理想と現実のギャップに幻滅
片思いをしているときは誰しも自分の理想を意中の相手に反映しがちです。外見で好きになった場合、相手の性格を想像で作り上げることもあります。
ところが、実際に付き合ってみると予想しなかった発言や行動に幻滅してしまい「私の王子様はこんな人じゃなかったはず」と急速に冷めてしまうことがあるようです。
お互いに新たな一面を見せ合い、理想と現実のギャップを埋める努力をしたり歩み寄ったりすることが恋愛の醍醐味ともいえます。
しかし、恋愛経験が乏しかったり理想が高すぎたりすると、そうした考えにシフトできず蛙化現象を引き起こしがちです。
両想いになることがゴールになっていた
蛙化現象で終わった恋の場合、そのゴールを無意識に「両想いになること」と設定していた可能性があります。
そのため、『両想い』になったあとの2人の関係がイメージできず、次のステップに進むことに恐怖や違和感を持ち冷めてしまう場合があるようです。
また、「両想いになったんだからもう終わりでいい」と心のどこかで思っていると、相手が距離を縮めようとした時に嫌悪感が湧き起こりやすいでしょう。
性的行為に嫌悪感を抱いてしまう
若い女性に多いのが、スキンシップや性行為が苦手で相手に嫌悪感を抱くケースです。
たいていの人は、好意を抱く相手とはキスや手をつなぐといった軽いスキンシップを望むでしょう。当然その先には性行為も期待しているはずです。
その相手の性的欲求が伝わると一気に恋心が冷めたり、生理的に彼を受けつけなくなる女性は少なくありません。
「性的行為は慎重に」と教えられて育つ人が多いため、スキンシップや性行為に応じることに罪悪感や嫌悪感を持ってしまうことも蛙化現象の要因の1つといえるでしょう。