【基本】のマットリップの塗り方
まずは基本の塗り方から。マットリップは発色がいいものが多いので、きちんと唇の輪郭を取って塗るのがきれいみえのコツ! 少しのポイントをおさえるだけで、仕上がりが断然よくなります。マットリップを塗る前は、リップクリームでしっかり保湿しておきましょう。
〈1.上唇の山の輪郭をとる〉
まずは上唇の輪郭をとっていきましょう。鼻の穴から真下におろした位置が山になるように輪郭をとります。しっかり輪郭をとることで、ふっくらとした唇に仕上げることができます。
〈2.そのまま下の底辺も輪郭をとる〉
つぎは下唇の輪郭をとりましょう! 一気に口角からリップを塗らずに、真ん中の底辺部分の輪郭を先にとっておきます。こうすることでブラシやライナーを使わなくても失敗しずらくなるので試してみて。
〈3.上唇の口角側から塗りつぶす〉
山と底辺の輪郭をとったら、口角側から山部分につなげるようにしてリップを塗ります。細いスティックやアプリケーターの場合は、さきに外側の輪郭をしっかりとってからなかを塗りつぶすのがポイント!
〈4.下唇の口角側から塗りつぶす〉
下唇も上唇とおなじように、口角側から輪郭をとって内側を塗りつぶします。
〈5.綿棒ではみ出た部分を整える〉
リップが乾いて定着する前に、綿棒や指でほんの少し輪郭をぼかします。ぼかすことでリップが浮かず、他のメイクともなじみやすくなります。フチをサッとなぞる程度でOK! 仕上げにティッシュオフして余分な油分をとることで、さらにきれいな仕上がりになります。
マットリップはこんな人におすすめ
- きれいに発色させたい
- 落ちにくさを重視している
- “メイクしてる感”をしっかり出したい
発色がよく落ちにくいマットリップは、サッと塗るだけでおしゃれ度がグッとアップするアイテム。マットリップでもっとメイクを楽しんじゃいましょう!
【塗り方別】マットリップは塗り方を変えると印象も変わる
マットリップは塗り方によって印象がガラッと変化するのが魅力。ここではそんなマットリップの塗り方を4つご紹介します! ぜひシーンや気分にあわせて塗り方を変えてみて。
《グラデーション塗り》でオルチャン風に
オルチャンメイクの流行から、リップメイクの定番になりつつあるグラデーションリップ。しっかりコンシーラーで唇の色味を消してから色をのせるのがポイント! 下唇の内側にリップをつけたら、「んまっ」と唇を動かして指で境目をぼかすだけ。かわいらしい唇を演出できるので、ぜひ試してみて。
《オーバー塗り》なら唇の薄さもカバー
「唇が薄くてリップが映えない……」なんてお悩みの人にはオーバー塗りがおすすめ! 輪郭をとるときに、少しオーバーに輪郭をとるだけなので簡単。マットリップと同系色のリップライナーを使うと、輪郭をきれいにとりやすくなります。
《トントン塗り》でもうリップを浮かせない!
発色のいいマットリップはメイクによってリップだけ浮いてみえてしまうことも。そんなときはトントン塗りで解決しちゃいましょう! リップは直接塗らずに、指にとってトントンと叩くように内側から外側にむかって塗ります。輪郭をきれいにとらなくていいので初心者さんにもおすすめ。
《ジグザグ塗り》で縦じわも気にならない
マットリップ特有の縦じわは、ジグザグ塗りで解決! 唇の輪郭をとったあと、リップを唇に立てるようにもち、しわと同じ向きにジグザグに塗ります。こうすることで縦じわにもしっかりリップが入り込み縦じわの目立ちづらい唇に。
【乾燥対策】マットリップを塗る前の保湿と落とし方がカギ
おしゃれにキマるマットリップですが、乾燥しやすい……なんてデメリットも。ここではそんな乾燥を防ぐ方法をお届け! しっかり乾燥対策をして、マットリップメイクを楽しんじゃいましょう!
リップを塗る前にしっかりリップクリームや下地で保湿する
マットリップメイクで大切なのがこの塗る前の保湿。普段使っているリップクリームや、リップ専用の下地を唇に塗りましょう! 塗ってすぐマットリップを重ねると油分でリップが浮いてしまうので、メイク前に保湿をしておいて仕上げにマットリップを塗るのがおすすめ。
『リップパック』でスペシャルケア
最近乾燥が気になるな……と思ったらリップパックがおすすめ! はちみつやワセリンを唇に塗り、上からラップをして10~15分放置するだけ。仕上げにしっかりリップクリームを塗って水分を閉じ込めましょう。週に1~2回程度やれば、ぷるんとした唇をキープできちゃうかも。
乾燥しにくい『マットリップの落とし方』を知ろう
マットリップを落とすとき、メイク落としでゴシゴシこすってはいませんか? 唇に負担がかかり、荒れや乾燥の原因に。マットリップを落とすときは、ポイントリムーバーを使うかワセリンを使って落とすのが正解なんです! リムーバーやワセリンを手に取り、やさしくクルクルとマッサージするようになでるだけできれいにマットリップが落とせて◎。
【選び方】自分に合うマットリップの見つけ方
マットリップとひと言でいっても、種類やカラーはさまざま。どんなマットリップを選んでいいかわからない……なんてときは用途や肌色にあわせて選ぶと◎。ここではリップのタイプやカラーの選び方をご紹介します! ぜひマットリップ選びの参考にしてくださいね。
《スティックorリキッド》は用途によって使い分けて
マットリップはスティックタイプとリキッドタイプの主に2タイプのものがあります。用途によって使い分けるのがおすすめ。
▼「スティックタイプ」は初心者さんでも塗りやすい
スティックタイプのマットリップは、ほどよく硬さがあるので初心者さんでも塗りやすいのが魅力。カラーも豊富でムラになりにくいのがうれしい!
▼「リキッドタイプ」は乾燥しにくさ&落ちにくさが魅力
リキッドタイプのマットリップは、なんといっても乾燥のしにくさと落ちにくさが魅力的。一度塗って乾かせば、塗りたての質感を長時間キープすることができます。食事の予定があるときや、お直しにあまり行けないときにもおすすめです。
《色選び》はブルベorイエベで似合わせて
自分のパーソナルカラーにあわせたカラーを選べば、リップが悪目立ちすることなく自然になじんでくれるんです! ここではブルベさんとイエベさん、それぞれにおすすめのカラーをご紹介。ぜひパーソナルカラーにあわせてピッタリなカラーをみつけて。
▼ブルベさんおすすめカラー
すっきり青みがかったカラーが得意なブルベさんは、ローズ・ワイン・モーブ系などの青みピンクや深みのあるレッドカラーがおすすめ。オレンジ系は肌色をくすませてしまうので、すこしピンクみのあるコーラルピンクなどを選ぶと◎!
▼イエベさんおすすめカラー
あたたかみのある暖色カラーが得意なイエベさん。ブラウン・オレンジ・コーラルなど、黄みがかったカラーや落ち着いたヌーディーカラーがおすすめです。ビビッドなレッドや青みピンク系は肌色をくすませてしまうので、ダスティピンクやブリックレッドなどのくすみカラーを選んでみて。
【アイテム】おすすめマットリップ《4選》
最後はおすすめのマットリップをご紹介。どのブランドも使いやすくカラーも豊富なので、ぜひマットリップ選びの参考にしてみてくださいね!
「メイベリン」は落ちにくさが魅力
メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)
SPステイ マットインク(15 LOVER)
リキッドタイプのマットリップで、つけたての仕上がりを長時間キープしてくれるのが魅力的! 矢印型のアプリケーターで、口角もしっかり輪郭がとれるので初心者さんにもおすすめ。くすんだピンクカラーで、肌色を選ばずなじんでくれます。
「mac」はカラーバリエーションが豊富
マック(M·A·C)
リップスティック(チリ)
みたままのあざやかな発色と、カラーバリエーションの豊富さがうれしいマットリップ。落ち着いたレッドカラーで、赤リップ初心者さんでも使いやすいカラー。
「3CE」 は絶妙カラーがそろう
スリーコンセプトアイズ(3CE)
3CE ムードレシピ マット リップカラー(220 HIT ME UP)
ほどよく硬さのあるクリーミーなテクスチャーのマットリップ。肌なじみがよく、モードな絶妙カラーが豊富なのもうれしい! 絶妙なオレンジブラウンカラーで今っぽさを取り入れてみて。