
怒らない人になりたい。特徴や心理などを知って理想に近づこう
ついイライラして怒ってしまい、そんな自分がイヤになってしまうことがあるのではないでしょうか。怒らない人になるにはどうしたらよいのでしょうか?怒らない人の特徴や心理を解説します。上手に感情をコントロールし、怒らない人に近づきましょう。
ついついイライラしてしまう…
自分の感情がコントロールできなくて、いけないと思っていてもイライラして周りにあたってしまうことがありませんか?
自分だって怒りたくて怒っているわけじゃないのに、どうしても恋人や友達の些細な態度が気になって責めてしまったり、職場での理不尽な要求に怒りが爆発してしまったりすることがあるかもしれません。
怒ってしまったことに対して自己嫌悪に陥り、今度はまた自分に対してイライラするという悪循環になっていませんか。
上手に感情をコントロールしよう
自分の感情をコントロールするというのは、とてもむずかしいことのように感じる人もいるでしょう。
しかし実際は、怒りの感情をコントロールすることは、そんなにむずかしいことではないのです。
怒りの感情にただ飲み込まれるのではなく、それをどう扱うかということがポイントです。まず、『感情』と『思考』を切り離して考える癖をつけましょう。そして、そもそも思考をポジティブなものに変えること、他人に過度な期待をしないことなどがイライラする機会を抑えるコツです。
考え方一つで、イライラも怒りもすっと消えてなくなることもあるのです。まずは、「怒りの感情はコントロールできる」ということを知りましょう。
怒ることのデメリットは?
『怒る』ことには、多くのデメリットがあることを知っていますか?
怒った相手との関係を悪くしてしまう可能性だけでなく、実は体にも直接影響するのです。怒っている最中は怒りに飲み込まれている状態なので、そこまで考えられないでしょう。
しかし、怒るという行動にはさまざまなデメリットがありますので、ぜひ知っておきましょう。
相手との関係性が悪くなる
まずは、自分が怒られているところを想像してみてください。それが理不尽なものだとしても、自分のミスなどによるものだとしても、どちらにしても気分が悪くなるのではないでしょうか。怒られてうれしい人はいないでしょう。
イライラして怒る人は、人間関係を悪化させることが多いのです。怒られた相手は、怒った人のことをうらみがましく思うでしょう。
さらに怒ったあとにフォローもない場合は、その関係がそのあとよいものになる可能性はないと言えます。
怒ることは体にもよくない
怒ることは、体に直接的な影響を与えることが知られています。
怒っているとき、体は興奮状態なので、心拍数と血流が上がり、血圧が一気に上昇するのです。急に血圧を上げることが体によくないことは、誰でもわかるのではないでしょうか。血圧が一気に上がると、脳卒中や心筋梗塞のような病気のリスクが上がります。
また、怒りは老化の原因となる活性酸素を体に発生させます。よく怒る人は、老化を早めてしまう可能性があるのです。
怒らない人の特徴や心理
怒りは人間関係を悪化させ、体にも悪影響があるということを紹介してきました。怒らない人になりたい、と思った人も多いのではないでしょうか。
では怒らない人たちはどんな特徴を持ち、どんな心理的傾向があるのか見ていきましょう。
優しく穏やかな平和主義
怒らない人は、優しく穏やかな性格の人が多いです。強すぎる主張などもなく、相手の立場を考え、相手に合わせられる人と言えるでしょう。
誰かと衝突することを避けたいと思っているので、怒りを覚えるようなことがあっても、そっと胸にしまうことができます。人の悪口を言ったり、誰かの失敗を責めたりすることもないため、まわりの人から好かれるでしょう。
自分が平和主義でいることで、周囲も自然と穏やかなものになるのです。
論理的な思考ができる
誰かに対して怒るというのは、相手に感情をぶつけることにほかなりません。他人に感情をぶつけても意味がないと考える、論理的な思考を持つ人は、怒らない人と言えます。
相手に何かわかってほしいことがあるなら、もっと効率的な方法があると考えるのです。そのため、理不尽に誰かを怒るということがありません。
まったく生産的ではないからです。そこにある問題を解決するためには、論理的に考えることを選択するでしょう。
細かいことが気にならない
怒りっぽい人は、実は繊細な人であるとも言えるのです。
繊細であるがゆえに、小さなことが気になってしまいます。また、繊細なのですぐ傷ついてしまい、傷つけた相手に怒りをぶつけてしまうのです。
怒らない人というのは、細かいことを気にしない性格の人が多いでしょう。心がおおらかで広いため、たいていのことは受け入れてしまい、気にしません。このタイプの人たちにとっては、自分の周囲に怒りの原因となるものを探すほうがむずかしいのです。
他人にあまり興味がない
怒らない人は、実はそんなに他人に興味がない人なのかもしれません。どんなにイライラしていても、初対面で自分にまったく関係のない人に、いきなり怒りをぶつける人は少ないですよね。
怒らない人にとっては、初対面の人も、自分の周囲の人も、あまり変わらないと考えています。他人に怒りをぶつけるという選択肢が自分の中にないため、たとえ相手が怒っていても、サラリと流せてしまうのです。
普段怒らない人が怒ると怖い?
怒らないと思っていた人が、突然怒ると怖いですよね。
いつもは怒らない人なのに突然怒り出した場合、普段はコントロールできていた感情が、何かのきっかけで爆発してしまったということです。怒り慣れていない上に、爆発している状態のため、怒りに限度がない可能性があるので要注意です。
怒らない人になりたいなら
いつも穏やかで、平和な気持ちで毎日を過ごしたいと思う人は多いのではないでしょうか。
ついイライラして怒ってしまう自分を卒業して、怒らない人になりたいときは、どうすればよいでしょうか? ポイントをいくつか解説します。
ポジティブ思考になろう
イライラして怒りやすい人は、繊細で細かいことが気になってしまいます。
怒らない人になるためには、小さなことをなるべく気にせず、すぐ切り替えられるようになることが大事です。
そのためには、ポジティブな思考を身につけるとよいでしょう。
嫌なことや辛いことは、なるべく楽観的にとらえ、前向きに考えるようにしてみましょう。自分の内面に嫌なことを受け入れすぎず、嫌なこと・辛いことに対して少し距離を置いて分析したり、感情ではなく理性で受け止めると、ポジティブな思考に切り替えることもしやすくなります。
ものごとをおおらかにとらえ、怒らない人を目指しましょう。
他人へ価値観を押し付けない
心理的には、怒るということは、実は何かを期待しているということなのです。その期待していたものが得られなかったとき、人は怒ります。ということは、怒らない人になるには、他人へ過度の期待をしないということが必要になってきます。
他人を変えることはできません。自分のものごとのとらえ方、感情の処理の方法などを変えて行く方がずっと現実的です。
人はそれぞれ違う価値観を持っているものです。そのことを受け入れ、自分の価値観を押し付けて相手が変わることを期待するのを止めましょう。
まとめ
いかがでしたか? ついイライラして怒ってしまうということは、誰にでもあることです。
怒らない人になりたいなら、怒ることのデメリットを理解し、ポジティブにものごとをとらえるようにしていきましょう。
他人を変えようとせず、人に期待を押し付けず、周囲も自分も穏やかに平和に過ごせるようになるといいですね。
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