春のニットはいつまで着られる?春にニットはおかしい?
春といえど肌寒いことも多く、ニットが手放せない方も多いはず。でも「春にニットは季節感がなくておかしいかな?」と思ったことありませんか。結論から言うと、春にニットを着るのはOKです! ただし真冬に活躍するような厚みのあるニットは避け、軽やかな春ニットにシフトするのがベター。素材やデザインによっては初夏まで着られます。
春ニットの特徴と、秋ニットとの違い
- コットンやリネン素材が使われている
- ハイゲージで薄手のものが多い
- 春らしい色
コットンやリネン素材が使われている
一般的に、春ニットはコットンやリネンなどサラッと着られる素材で編まれています。お店に春物の服が並び始めたら、ぜひニットも手に取って確かめてみて。逆に、秋ニットはウールなど保温性の高い素材が使用されることが多く、見た目にも暖かそうなのが特徴。
ハイゲージで薄手のものが多い
ハイゲージニットとは、細めの糸で細かく編んだニットのこと。ハイゲージニットは薄手のものが多くスッキリとした印象なので、春にぴったりです。秋冬に着ていたニットも、ハイゲージのものであれば春に着回してもOK。
春らしい色
明るい色を選ぶと、さらに春らしさが増します。いろんな色をそろえて春コーデを楽しんでみて。
【人気色別】春ニットつくる旬コーデ
とくにカラーバリエーションが多いのが春ニット。ここでは、ニットの色別におしゃれなコーデ例を見ていきます。カジュアルもきれいめスタイルも春ニットにおまかせ!
ピンク
▼「ピンクニット×ブルージーンズ」で爽やかにかわいく
春といえばピンク! まずはシンプルにブルージーンズと合わせて、気負いなくさらりとピンクニットを着こなしたい。ギンガムチェックのバッグでさりげなく春気分を盛り上げて。
▼「ショッキングピンク×白レーススカート」で作るガーリースタイル
ショッキングピンク×白レーススカート×カゴバッグの組み合わせが春コーデのお手本のよう。レーススカートの下はジーンズ、足元はスニーカーで甘さを調節してみて。
▼「くすみピンクニット×ロングスカート」が大人かわいい
ピンクはかわいすぎるイメージだから着る勇気がない……という方には、こんなくすみピンクのニットがおすすめ。落ち着いた色合いの花柄ロングスカートとの組み合わせが大人っぽい。
イエロー
▼「ミモザイエローニット×白ティアードスカート」でフェミニンコーデ
元気いっぱいのミモザイエローニットとギャザーたっぷりなティアードスカートを合わせたフェミニンスタイル。白×鮮やかカラーのコーデは、白の分量を多くすると大人っぽく決まると覚えておいて。羽織りもののデニムジャケットで爽やかに引き締めて。
▼「透かし編みイエローニット×コクーン黒パンツ」でこなれた雰囲気に
透かし編みのニットにボリュームのあるタンクトップをレイヤード。ボトムスはメンズライクな黒のコクーンパンツを合わせてテイストミックスすると、こなれ感アップ。クリアバッグやクロスデザインサンダルなど小物のチョイスも抜かりなく。
ベージュ
▼「ベージュニット×ドット柄マーメイドスカート」は色数を抑えてシックに
ゆれる裾が愛らしいドット柄のフレアスカートが主役のコーデ。ニットはスカートのベースカラーと同じベージュでつなぎつつ、小物はドットの黒をリフレインして統一感を出し、カジュアルシックにまとめて。
▼「Vネックベージュニット×ピンクパンツ」でモードな大人ガーリースタイル
ほどよいサイズ感のベージュニットをくすんだピンクパンツにインした、大人っぽいガーリースタイル。ゴールドのストラップとヒールが印象的なサンダルで、ほんのりモードな要素を取り入れるのがおしゃれ上級者。
白
▼「白リブニット×デニムワイドパンツ」でスタイルアップ
鎖骨をきれいに見せるネックラインが女らしい白のリブニットは体に沿うデザインなので、ボトムスはワイドパンツが好バランス。地味な印象にならないよう、カゴバッグでアクセントをつけて。
▼「アイボリーニット×ピンクサテンパンツ」で華やかなオフの日コーデ
アイボリーニット×サテンピンクパンツで作った華やかなオフの日コーデ。ワッフルニットと白Tをレイヤードすることで、着こなしに奥行きを出すとGOOD。パイソン柄サンダルとシルバーバングルでスパイスを効かせて。
ミントグリーン
▼「リブニットカーディガン×テーパードパンツ」で女らしいシルエット
今季トレンドのミントグリーンはさまざまなボトムスと好相性。リブニットカーディガンはボタンを全部留めて、ベージュのテーパードパンツにインすれば、フェミニンな雰囲気に。全体をパッと明るくしてくれる白のバッグとミュールがベストマッチ。
▼「ミントグリーン×クラシックブルー」で最旬コーデ
ゆるカーディガンとマーメイドスカートのリラックスコーデ。ミントグリーン×クラシックブルーの旬な配色のおかげで、最高にフレッシュな装いへと変身! PVCバッグと白スニーカーで爽やかにフィニッシュ。
▼「ミントグリーンニット×サテンスカート」で艶っぽいリラックススタイル
センターの縫い目がポイントのミントグリーンニットとベージュのサテンスカート合わせが、シンプルなのに艶っぽくて女らしい。中に着たタンクトップの裾を出してレイヤードすると今っぽい雰囲気に。
▼「ミントグリーン×ピンク」の組み合わせで遊び心たっぷりに
ミントグリーンとピンクの主役級カラー同士をスタイリング。白Tと白パンプスでしっかり抜け感を出すのがポイント。サングラスも遊び心たっぷりな白フレームが見事なチョイス。
赤
▼「シンプル赤ニット×チノパン」でちょいガーリーなきちんとカジュアル
シンプルな赤のプルオーバーニットをメンズライクなチノパンにしっかりインすることで、端正な印象に。足元は白ソックス×ベルベットストラップシューズでガーリー要素をトッピング。
▼「赤カーディガン×ブルージーンズ」で大人かわいく
赤のカーディガンを使ってブルージーンズを大人かわいくスタイリング。ボタンは上半分を開けて白インナーをチラ見せし、抜け感と上品なセクシーさを手に入れて。
その他の色
▼「オレンジカーディガン×ベージュプリーツスカート」の淡いコントラスト
オレンジ×ベージュの淡いコントラストが春の日差しにぴったり。トップスはあえてインせず、カーディガンも大きめサイズをラフに羽織って、リラックスコーデを演出してみて。
▼「オリーブグリーンニット×グレージーンズ」でちょっぴり辛口に
セーターの上からカーディガンを肩がけしているように見える、技ありドッキングニット。オリーブグリーン×ライトグレーのクールな色合わせとは対照的な、華奢なストラップサンダルや遊び心のあるカゴバッグで、甘さをちりばめて。
▼マネしたくなる春の「オールブラックコーデ」
春にオールブラックコーデなんて……と敬遠しがちだけれど、こんな洗練されたスタイルならマネしたいかも! アンサンブルニットのゴールドボタンとレオパード柄バッグで華やなアクセントを添え、足元の素肌で抜け感を作れば、重見えとは無縁。
【アイテム別】春ニットのスタイリング例
最後に、ニット生地で作られた洋服をアイテム別にご紹介。ぜひいろいろな着こなしを楽しんでみて。
セーター
▼「ドルマンスリーブニット×ストレートジーンズ」でスタイルアップ
ドルマンスリーブのニットを使ったオールホワイトコーデ。ボトムスはハリのあるストレートジーンズでスタイルアップも狙って。ピスタチオカラーのパンプスが、春の差し色に最適!
▼「青緑色ニット×ブラウンスカート」が大人っぽい雰囲気
青緑色×ブラウンの組み合わせが落ち着いた大人の雰囲気。セーター以外はブラウンで統一し、バッグ、スカート、靴を絶妙にグラデーションすることでコーデに奥行きをもたせて。
▼「キャメル×オリーブグリーン」の洗練された配色が決め手
ボートネックニットをミディ丈タイトスカートにインしただけのシンプルコーデ。キャメル×オリーブグリーンの洗練配色のおかげで、瞬時におしゃれな雰囲気に。ニットと色をリンクさせたスニーカーでヘルシーにまとめて。
カーディガン
▼「Vネックニット×カラーパンツ」でモテコーデ
Vネックカーディガンは、ボタンをすべて留めて1枚で着ると女らしい印象に。ラベンダーピンクのパンツに合わせればモテコーデの完成。
▼ユニクロのカーディガンを肩がけしたパリっぽいスタイル
カーディガンの袖を通さずに肩がけするのは、おしゃれ上級者の定番テク。ボーダーT×グレージーンズの組み合わせが、どこかパリっぽい着こなし。パンチの効いたシルバーアクセサリーを散りばめて。
セットアップ
▼「リブニットセットアップ×ライダースジャケット」で甘辛ミックス
ニットアップとも呼ばれる、ニット素材のセットアップは、着るだけで即おしゃれに見えるので忙しい朝の強い味方。くすみピンクのリブニットアップは体のラインが引き立つ色っぽいアイテムだけに、クールなライダースジャケットとショートブーツで引き算するのが正解。
▼「ロングカーディガン×パンツの透かし編みセットアップ」で上品コーデ
黒のロングカーディガンとニットパンツのセットアップも、透かし編み素材なら軽やかな仕上がりに。エレガントな大きめバッグがコーデの引き締め役。
▼女っぽい「白ニットのセットアップ」を着崩して
白のVネックセーターとロングフレアスカートの女らしいセットアップは、裾を出して着るとリラックススタイルに。白と合わせたベージュの小物で知的に引き締めて。