ブラウスとシャツの違いとは?
- シャツは綿などしっかりした素材が多く、きれいめやマスキュリンなスタイルにおすすめ
- ブラウスは絹やポリエステルなどやわらかい素材が多く、フェミニンやフラッフィーなスタイルにおすすめ
どちらとも一枚できちんと感を演出できるトップス。大きな違いはテイストが違うことで、シャツはメンズライクなコーデに、ブラウスはフェミニンなコーデに最適! なぜこのような違いがうまれたのか、それぞれのデザインの種類とともに詳しくみていきましょう。
ブラウスとは?
![ブラウスとは?の画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/af9f0c49890f43e19835e9d78a99d1f2.jpg)
ブラウスはもともと、一枚で着られる上着として作られていました。そのため、デザイン性に優れているものが多く、絹などのやわらかい素材を使用しているのが特徴です。ブラウスのなかでも、丸首で襟がなくゆったりしたデザインの「スモック・ブラウス」や、セーラー服のような型の「セーラー・ブラウス」など、いくつかの種類に分けることができます。またシルエット、袖や襟の有無、装飾の量は物によってさまざまです。以上をまとめるとブラウスは、「一枚でコーデを女っぽくすることができるアイテム」だといえます。
ブラウスの種類(一例)
▼フリルブラウス
![フリルブラウスの画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/f9dc61b8dc39f7b01de55e87bda6da1c.jpg)
首元や袖にフリルがあしらわれているブラウス。首や腕が細く、華奢に見えるのでコーデに女性らしさを出したいときにぴったり。上からニットやトレーナーを重ねて、フリルを付け襟のように見せるのもオススメ。
▼シャーリングブラウス
![シャーリングブラウスの画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/ccc06b2deefd6f509d0d4dab1c83ec16.jpg)
ブラウスの襟や袖、ウエスト部分のみを縫い縮め、ベルト状にしたもの。首や袖が詰まっていると上品な印象になるので、大人カジュアルなコーデはもちろん、きれいめコーデでも活躍することまちがいなし。
▼シャツ・ブラウス
![シャツ・ブラウスの画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/d0e94495daf6792ce37c7354834b61fe.jpg)
襟付きで一見シャツのようですが、シャツよりもやわらかく、素材で変化を楽しめるブラウス。羽織りとしても使えるほか、一枚だとフォーマルなシーンにも合わせられる優秀な一着。
シャツとは?
![シャツとは?の画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/97b91bc6c273c1673cea740232fe04e1.jpg)
シャツはブラウスと違い、上着としてではなく、男性用の肌着として作られたものでした。しっかりとした綿ベースの素材に襟が付いているものが多く、硬めの生地感が特徴です。写真のように一般的にシャツと呼ばれる「レギュラーカラーシャツ」や、襟元がボタンで留められている「ボタンダウンシャツ」などに分類することができます。フォーマルな場に最適で、ボトムスとの合わせ方によってはカジュアルに着崩すことも可能。以上をまとめると、シャツは「襟付きが多く、一枚でコーデをキレイめにするアイテム」だといえます。
シャツの種類(一例)
▼スキッパーシャツ
![スキッパーシャツの画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/b9fa32129dd7e315ef4067e5531814c3.jpg)
Vネックのトップスに襟をつけて重ね着のように見せるシャツ。首元が詰まっていないので、キレイめだけでなく大人カジュアルなコーデとも相性抜群です。襟抜きになっているものを選べば、自然とこなれ感たっぷりのコーディネートに。
▼タイプライターシャツ
![タイプライターシャツの画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/3df9b66553e7db7a3339efba056d3a65.jpg)
タイプライターは綿を高密度で織った生地のこと。薄手で軽量であるにも関わらず、頑丈だから安心して一枚で着られます。あえてオーバーサイズを選んでゆったりと着こなすのが今っぽ気分。
▼クレリックシャツ
![クレリックシャツの画像](https://cdn.mine-3m.com/asset/image/58c90bdd44ca73782fcfebcd4e89b798.jpg)
襟やカフス部分のみが白無地になっているシャツ。ボタンを上まで留めてもカッチリしすぎず、ルーズすぎないバランスのいいコーデに。ニットやカーディガンとのレイヤードも楽しめるアイテム。
【ブラウス】で女度を上げる
女っぽさを足してくれるブラウス。コーデに取り入れるときは、全体が甘くなりすぎないように他のアイテムで調節すると失敗しません。デザインコンシャスまたは柄付きのブラウスは、シンプルなボトムスと合わせてブラウスを主役にするのが◎。
大人カジュアルに着こなす
▼チュールブラウス×デニムパンツ
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チュールスリーブのブラウスを、デニムにタックインした大人カジュアル。チュールブラウス初心者でも、甘すぎない「袖だけチュール素材」の黒なら取り入れやすい。バッグは遊び心のあるものを選んで脱シンプルコーデに。
▼黒ブラウス×くすみピンクパンツ
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デザインコンシャスな黒いブラウスに、キレイめなパンツを合わせたスタイリング。パンツにくすみピンクを選べば、コーデがコンサバにならず洗練された印象に。かごバッグで適度にハズすのもお手本にしたい。
▼リネンシャツブラウス×リネンパンツ
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リネン素材のシャツブラウスと、同素材のパンツで統一感◎なコーディネート。きちんと感のあるシャツブラウスをタックインすることで、上下ゆるい素材でもメリハリのある仕上がりに。
▼抜き襟ブラウス×デニムパンツ
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こなれ感をアップさせてくれる抜き襟ブラウスに、ミディアムウォッシュデニムを合わせれば、気取らない雰囲気にブラッシュアップ。足元はかっちりしたローファーをチョイスすると、コーデ全体が引き締まってルーズさを軽減してくれる。
▼黒ブラウス×チェックワイドパンツ
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黒いブラウスはどんなボトムスにも合わせやすいから、一枚持っておくと便利。カジュアルになりがちなワイドパンツも、グレンチェック&ハイウエストのものを選べば、キレイめコーデとも相性バツグン。
▼刺しゅうブラウス×チェックフレアスカート
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落ち着いたネイビーの刺しゅうブラウスに、チェックのフレアスカートを合わせた大人の女性らしいコーデ。フレアスカートに合わせるブラウスは、タックインするか高い位置でウエストマークされているものを選ぶのが正解。
▼白ノースリーブブラウス×デニムパンツ
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爽やかな白ノースリーブのブラウスに生デニムを合わせた、女性らしさとカジュアルな雰囲気がマッチしたスタイル。小物のカラーを合わせるだけで、手軽にまとまり感のあるコーデに格上げできます。
レトロに着こなす
▼レオパード柄ブラウス×チノパンツ
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透け感のあるレオパード柄のブラウスを主役に、ボトムスや小物はひかえめにまとめた好バランスなスタイル。ハンサムなパンツと組み合わせることで、ブラウスがより映えて、女っぽい仕上がりに。
▼ドットフリルブラウス×黒テーパードパンツ
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大粒のドットがプリントされたレトロなブラウスに、フォーマルシーンにも使えるテーパードパンツをオン。オレンジレッドの大きめバッグも、モノトーンになじんだレトロかわいいアクセントに。とことんブラウスの魅力を活かすなら、首元のフリルが見えるアップヘアがオススメ。
▼リボンブラウンブラウス×デニムワイドパンツ
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両袖にリボンがあしらわれたブラウスと、生デニムのワイドパンツで大人かわいいスタイリング。ワイドパンツの足元は、ヒールのあるサンダルを合わせてすっきりと。シックなカラーのブラウスには、濃いカラーのデニムが落ち着いていて合わせやすい。
▼レースブラウス×デニムスカート
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華奢見えするレース袖のブラウスをデニムスカートにインして、リゾート感のある装いに。バッグにあえてアイスブルーを投入することで、ワンランク上のスタイリングに。
▼ドットブラウス×ワイドデニムパンツ
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細かいドットのブラウスにワイドデニムとサッシュベルトを合わせた、女っぽいのに媚びないコーデ。サッシュベルトはスカートだけでなくパンツと合わせても相性がいいから、コーデに幅をもたせてくれる。
▼花柄ブラウス×レザースカート
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レトロ感のある花柄ブラウスは、ハードなボトムスと合わせればちょうどいいバランスに。首元が詰まっていないから、落ち着いたカラーでも重たい印象にならない。ファーバッグで遊び心を加えて。
▼ギンガムチェックブラウス×ワイドデニム
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ギンガムチェックの袖コンシャスなブラウスに、ワイドデニムでハンサムさも加えたスタイル。コーデに映える赤いサンダルとラウンドバッグで、シンプルななかにも勝負小物を散りばめて。
▼ドットブラウス×チノパンツ
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大ぶりドットにカーキチノ、ボルドーのバレエシューズを合わせた、まるで70年代のようなレトロコーデ。バッグは小さめで装飾の少ないものをチョイスして、全体的にコンパクトにまとめるのがオススメ。
【シャツ】でスタイリッシュな雰囲気に
タックイン、タックアウトの違いや合わせる小物によって、カジュアルにも使えるのがシャツ。正しい着崩し方をレクチャー!
大人カジュアルに着こなす
▼黒シャツ×デニムパンツ
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シンプルな大人カジュアルスタイルを、遊び心のあるバッグでハズしたコーデ。黒シャツをあえてタックアウトさせて着ることで、コーデにルーズさが生まれ、こなれた雰囲気に仕上がる。
▼ワークシャツ×デニムパンツ
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キレイめにも着られるピンクベージュのワークシャツには、デニムを合わせて意外性をもたせて。足元は白ソックスとパンプスで、カジュアルながらも上品さは忘れずに。
▼カーキパールボタンシャツ×黒タイトスカート
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袖コンシャスなカーキシャツのボタンを無造作に開けた、抜け感たっぷりのコーデ。タイトスカートや小物は黒でまとめれば、カジュアルながらもどこかハンサムな装いに。
▼キャメルスキッパ―シャツ×ボーダーフレアスカート
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キャメルの襟抜きスキッパ―シャツは、デコルテを美しく見せてくれる。トップスが薄手だから、ボーダーのフレアスカートと合わせてもヤボったく見えない。スニーカーもキャメルでコーデになじませて。
▼フランネルシャツ×黒タイトスカート
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マドラスチェックのフランネルシャツを黒タイトスカートにタックイン。デコルテをすっきり見せて、女っぽさをプラスして。暖かみのあるブラウンのバッグを合わせれば、季節感たっぷりのコーデが完成。
▼ストライプスキッパ―シャツ×デニムスカート
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きれいめコーデにも活躍するストライプのスキッパ―シャツを、デニムスカートにタックインしてカジュアルダウン。存在感のある小物は、シャツに合わせてパステルカラーで統一するのがオススメ。
キレイめに着こなす
▼とろみ白シャツ×ジョガーパンツ
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首元がざっくり開いた白シャツに、ジョガーパンツとパンプスを合わせてきれいめに。とろみシャツとジョガーパンツの、絶妙なゆるピタ感を楽しんで。気温に合わせて色味の近いコートを羽織っても◎。
▼リネン白シャツ×リネンパンツ
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上下リネンでゆったりさせつつ、小物はミニマムな白でまとめて爽やかにスタイリング。少しオーバーサイズの白シャツも、ボタンを上まで留めてタックインすれば、こなれたキレイめコーデに。
▼白シャツ×ラップスカート
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襟抜きの白シャツに、存在感のある赤みブラウンのラップスカートを合わせてフォーマルに。白シャツが爽やかな印象をキープしてくれるので、印象的なカラーのボトムスを取り入れても上品な装いに。
メンズライクに着こなす
▼カーキノーカラーシャツ×ワイドパンツ
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カーキのノーカラーシャツに、ダボッしたワイドパンツを合わせてトラッドに。足元もコンフォートサンダルを投入して、とことんメンズライクに仕上げるのが今っぽい。
▼カーキベージュシャツ×デニムパンツ
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しっかりした生地のシャツを、ミディアムウォッシュのデニムにタックインしたメンズライクなコーデ。首元の肌見せとスリッポンのパイソン柄で、さりげなく女性らしさを詰めこんで。
▼ストライプシャツ×黒スキニー
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シャツにスキニー、オックスフォードシューズの三点セットは、マニッシュなコーデにぴったりの組み合わせ。オーバーサイズのシャツは自然にこなれて、体型までカバーしてくれる優秀なアイテム。
▼黄みグレーストライプシャツ×チノパンツ
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黄みグレーのストライプシャツと、近いカラーのアイテムを組み合わせて、ナチュラルなマニッシュコーデに。ビッグサイズのシャツをあえて「タックイン+デコルテ見せ」で着崩すのがおしゃれ見えのコツ。
【おまけ】ブラウスとシャツはクリーニング代が違う!?
シンプルなワイシャツを持っていくと、「シャツ」ではなく「ブラウス」として扱われて紳士用のワイシャツの料金より高かった......という経験はありませんか? なぜ女性用のワイシャツが「ブラウス」として扱われるのかというと、女性用のワイシャツはどんなにシンプルなシャツだとしても、ウエストや袖などの細かい部分が「曲線的」に作られているからなんです。
そのため、紳士用のワイシャツで使うプレス用の機械では対応できず、すべて人の手でアイロン仕上げをすることになります。当然、機械で処理をするときよりも人件費がかかるので、紳士用のワイシャツと同じではなく「ブラウス」と同様に扱われるという仕組みになっています。