【基本編】初心者がそろえるランニングの服装はこの5点
ランニングを始める初心者さんがそろえるべき基本のウェアをご紹介。それぞれパフォーマンスを上げてくれたり、肌を守ってくれたりとしっかりとした理由があるので、特徴を押さえた上で取り入れてみて。
- スポーツインナー
- Tシャツ
- ショートパンツ
- スポーツ用のレギンス・タイツ
- ランニングシューズ
【1】実は重要!スポーツインナーをそろえよう
運動をするときは、いつものブラではなくしっかりスポーツインナーを着用することが大切。スポーツインナーは、運動をする上でさまざまな効果を発揮してくれるのです。
筋肉の揺れを軽減し、体力の消耗を抑えてくれたり、生地と皮膚の擦れを防止したりする効果も。さらにスポーツ用ブラは、胸が揺れるのを防ぎ、大事なクーパー靭帯が傷つくのを防止する効果があるので、女性なら押さえておきたいポイント。
▼パフォーマンスを上げるスポーツブラ
体力の消耗を抑えつつ、パフォーマンスを上げてくれるスポーツブラ。ブランドロゴが入ったものなど、おしゃれなデザインのものを選べば運動をする上でやる気のスイッチも押してくれそう!
【2】吸湿速乾性のあるTシャツで快適に走ろう
いざランニングを始めたときに、ベタベタ汗が気になるとストレスに感じて続かない、なんてことも。吸湿速乾など機能性の高いTシャツなら、汗をかいてもサラッとした状態にすぐに戻るので、快適にランニングを続けることができます。綿よりも吸湿速乾性に優れたポリエステル素材のものがおすすめ。
▼1着あると便利なゆったり白Tシャツ
吸湿速乾だけでなく、ほどよくゆとりのあるサイジングで動きやすさも考慮すると◎。シンプルな白Tなら長く着続けられてGOOD。
【3】ショートパンツが走りやすい
ボトムスを選ぶとき、走りやすさを重視するならショートパンツがおすすめ。身軽さが快適な上、脚を出すことで見られている意識が上がり、より力が入るかも……!? 生足が気になる人はタイツやレギンスと合わせて。
▼ショート丈で快適さアップ
ショートパンツの利点といえば、やはり快適なところ。しかし着る上で、やはり気になるのが露出の多さ。そんなときは、ボトムスの色と合わせたパーカーで肌見せ面積を減らして。
【4】穿けばメリットだらけのタイツ・レギンス
ランナーを見ていると、タイツやレギンスを穿いたり、ショートパンツと重ね着している人を多く見かけませんか? 実は、露出を抑えたいという理由だけでなく、メリットが多くあるから着用しているのです。
例えば、防寒やUV対策、外部刺激から肌を守る効果のほか、筋肉がブレるのをサポートして疲れにくくするなど、さまざまなメリットがあります。
▼定番の黒から始めてみて
脚のラインがしっかり出るスポーツレギンスは、まずは引き締め効果のある黒から始めてみて。さらに上にショートパンツを重ねれば、お尻や太ももをカバーすることもできます。
【5】ランニングシューズで足を守る
いつものファッションスニーカーでランニングするのは言語道断! 足に負担がかかるからこそ、怪我防止のために専用シューズをしっかり着用するのがランニングの基本。
▼伸縮性に優れた軽量スニーカーでパフォーマンスアップ
スニーカーを選ぶときは、激しい足の動きに耐えられるような伸縮性のよいものをチョイスしてみて。また、軽いタイプのものなら足に負担がかかりにくく、怪我の防止にも。個々の足の形や走り方に合ったスニーカーがあるので、専門店の人に相談して熟考するべし!
【春】ランニングの服装《ポイント&お手本コーデ》
より快適なランニングを叶えるためにも、季節ごとの衣類調節は欠かせません。そこで、ここからは春夏秋冬それぞれの季節に適した服装のポイントとお手本コーデをご紹介していきます。まずは、肌寒さの残る春。通気性のよい薄手のブルゾンやパーカーで調節すると◎。
服装のポイント
- 基本のスタイル:【Tシャツ×ショートパンツ×タイツ】に薄手のブルゾンやパーカー
- 紫外線対策や花粉対策も忘れずに
▼基本のスタイル:【Tシャツ×ショートパンツ×タイツ】に薄手のブルゾンやパーカー
「Tシャツ×ショートパンツ×タイツ」に薄手のブルゾンやパーカーを羽織るのが、春の基本のランニングスタイル。日中は陽気な気候で過ごしやすい時期ですが、天気や時間によっては急激に冷え込む可能性も考えられるので、薄手の羽織りものはマストアイテムです。
▼紫外線対策や花粉対策も忘れずに
春の‟紫外線”をあなどることなかれ! 紫外線量は春から急激に増加するのでキャップを被るなどして、紫外線対策を万全に。花粉症の人で目が痒くなる人は、花粉対策用のゴーグルやサングラス等をかけると◎。ランニング用のマスクなどもあるのでぜひチェックしてみて。
お手本コーデ
▼基本のスタイルで爽やかに!
これぞ、春の基本のランニングスタイル! 色もベーシックカラーでまとめて、気負わないシンプルなコーデが大人女子にぴったり。リラックスしながら、爽やかにランニングを楽しめそう♪
▼最低気温が高いときは、タイツなしでもOK
温度差のある春だからこそ、羽織りものはマスト。撥水加工のブルゾンなら、ランニング中の急な雨にも対応できるのがうれしいポイント!最低気温が高い日はタイツなしでもO大丈夫ですが、足元の冷え対策を考えてミドル丈のソックスを穿いておくと安心。
【夏】ランニングの服装《ポイント&お手本コーデ》
日差しが厳しい夏は、とにかく汗をかきます。吸水速乾性に優れたウェアとキャップで充分暑さ対策を行うのが大切です。ボトムスはショートパンツだけでOK。ただ、脚を出すのに抵抗がある人や日焼けが気になる人は、通気性のよい薄手のタイツを準備してください。
- 基本のスタイル:【半袖Tシャツorノースリーブ×ショートパンツ】
- 吸水速乾性に優れたウェアとキャップを用意
服装のポイント
▼基本のスタイル:【半袖Tシャツorノースリーブ×ショートパンツ】
気温が高い上に、走ることで体温も徐々に上昇してくる夏のランニング。トップスは半袖Tシャツやノースリーブなど涼やかなデザインを選んで、身体の熱を外に出す工夫を行ってください。
▼吸水速乾性に優れたウェアとキャップを用意
夏のランニングは、汗でウェアがぐっしょり濡れてしまうこともしばしば。乾きにくい素材だとベタベタ感が長時間残るため、不快感も倍増。吸水性と速乾性を兼ね備えたウェアとキャップを選んで、暑い夏のシーズンでもできるだけ快適に走りましょう!
お手本コーデ
▼鮮やかなピンクのセットアップが大人かわいい
ブルゾンとショートパンツのピンクのセットアップで、大人かわいいをGET! キャップとスニーカーは引き締めカラーの黒をチョイスすると、鮮やかなピンクもほどよく落ち着きます。
▼ キャップでおしゃれに暑さ対策
暑い時期のランニングにはキャップが必須。キャップに合わせてTシャツも白で合わせれば、涼しげな印象に! シューズの色で遊べば、自然とやる気もアップするかも。
▼ノースリーブトップスは腕まわりが快適♪
腕まわりの快適さを叶えるノースリーブトップスに、薄手のタイツを合わせて美体型をつくって。ネオンカラーがアクセントになったスニーカーを添えて、アクティブなムードをさらにアップ。
【秋】ランニングの服装《ポイント&お手本コーデ》
秋は春同様、通気性がよく軽い着心地のパーカーや薄手のジャケットをプラスするのがおすすめ。また、だんだんと秋が深まってくると欠かせないのが「冷え対策」。防風対策ができる保湿性の高い羽織りものにチェンジして。
服装のポイント
- 基本のスタイル:【Tシャツ×ショートパンツ×タイツ】にパーカーや薄手のジャケット
- その日の気温に応じて羽織りものをチェンジ!
▼基本のスタイル:【Tシャツ×ショートパンツ×タイツ】にパーカーや薄手のジャケット
基本のスタイルは春と同じ。その日の最高気温・最低気温に合わせて、Tシャツを半袖にしたり長袖にしたりするなど、トップスの袖の長さで微調整を行ってください。 残暑が残る初秋頃は、夏に使用していた薄手のタイツでもOK。
▼その日の気温に応じて、羽織りものをチェンジ!
秋が深まるにつれて気温も下がっていくので、羽織りものをパーカーや薄手のジャケットから、防風対策ができる保湿性の高い羽織りものにチェンジすると◎。季節の変わり目は寒暖差も激しいので、ランニングをする前に必ずその日の最高気温・最低気温をチェックしておきましょう。
お手本コーデ
▼シアー素材のウインドブレーカー
シアー素材のウインドブレーカーは、下のトップスしだいで長期間活用できちゃう優れもの。優しげなピンクの長袖Tシャツを着てさりげなく透けさせると、こなれ感抜群の装いに。
▼ナイロンジャケット×耐水性パンツ
風を通しにくく、防寒性に優れたナイロンジャケット。七分丈で動きやすい耐水性パンツとの組み合わせなら、徐々に冬へと向かう秋の終わりの季節でも快適にランニングが楽しめます♪
【冬】ランニングの服装《ポイント&お手本コーデ》
12月上旬は秋に着ていた薄手ジャケットでも走れますが、1月や2月の真冬に入ると、身体が冷えすぎてしまう心配が。保温性が高く、防寒・防風対策のしっかりしたウインドブレーカーを羽織るようにしましょう。
服装のポイント
- 基本のスタイル:【長袖Tシャツ×ショートパンツ×厚手タイツ】に厚手のジャケット
- 手袋などの小物を活用して、しっかりとした防寒防風対策を
▼基本のスタイル:【長袖Tシャツ×ショートパンツ×厚手タイツ】に厚手のジャケット
身体を動かすとはいえ、寒さの厳しい冬のランニング。厚手のタイツと厚手のジャケットは必須アイテム。厚手のジャケットは、できるだけ防寒・防風対策のしっかりしたものを選びましょう。夜に走る人は、暗闇のなかで発光するものを選ぶと安全。
▼手袋などの小物を活用して、しっかりとした防寒防風対策を
早朝や夜間、雪の日のときなど、場合によっては基本のスタイルだけでは冷えに対応できないことも。手袋やネックウォーマーなど、暖かい小物をプラスして寒さ対策を万全に行いましょう!
お手本コーデ
▼防寒力の高いスポーツジャケット
防寒ばっちりなスポーツジャケットは、袖口の伸縮性も高くノンストレス。トップスの色と合わせたレギンスで統一感を意識すると、ワンランク上の着こなしに。
▼暗闇で発光するジャケットなら、夜のランニングも安心!
キャッチーなピンク色をところどころに散りばめてテンションを高めて♪ こちらは、防寒・防風加工だけでなく、暗闇のなかで発光する蓄光パーツが使われているので夜のランニングにも最適です。
▼ボア&ナイロン製のパーカーで寒さを吹き飛ばして
ボア&ナイロン製のパーカーなら、寒さの厳しい季節のランニングにぴったり。足元は吸水性の高いスウェットパンツを合わせれば快適。
【時間帯別】朝・夜ランニングの服装選びのポイント
ランニングをするときに、朝と夜では違うアイテムを採用するのがおすすめ。例えば、気温の変わりやすい朝には温度調整が可能なアイテムを取り入れたり、一日を始めるためのテンションを上げてくれるファッション感度の高いものを取り入れたりしてみて。夜には、暗さ対策ができるものを取り入れて、事故を防止するのがおすすめ。
【朝ランニング】防寒対策とテンションの上がるウェア選びがポイント
▼腰に巻くこともできる薄手のアウターはマスト
気温が下がりやすい朝は、薄手のアウターを羽織って温度調整すると◎。薄手の軽いものなら腰に巻いても邪魔になりません。デザイン性に優れたものや、明るい色のものを選べば自然とテンションも上がるはず!
【夜ランニング】とにかく暗さ対策が重要!
▼明るい色、リフレクター機能搭載の服を選ぼう
暗い夜道でランニングをするのは、事故につながる可能性もあり、何かと危険なもの。暗闇に溶け込まないような明るい色を取り入れたり、リフレクター機能のあるウェアを選んで危険を防止して。
UNIQLO(ユニクロ)を使ったランニングの服装
初めから高いスポーツウェアを買い揃えるのは時期尚早かも……。そんな初心者の人におすすめなのが、UNIQLO(ユニクロ)が出している‟スポーツユーティリティウェア”。機能性が抜群な上にどれも手に取りやすい価格帯なので、気軽にランニングウェアを揃えることができます。
伸縮性と速乾性を兼ね備えたジョガーパンツ
驚異の伸縮性と速乾性であらゆる運動をサポートしてくれる、ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツを使った基本のランニングコーデ。身につけるだけで元気が出そうなイエローのスニーカーをアクセントに添えて。
コットン素材のベーシックTシャツ
コットン素材のTシャツをランニング用として活用! こちらは‟スポーツユーティリティウェア”ではありませんが、吸水性・吸湿性に優れているコットン素材を使用しているため機能性も文句なし。タイツ×スニーカーと合わせたミニマムなランニングコーデ。
【あると便利!】ランニングアイテム
基本のランニングウェアがわかったら、あると便利な「プラスα」のアイテムをご紹介。それぞれの特徴を押さえて、ランニングの質をアップ!
キャップで紫外線対策
紫外線対策になるだけでなく、直射日光を遮るので熱中症や熱射病対策にもなるキャップ。ファッションの観点からも、コーデのポイントになってくれるので、ひとつ持っておくと便利。
耐水性パーカー・パンツで雨対策
雨に備えて耐水性のある上下をそろえておくと、とっても便利。目を引く柄アイテムを取り入れて、雨の日の憂鬱な気分を吹き飛ばして。
ランニングポーチで身軽に走ろう
ランニング中の急な連絡に対応したり、気持ちを上げるために音楽を聴きたかったりする人に欠かせない携帯。収納に困る携帯は、専用のウエストポーチがあれば便利。他にも、家の鍵を収納するためのミニポーチなどがあるので、お気に入りを見つけてみて。
スポーツサングラスで目を守ろう
紫外線から瞳を守り、視界をクリアにしてくれるので、何かと便利なスポーツサングラス。周囲の視線が気になる人も、サングラスでカバーすることができるので取り入れてみては?
ランニング用靴下で足への負担を軽減
足底を上げる快適フィットで、ランニングやウォーキング時の足への衝撃を吸収します。汗をかくランニングには、吸汗速乾・抗菌防臭機能もある靴下なら、なおよし。
ランニングウォッチで計測しよう
走った距離や心拍数だけでなく、消費カロリーや睡眠の計測、ミュージック機能まで搭載されているものもあるランニングウォッチ。アプリと連携させれば、日々の計測がより楽しくなることまちがいなし!
ボトルポーチで水分補給をしっかりと
ランニング前後だけでなく、走行中も水分補給は大事。ボトルポーチであれば体にフィットするので、走行中もペットボトルを取り出して水分補給ができます。スマホや小銭入れなど、ちょっとした小物を入れられるのものもあって◎