2020年の流行色はこの2色!【クラシックブルー・ヒューマンレッド】
PANTONE社は、2020年のColor of the Yearは「クラシックブルー」に決定したと発表。社会が変化するなかで、人々が持つ「安定に対する欲求」の象徴としてこのカラーに決定されたのだとか。もうひとつは、日本流行色協会が発表した「ヒューマンレッド」。東京五輪(2021年に延期が決定)の盛り上がりから選定されたそう。
- 日本人に親しみのある藍色《クラシックブルー》
- 一般アンケートから選ばれた《ヒューマンレッド》
日本人に親しみのある藍色《クラシックブルー》
「クラシックブルー」とは、日本人にも親しみのある藍色のこと。なじみのある色のため、ファッションに取り入れる上でハードルが高くないのがうれしい!
一般アンケートから選ばれた《ヒューマンレッド》
まさに「人間らしい赤」にぴったりな躍動感のある赤、「ヒューマンレッド」。身に着けるだけでフレッシュに、そして肌感も生き生きと見せてくれる。
安心感をもたらす《クラシックブルー》は大人女子にぴったり
上品や清潔、安心感などといったイメージがある「クラシックブルー」は、なじみのある色だから取り入れるのは難しくない! クローゼットに常備してあったアイテムは、もしかしたら「クラシックブルー」かも? 大人女子にぴったりなカラーなので、さっそく取り入れてみて。
《クラシックブルー》を取り入れた春夏ファッション
▼さわやかタートルニットを主役に
さわやかなクラシックブルーのタートルネックニットを主役に、フレッシュな春コーデをエンジョイ。トップスだけでも華やかだから、ボトムスやシューズは肌なじみのよいベージュと白がGOODバランス。
▼ストライプだと見え方が違って面白い
自分らしさを差し込むなら、ストライプという選択肢はいかが? 立体感が高まる上に、清涼感もひとしお。シャツワンピースの中にワイドパンツを仕込んで、おしゃれ感度高めに。
▼クラシックブルー×キャメルの上品スタイル
クラシックブルーのニットに、ブルーデニムを合わせてグラデーションコーデに。キャメルの小物を置けば、メリハリだけでなく上品さもついてくる。
▼ブルーのワイドパンツを使った春のマリンコーデ
さわやかでクリーンな白シャツに、クラシックブルーのワイドパンツを合わせてマリンルックをメイク。シックな黒パンプスには白靴下を添えて、きちんと感を高めて。
▼主役のギャザーマキシスカートはクラシックブルーだと目立ちすぎない
たっぷりの生地とフルレングスが存在感のあるスカートは、落ち着いたクラシックブルーを選ぶことで華美になりすぎない。白のノースリーブトップスで上半身はすっきりまとめつつ、小物はコンパクトな黒で引き締めて。
▼背中が開いたワンピーススタイル
ノーブルなクラシックブルーなら、大胆なバックコンシャスワンピースも品よくまとまる。ラフィアハットやクリアサンダル合わせで、季節感を盛り上げて。
▼クラシックブルーはゆるシルエットでもきちんと見える
ともすればカジュアルに傾きすぎるゆったりシルエットも、クラシックブルーならきちんと見えを確保。トップスとスニーカーはコンパクトにまとめて、メリハリを意識して。
▼小物で取り入れるのもアリ
ベーシックカラーだからこそ、小物としても重宝すること間違いなしなクラシックブルー。カジュアルなロゴ入りも、大人らしさを保証してくれるのがうれしい。
秋冬はインナーでもアウターでも使える
▼フロントとバックシャンのリボンで脱「普通」コーデ
着こなし幅は広いけれど「普通」にまとまりすぎてしまうニットは、ディテールの効いたデザインで脱マンネリ。普段は挑戦しづらいような装飾も、上品なクラシックブルーに頼ってアップデートしてみてはいかが?
▼ダウンもクラシックブルーなら軽い印象に
ダウンといえば黒が定番だけれど、クラシックブルーを選んで軽やかさを演出。ミニ丈のデニムサロペットも、配色とメリハリシルエットのおかげで幼くならない。
▼トレンドカラー×トレンド素材
トレンドカラーと今年気になるスウェード素材を合わせて、旬を思い切り楽しんだスタイル。スカートがフルレングスだから、シューズはローカットのスニーカーが好都合。
▼小さめバッグでちょこんと入れるのが大人女子流
端正なネイビーのシャツワンピースにシャープな白ワイドパンツを合わせたモードな着こなしには、クラシックブルーのラウンドバッグを効かせて親近感をプラス。きちんと感のある装いだから、バッグの丸みで和らぎを与えて。
▼傘の色を変えてみよう!
傘は透明のビニール傘……なんて人も多いのでは? 傘の色をクラシックブルーにアップデートすれば、いつもの着こなしが変わってくるはず。ベーシックカラーでもあるから、どんなコーデにもマッチするのがうれしい。
2020年《ヒューマンレッド》を使った旬ファッションは?
血色感を上げてくれる「ヒューマンレッド」、ひとつ取り入れるだけでコーデがたちまち生き生きとした表情に。コーデにはどう取り入れるのが正解? 実際の着こなしテク15選をさっそくチェック。
春夏の《ヒューマンレッド》はこう着る
▼黒スキニーと合わせてモードに
いつもの黒スキニーにヒューマンレッドのニットを合わせて、モードな着こなしをエンジョイ。重厚感のあるレースアップブーツを合わせて、ムードを高めて。
▼ヒューマンレッドのボトムスを使ったハンサムコーデ
グレーストライプのスタンドカラーシャツを合わせて、ヒューマンレッドをハンサムに仕上げたスタイル。ボトムスがアンクル丈だから、ローカットのローファーを合わせて華奢な足首をチラ見せ。
▼同系色のスカートを合わせてなじませる
ボトムスとのバランスを取るのが難しい……なんて場合には、色をリンクしてなじませるとうまくいく。なかでもチェック柄なら、親近感も備わったフレッシュコーデが完成。
▼ティアードワンピースはキャップでカジュアルに仕上げるのが旬
目を引くヒューマンレッドのティアードワンピースは、カジュアルなキャップとビーチサンダルを合わせてデイリーコーデに引き寄せると吉。
▼派手トップスはボトムスを白にして上品に
ぱきっとしたカラーだから、トップスに迎える場合にはボトムスで上品さを意識。白でクリーンにまとめたら、小物は中間色であるブラウンを選んで強さを中和。
▼上級者さんは靴下でトレンドカラーを取り入れる
オーバーサイズのチルデンニットベストは、インディゴブルーのスキニーパンツ合わせでメリハリシルエットをメイク。ヒューマンレッドの靴下を添えて、プレッピームードを盛り上げて。
▼シンプルコーデの差し色はバッグで入れるとバランスがいい
着慣れた白ロンTと黒パンツの組み合わせに、フレッシュなヒューマンレッドバッグを合わせてインパクトを添えて。Tシャツのロゴカラーもリンクさせれば、統一感だってバッチリ。
▼ベレー帽でまわりと差をつける
慣れ親しんだデニムコーデに、ヒューマンレッドのチェック柄ベレー帽を合わせておしゃれ偏差値を引き上げ。靴下もチェック柄でリンクさせる小ワザに注目。
寒い時期こそ映える《ヒューマンレッド》
▼主役として着るときは、他を極力シンプルに
秋冬のマンネリ打破に有効なのが、ヒューマンレッドをアウターで取り入れること。ステートメントなアイテムだからこそ、他のアイテムはシンプルにまとめるとすっきり。
▼カラーリンクさせるときはシルエットを意識
アウターやシューズで色を統一させる場合には、シルエットに強弱をつけてメリハリをアップ。モノクロアイテムのかけ合わせで、赤を引き立てて。
▼メンズライクなシルエットは色で女っぽさを取り入れる
紳士な黒アウターとボトムス、スニーカーのスタイルには、ヒューマンレッドのニットを頼りに女っぽさをプラス。潔いツーカラーコーデで、シックにまとめて。
▼ニット×ライダースも赤を取り入れてモードに
秋冬の定番、ライダースジャケットには、ヒューマンレッドのニットを合わせてシティになじむ装いに。下半身も黒で統一しつつ、ボトムスのフリンジカットやエナメル素材のシューズで単調さを回避。
▼ボトムスを赤に変えるだけでこなれ感が生まれる
ダークカラーやベーシックカラーでまとめがちな秋冬こそ、ぱきっとしたヒューマンレッドを迎えてこなれ感を演出。顔から遠いボトムスに置くことで、意外とコーデがまとまりやすくなるので試してみて。
▼透け素材なら派手な色も和らぐ
ふわりと風をはらむ軽やかな素材なら、強い色も和らいだ印象に。他のアイテムは肌なじみのよいベージュやキャメルを選んで、目立ちすぎにブレーキを。
▼脇役として取り入れるとおしゃれ度アップ
黒を基調に、ちょこんとヒューマンレッドを合わせる着こなしもおすすめ。鮮やかな色は取り入れづらい……なんて人も、まずは小物からスタートして、いつものコーデをアップデートしてみて。