ワイドパンツ×サンダルが難しい理由
裾にかけて広がるワイドパンツは、どうしても足元にボリューム(コーデの重心)が偏りがち。そこに華奢なサンダルを合わせると、どうしてもバランスがとれなくて違和感が……。そんな経験ありませんか?
バランスアップするコツさえつかめば、誰でもオシャレに決まる「ワイドパンツ×サンダル」。春・夏・秋のマストアイテムだからこそ、着こなしをチェックしてみて。
▼ワイドパンツ×靴(スニーカー・ブーツ・サンダル・パンプス)を見比べ!【保存版】▼
※ワイドパンツに合う靴は? 足元コーデの悩みあるある、解決します。
ワイドパンツの丈とサンダルのバランスが大事
まず、意識すべきはワイドパンツの丈。合わせるサンダルがヒールかフラットかでコーデの重心が変わってきます。
フルレングス丈×フラットサンダル
フルレングス丈ワイドパンツにフラットサンダルを合わせると、裾がたまり足元がルーズな印象に。シンプルなコーデにこなれ感が生まれます。だらしなく見せないように、バッグなどの小物できちんと感を取り入れて。
フルレングス丈×ヒールサンダル
ヒールサンダルなら、ワイドパンツの長さを活かして脚長効果を目指して。「ワイドパンツ×ヒールサンダル」の組み合わせはスタイルアップ効果ナンバーワン。どんなデザインのサンダルでもバランスをとりやすいのがフルレングス丈の魅力。
アンクル丈×フラットサンダル
「アンクル丈ワイドパンツ×フラットサンダル」はコーデにカジュアルな印象を与えます。足元のヌケ感が強めなので、アップヘアなどヘアスタイルも重心上げを意識すると格段にバランスアップ!
アンクル丈×ヒールサンダル
「アンクル丈ワイドパンツ×ヒールサンダル」の組み合わせは、一転して上品な雰囲気に。フォーマルなパンツスタイルにもはまります。ヒールがある分、華奢サンダルでもバランスを取りやすい。
クロップド丈×サンダル
ひざ下丈のクロップド丈ワイドパンツにサンダルをコーディネートするときは、ヌケ感の調整が大事。ワイドアッパーなど、ボリューム感あるサンダルをセレクトするのがおすすめ。
【秋】のワイドパンツ×サンダルコーデ
大人カジュアル(5枚)
こちらは、こっくりブラウンのケーブルニットワンピースが、夏の終わりを感じさせるコーディネート。晩夏シーズンは、夏素材のサンダルを合わせて季節感をMIXすればニットも暑苦しくなく着こなせます。
秋にワイドパンツ×サンダルを楽しむなら、上半身にもさりげないヌケ感を意識して。トップスのブラウン色ボートネックのゆるさがデコルテを引き立て、足元のフラットサンダルとのバランスをキープ。晩夏にオススメのテクニックです。
UNIQLO(ユニクロ)のハイウェストチノワイドパンツは、カジュアルもコンサバもいける万能アイテム。厚底のフラットサンダルなら、カジュアルコーデもスタイルアップ。ベージュ×ボルドーのこっくり色コンビが秋っぽさを与える。
▼秋冬のワイドパンツコーデ、ブーツでバランスをとる方法▼
※秋冬はワイドパンツ×【ショートブーツ】で足元に差がつく!(31選)
ウエストのディテールが凝ったワイドパンツもスタイルアップ効果の高いアイテム。パンツのデザインを主張するために、あえてフラットなヌーディーサンダルで足元の印象を控えめに。インナーに忍ばせたブラウンで秋シーズンにアジャスト。
ワイドパンツ×サンダルに靴下をプラスして素肌を隠せば、冬口の寒い季節でもお気に入りサンダルを楽しめます。白靴下ならクリーンな印象に。あえてシンプルコーデに派手カラーの靴下でアクセントをつけるのもオシャレ!
大人フェミニン(2枚)
秋らしいブラウンを使ったコーデは、トップスのリボンとサンダルのカラーをリンクさせてなじませて。黒サンダルの重厚感はワイドデニムパンツにも負けないので秋冬にもってこい!
キレイめ気分なら、ヒールサンダルを合わせてコンサバスタイルに。太めのチャンキーヒールならフレアトップスを合わせても全体のバランスをキープできます。
キレイめ・モード(3枚)
モードな着こなしを目指すなら、ワイドアッパーサンダルが使えます。足の甲を広く覆うデザインで、サンダルなのに足元に重厚感が。秋冬にも使えるアイテムです。
モノトーンのレイヤードコーデは、メタルプレートがデザインされた黒サンダルでモードに仕上げて。シンプルな着こなしが、サンダルのおしゃれなカッティングを惹き立ててくれます。
ブラックのワイドジャンプスーツに生成ジャケットを羽緒って、モードなモノトーンコーデに。サンダルも黒で統一してまとまり感を演出して。
【夏】のワイドパンツ×サンダルコーデ
大人カジュアル(4枚)
リラックスシルエットのリネンワイドパンツにフラットなビーチサンダルを合わせたラフさが今どき。淡いベージュのグラデーションでまとめるのもリラックスコーデを洗練させるコツ。
白Tシャツ×ライトブルーワイドのデニムの夏らしい爽やかカジュアルコーデ。黒サンダルなら、程よい存在感で好バランス。夏の淡いカラーコーデのときは、アクセントでダークカラーを使ってみて。
▼ワイドパンツのカジュアルコーデは「スニーカー」もおさえよう▼
※「ワイドパンツ×スニーカー」コーデ、3つのルールで教えます!
裾に向かって緩やかに広がるとろみ生地のフレアワイドパンツは、リラックス感のあるアイテム。きちんとヒールのあるサンダルを合わせればタウン仕様にブラッシュアップできます。カーキ色×ブラックで大人のアースカラーコーデに。
夏のオールホワイトコーデは、小物まで白で揃えてしまうとメリハリを作るのが難しい……。そんなときは、ブラウンやベージュのサンダルがお役立ち。ホワイトとの相性が良く、コーデに奥行きをプラス。
キレイめ・モード(4枚)
白ワイドパンツ×フラットサンダルは、ナチュラルカラーでまとめて大人顔に。ウエストイン&コンパクトトップスでヒールなしのサンダルでも脚長効果が叶います。
モノトーンコーデも、ワイドパンツで白の面積を広めに取れば涼しげ。ハイウエスト+リボンデザインで、膨張色のパンツでも細見え効果あり!
▼ワイドパンツのキレイめコーデには「パンプス」もおススメ▼
※ワイドパンツに合う「パンプス」は? 41のコーデで攻略
ストライプのワイドパンツを黒トップスでモードっぽく仕上げるときには、ビーチサンダルでこなれさせて。細部まで決めすぎないのが、今っぽく見えるキーポイントです。
こちらは、センタープレス入り白ワイドパンツ×黒ヒールサンダルのきれいめな足元をロックTでカジュアルダウン。クセありなプリントも、ホワイトボトムで洗練された印象に。
【春】のワイドパンツ×サンダルコーデ
大人カジュアル(3枚)
白シャツ&ピンヒールサンダルで、リネン素材のベージュ色ワイドパンツがピリッと大人に。 足元のコンサバ感とリネンのリラックステイストのミックスがコーデをアップデートしてくれます。
PVC(クリア)素材のサンダルは、清涼感があって春夏にピッタリのアイテム。ヌーディさが強めなので、フルレングスパンツから覗かせて。ワイドデニムとも相性◎
白ロングシャツをONするときは、ハイウエスト黒ワイドパンツをウエストインしてスタイルアップを目指して。フラットサンダルでも、腰位置をカモフラージュして脚がグッと長く見えます。
キレイめ・モード(3枚)
ヌーディベージュのヒールサンダルとブラウスで、モードな黒ワイドパンツを春らしく。シンプルなストラップサンダルはコーデをリッチに仕上げてくれます。
パステルカラーのワイドパンツを、トップスとヒールサンダルの黒で挟むことで大人っぽく仕上げたコーデ。パンツ以外をモノトーンでまとめれば、一気にモードな着こなしに。
フリルのディティールがフェミニンなブラウスも、モノトーンでまとめればモードに。オフィスにも対応できるコーデ。洋服がベーシックカラーのときは、足元のネイルでさりげなく色を足すのもおすすめ!
大人フェミニン(1枚)
ワイドデニム×ヒールサンダルのカジュアルな足元を、レース素材のホワイトブラウスで可憐に。太めヒールなら大人っぽくコーデを楽しめます。
その他のワイドパンツに合うアイテムの記事をチェック!
今回ご紹介したサンダル以外にも、他にもワイドパンツに合う靴の種類が気になる方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。また、ワイドパンツをメインにコーデを組みたいときにも参考になる、ワイドパンツに合うアウターもご紹介しています。より自分の気になるファッションアイテムを見つけて、オシャレを楽しみましょう。