ワイドパンツコーデ【5つのポイント】
- 【春夏】は色・柄・素材で軽さを意識
- 【秋冬】はアウターとのバランスが鍵
- 【20代~30代】はトレンドアイテムとMIX
- 【40代~50代】はスタイルアップ効果の高いデザインを
- 【靴】はチラ見せがGOOD
1)【春夏】は色・柄・素材で軽さを意識
ワイドパンツは布面積が広いので、そのデザインが強く主張されがち。季節感に合うような色・柄・素材を選んで。白×ネイビーのストライプ柄なら夏でも涼しげ。トップスはコンパクトなネイビータンクトップでまとめて。
2)【秋冬】はアウターとのバランスが鍵
秋冬は、ボリュームのあるワイドパンツとバランスのよいアウターを選びたい。基本的に、ライダースのようなショート丈のジャケットでない限り、オーバーサイズのアウターを合わせるのが今っぽいと覚えておいて。
3)【20代~30代】はトレンドアイテムとMIX
ニットのワイドパンツにパーカーとCPOジャケットを合わせた、トレンド感たっぷりのコーデ。流行アイテムを取り入れて、ワイドパンツのこなれたスタイルを楽しもう。
4)【40代~50代】はスタイルアップ効果の高いデザインを
ワイドパンツは元々美脚効果の高いアイテムだが、センタープレスされていたり、ハリのある素材を選ぶと、よりスタイルアップが期待できる。写真はブラウン系のグラデーションで仕上げた、スッキリとした佇まいのコーデ。
5)【靴】はチラ見せがGOOD
ワイドパンツコーデがこなれて見えるかどうかは、パンツの「丈」で決まる。昨今はフルレングスのワイドパンツがトレンドなので、靴はチラッと見える程度がオシャレ。
【春夏】のワイドパンツコーデ例
春夏にぴったりのワイドパンツを使ったコーデ例を見ていきます。トップスや小物の合わせ方、パンツの素材や色の選び方しだいで、グッと季節感の出る着こなしに。
春
▼アイボリーパンツ×白ケーブル編みカーディガン
コーデュロイのワイドパンツにケーブルニットカーディガンを羽織ったゆるコーデを白でまとめて春っぽく。ストラップサンダルと少しのぞかせた肩が女らしい。
▼白パンツ×ライダースジャケット
白のワイドパンツ×ライダースジャケットで上半身をコンパクトにまとめたモノトーンコーデ。白の分量を多くして春らしく軽やかに。ツヤのあるエナメルショートブーツが、モノトーンコーデのアクセントに。
▼黒インナー×トレンチコート
春の定番トレンチコートのインナーは、黒トップスと黒ワイドパンツを合わせてシックに。白スニーカーとバッグのおかげで、重見えとは無縁。
▼ワイドチノパンツ×白ワイドシャツ
白シャツとチノパンツで作った、春にぴったりな爽やかコーデ。シャツもパンツもワイドなシルエットだが、シャツが短め丈なのでスッキリ。カンカン帽、シルバースニーカー、ネットバッグなどお気に入りのアイテムで気分を盛り上げて。
▼濃紺パンツ×ベージュケーブル編みカーディガン
ベージュのケーブル編みカーディガンは、流行のニュアンスカラーでまとめるのも素敵だけれど、濃紺のワイドパンツと合わせると何だか新鮮。きちんと感のある黒小物を合わせて脱・マンネリ。
夏
▼チノパンツ×白ノースリーブTシャツ
ワイドチノパンツに首の詰まった細身のノースリーブ白Tを合わせると、スポーティーながらも洗練された印象に。シンプルなアクセを散りばめて、手抜き感を払拭。
▼ベージュパンツ×黒Tシャツ
ベージュのワイドパンツは、ボクシーな黒Tシャツの裾を出してラフにスタイリング。シンプルなモノトーンコーデに、赤いサンダルと黒縁めがねが可愛い!
▼ミントグリーンパンツ×白ニット
ミントグリーン×白の爽やかな色の組み合わせが暑さを吹き飛ばしてくれそう! 白Tとアイボリーのニットベストを重ね着することで、オシャレ感度の高い装いに。足元はTシャツとリンクする白パンプスがベスト。
▼黒パンツ×白カットソー
ハイウエストの黒ワイドパンツは、脚長効果が絶大。ウエストにリボンがついたデザインなので、トップスはシンプルなカットソーを合わせて。
【秋冬】のワイドパンツコーデ例
ワイドパンツに合わせるアウターやニットは、パンツのシルエットをつぶさないような、ゆったりしたデザインを選んでみて。全身を暗い色でまとめるときは、アクセントカラーを足したり、抜け感を作ったりすると◎。
秋
▼ブラウンパンツ×ダスティピンクニット
ダボッとしたマニッシュなパンツに、ダスティピンクのふんわりニットを合わせて甘辛MIX。パンツと一体化するブラウンパンプスや、秋らしいグレンチェック柄のクラッチバッグでおしゃれ感度を高めて。
▼ベージュパンツ×ケーブル編みニット
ベージュのニットパンツにアイボリーのケーブル編みニットを合わせた、温かみを意識した着こなし。長めベルトでウエストマークしたスタイルが今っぽい。
▼黒インナー×ブラウンコート
黒の上下にコーデュロイのブラウンコートを羽織っただけのマニッシュなスタイル。遊び心のあるチェック柄スニーカーでフィニッシュ。
▼白パンツ×茶色シャツワンピース
シャツワンピとワイドパンツを、白と茶色でスタイリング。インに着たニットとブーツをベージュでリンクして、もたつきがちなシルエットをすっきりまとめて。
▼チェック柄パンツ×茶色トレンチコート
グレンチェックのワイドパンツにトレンチコートを颯爽と羽織って、イイ女風な着こなしに。存在感のあるコートとボトムスなので、ノーアクセでも手抜き感ゼロ。
冬
▼ピスタチオ色パンツ×ベージュCPOジャケット
ピスタチオ色のワイドパンツを主役に、茶色とベージュで仕上げたスタイル。CPOジャケットは、ちょっと襟抜きするだけでグッと今っぽい雰囲気に。
▼ライトグレーパンツ×オフホワイトボアジャケット
ライトグレーのワイドパンツを、オフホワイトのボアジャケットとブーツでサンドイッチ。グレージュのインナーでさりげなくメリハリをつければ、洗練されたリラックススタイルが完成。
▼チェック柄パンツ×ベージュピンクコート
暗い色が多くあふれる冬、白とピンクベージュでまとめてみんなの視線を集めてみては。チェック柄のワイドパンツが着こなしのアクセントとなり、キレのある仕上がりに。
▼水色スカーフでアクセントをプラス
チェック柄のワイドパンツ、ノーカラーコート、バッグをトーンの異なる茶色でそろえたグラデーションコーデ。アクセントにした鮮やかな水色のストールがエッジィな雰囲気を高めてくれる。
▼スリット入りのトップスで抜け感をプラス
正面にスリットがあるトップスをワイドパンツに合わせると、縦にアクセントが入り、メリハリのあるスタイルに。重くなりがちな黒×グレーの組み合わせも、スリットから白Tを見せることで、スッキリと垢ぬける。
【20代~30代】にオススメなワイドパンツコーデ
インパクトのあるトップスと組み合わせたり、肌見せをしたりして、遊び心のあるスタイルを作るのがおすすめ。トップスの裾は入れても出してもOK。その時々の気分で着こなして。
茶色パンツ×シースルートップス
セクシーなトップスを嫌味なくおしゃれに見せてくれるのがワイドパンツ。透けて見えるキャミソール、バッグ、靴を黒でまとめて辛口度をアップ。
デニム×ノースリーブ白Tシャツ
露出は少ないのに“美人スタイル見え”が叶うワイドパンツ。白のノースリーブTシャツ×デニムも、こなれシルエットになること間違いなし! ストラップサンダルとネットバッグでリラックスムードを盛り上げて。
チノパンツ×黒オフショルダートップス
ハリのあるワイドチノパンツは瞬時にスタイルよく見せてくれるので、1本持っていると重宝しそう。黒のオフショルダートップスを合わせると、グッと女度がアップ。
チノパンツ×スウェット
ワイドチノパンツのコーデがマンネリしがちなら、オーバーサイズのスウェットをインしてみて。こっくりした茶色のショートブーツを合わせれば、グッとこなれた印象に。
茶色パンツ×ニットワンピース
体型カバーも今っぽさも手に入る、ワイドパンツ×ロングワンピースの組み合わせ。アイボリーのワンピースに合わせるパンツと靴は、茶色で統一してすっきりと。サイドスリットについたボタンがのっぺり見えを回避してくれる。
黒パンツ×ビビッドカラートップス
着ているだけで元気の出そうなショッキングピンクのニットに黒のワイドパンツを合わせた、コントラストを楽しむコーデ。ベレー帽やスニーカーでチャーミングな要素をプラスして。
くすみピンクパンツ×アイボリーキーネックニット
くすみピンクのコーデュロイワイドパンツには、ケーブル編みのキーネックニットを合わせて可愛く! 定番の白「コンバース(CONVERSE)」スニーカーで爽やかにフィニッシュ。
黒パンツ×カーキノーカラーシャツ
黒のワイドパンツとカーキのノーカラーシャツで、メンズライクにスタイリング。小物もベースボールキャップやユニセックスなサンダルなど、ハンサムライクなものを合わせて、とことん辛口に。
ダークカラーデニム×袖コンシャスシャツ
袖コンシャスなブラウス×ダークカラーワイドデニムのキレイめなコーデには、シンプルなストラップサンダルをなじませて。トップスが主張の強いアイテムなので、イヤリングとバッグを茶系でまとめると洗練度がアップ。
【40代~50代】にオススメなワイドパンツコーデ
ワイドパンツはその素材やデザイン、合わせるトップスによっては「もっさり見え」に陥ってしまうかも。体型が気になる世代は、スタイルアップを意識しつつコーデを楽しんで。
ワイドパンツ×深スリット入りワンピース
体型カバーをしながらもおしゃれに見える、ワイドパンツ×ワンピースのコーデ。ワンピースは深くスリットが入ったタイプを選び、リネン混など素材にもこだわると、スッキリ見えて◎。パイソン柄のビーチサンダルや、太めバングルがピリッとしたアクセントに。
縦ラインを作るロングジレ
ベージュのワイドパンツ×白タンクトップに、紺のロングジレを重ねて作った縦ラインは、スタイルアップ効果抜群。足元はビーチサンダルでカジュアルに仕上げて、大人の余裕を感じさせる着こなしに。
ワントーンコーデは異素材を組み合わせて
ワイドパンツを使ったニュアンスカラーコーデは、異素材の透かし編みニットを合わせて着こなしにリズムをつけて。長く垂らした細ベルトも縦のラインを強調するので、美脚効果が加速。
落ち感のあるパンツ×キャップスリーブTシャツ
リネン混の落ち感が魅力のワイドパンツは、下半身のすっきり見えを実現。ノースリーブよりも肩を華奢に見せてくれるキャップスリーブTシャツをインしたら、ノーブルな夏の装いが完成。
セットアップをラフに着崩して
ハンサムなカッコよさを演出できる、ワイドパンツとジャケットのセットアップは、1着持っていると着まわせて便利そう。白Tと白スニーカーだけでシンプルに気だるく着こなした、ハンサムコーデが新鮮!
ワイドパンツ×パーカーは茶系でまとめて
流行のパーカーにワイドパンツを合わせたコーデは、茶系でまとめると大人っぽい仕上がり。白のスニーカー、バッグ、インに着たTシャツでしっかり抜け感を作ることが大事。
【靴】とワイドパンツの関係
ワイドパンツの着こなしを今っぽく見せたいなら、「地面ギリギリのフルレングス」がオススメ。靴がパンツのすそから全部出ないように気をつけて。細部にまでこだわり、旬のシルエットを手に入れよう。
デニムパンツ×黒ローファー
デニムワイドパンツは地面すれすれの丈にして、黒のローファーはつま先がちょっと見える程度に。大きめカーディガンを合わせたゆるコーデは、パンツの丈感によってこなれバランスを完成させて。
グレーパンツ×白スニーカー
こちらはスニーカーにワイドパンツを合わせたグレーのワントーンコーデ。やはりパンツはフルレングスをキープし、ちらりと見せた白スニーカーと白バッグで小気味よい抜け感を。
茶色パンツ×ベージュパンプス
ヒールの高い靴にワイドパンツを合わせる場合も同様に、靴はチラ見せ程度をキープしたい。靴のかかとが隠れているのが望ましいのでチェックしてみて。
茶色ニットパンツ×ベージュパンプス
ニットのワイドパンツから、ほんの少しだけパンプスをのぞかせて。パンツが地面につくかつかないかの絶妙な丈が全体のこなれ感を左右。
プリント柄パンツ×厚底サンダル
厚底サンダルとワイドパンツの組み合わせは、脚長&着やせ効果抜群。この場合もやはり、サンダルのかかとがしっかり隠れるパンツの丈をキープして。
『ワイドパンツ関連記事』をまとめてCHECK!
ワイドパンツは、オールシーズン着回せる大人女子のマストハブアイテム。もっといろんなコーデが見たい! という方は以下の記事もCHECKしてみて。「トレンドを掴む、ワイドパンツのおすすめルック」を掲載しています。ぜひ、お気に入りのスタイルを見つけて、あなたらしいおしゃれを確立してみてくださいね♪