支える覚悟がないと、どのような結婚でも後悔する結果に終わるといえます。

年の差婚を言い訳に、するべき努力を怠らないようにしましょう。

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