ダークブラウンってどんな髪色?
職場の規定トーンは大体レベル7~8。日本人のもとの髪のトーンは5~6なのでどうしてもばれたくない人は地毛のトーンに近づけて。仕上がりのカラーが思ったより明るくてどうしよう、なんてことのないように事前にトーンの色見本をチェック!
そもそもダークブラウンってどのくらいの暗さ?
パッとみただけでは暗髪で、しっかりみるとほんのりブラウンの色みを感じさせるのが理想的。そんな暗さがどれくらいか、暖色系と寒色系でわけてご紹介します。
▼暖色系ダークブラウンの場合
ナチュラルに暗くみせたいなら肌なじみのいい赤み系ダークブラウン。自然光に当たると色みが照らされて明るくみえますが、室内にいると暗くみえてばれにくいカラー。
▼寒色系ダークブラウンの場合
こちらはグレージュ系ダークブラウン。寒色系カラー特有の透け感は明るい印象にみえてしまいがちなので、しっかり暗くみせたい人は色のトーンを下げてオーダーして。
色落ち後はどんな色になるの?
染めて1~2週間で1トーン、髪のダメージ具合によっては2トーン落ちてしまいます。すでにブリーチやカラーの履歴がある場合、暗めのトーンに染めても色落ちが早くなりがち。そこで、暖色系と寒色系それぞれどう色落ちするのかみてみましょう。
▼暖色系ダークブラウンの場合
暖色系ブラウンは赤みを残して色落ち。ブリーチをしていた髪はピンクベージュっぽい色みが残ります。
▼寒色系ダークブラウンの場合
寒色系ブラウンはオリーブっぽい緑色に色落ちします。ブリーチをしていた髪は黄みが目立つことも。
▼色落ちを防ぐには “保湿” が大切
色落ちは熱ダメージなどの理由でキューティクルが開いて、髪の内部に入れたカラーが流れ出てしまうことで起こります。なのでコーティングをするための保湿がカギとなります。
▼色持ちさせるには ”色みを足して”
カラーシャンプーで日頃から髪にカラーを入れ続けることでヘアカラーの色味を保つことができます。気になる赤みや黄みをおさえる効果もあるので、長くカラーを楽しみたいならぜひ取り入れて。
【種類別】ダークブラウンは色味が豊富
ダークブラウンは黒に近い赤みのある茶色が本来の定義。でも最近は赤みをおさえた青みのあるアッシュ系ブラウンが大人気ですよね。そんな流行りをおさえたダークブラウンを楽しみたいというお洒落さんのためにも幅広いダークブラウンの種類をピックアップしてみました。
自然なダークブラウン
▼ダークココア
ココアブラウンはトーンをさげて暗く仕上げても柔らかな雰囲気を演出してくれます。クリーミーで甘めな髪色は白トップスとマッチしてマイルドな印象に。
▼ブラックコーヒー
黒髪に近い濃いこげ茶のブラウン。自然光に当たった表面が赤っぽく光ります。仕上がりにオイル系のスタイリング剤をつかってツヤ感を足してみて。
▼ショコラブラウン
ボルドーを混ぜたショコラブラウン。赤みのある透明感であたたかくみせて。表面の毛束を細く巻いて仕上げを柔らかな印象に。
▼ミルクチョコレート
カラーだけでふわっとみせられる甘めのブラウン。肌なじみがいい優しいブラウンはプードル巻きで、ナチュラルに動きをつけてみて。
▼マロンブラウン
ディープな発色のブラウンは寒い季節にピッタリ。ツヤを消したマットなスタイリングでアースカラーの服との相性も◎。
▼ミルクティーベージュ
グレージュ要素でクリーミーなブラウンに。透明感があるからストレートロングでも重たくみえず、朝はアイロンで伸ばすだけできれいな仕上がりに。
色みをプラスしたダークブラウン
▼ダークピンクブラウン
ダークなピンクレッドに発色するブラウン。染めただけで女度UP! 赤系の髪色は肌のトーンを明るくみせてくれます。
▼モーヴグレージュ
モーヴとは灰色がかった青みのつよい紫色。自然光が当たるとその絶妙な色みをみせてくれるきれいなダークブラウンに。くびれ巻きで大人っぽく。
▼ラベンダーアッシュブラウン
うすい彩度のダークブラウンは透明感がピカイチ。ナチュラルなラベンダーで憧れの透け感を。ゆったり巻いて立体感を出すとやさしい印象に。
▼カーキブラウン
オリーブ系のブラウンは上品な大人っぽいコーデにばっちり。ゴールドアクセもシルバーアクセもつけこなせるおしゃれカラー。
ピンクグラデーションココアブラウン
もう少しカラーで遊んでみたいなら毛先にかけて少し色味を混ぜたグラデーションがおすすめ。ココアブラウンの毛先にピンクをプラスしていつもとちがったカラーに挑戦してみて。
【レングス別】ダークブラウンの髪色に合うカットはコレ
レングスによって印象がどう変わるのか気になりますよね。暗めの髪色はレングスが長いと重たくみえてしまったり、シルエットによってはきつくみえてしまったりするイメージ。カットやセットを一工夫して垢ぬけダークブラウンを狙いましょう!
ショートは「髪色をいかして柔らかいイメージに」
▼耳にかけてナチュラルに
ダークブラウンに合う丸みシルエットのさらさらショート。スタイリング剤をおさえてすっぴん髪にみせて。前髪があっても耳にかけることで顔が暗くみえず、清潔感を感じられる女性らしいショートに。
▼センター分けでハンサムに
前髪がない場合はおでこをみせて明るくイメチェン。分けた前髪は軽めにスタイリングして束感をつくるとハンサムな印象に。クールなダークブラウンはぴちっと固めるよりかきあげて動きを出すと◎。
ミディアムは「動きをつけてこなれたイメージに」
▼立ち上げ透けウェーブ
細い毛束のウェーブで顔まわりを包むとシースルーな質感で暗髪でもエアリーに。チョコレートブラウンにカシス色のリップを合わせて全体的にこっくりとまとめて。
▼切りっぱくびれ巻き
透け感のあるダークブラウンは流行りの切りっぱなしミディと合わせてみて。くびれ巻きで旬なスタイルに。動きを加えたいときは外側の毛束を細くすくってひねりを足してみて。前髪があってもなくても似合うアレンジです。
ロングは「巻きで抜いて上品なイメージに」
▼重めツヤ大人ロング
暗髪をいかしてあえて重たくみせたい場合は毛先を強くカールすると◎。ウェーブを作り始める位置を低くしてゆるさをだして。トップの毛を上から下にかけてゆるく抜きながら巻き下ろして全体にまぜると自然なバランスに。
▼抜け感ロング
落ち着きのある暗髪に抜け感をもたせたい場合は毛先を軽めにすいてみて。くせ毛っぽいラフ感がほしいならしっかり巻くよりもゆったりしたウェーブをつくるのが正解。
【市販】髪色をダークブラウンに染めるには?
美容院に行く時間がなかなか取れないという多忙女子には市販カラーリングがおすすめ。コスパの面でもお財布にやさしく、おうちで好きなことをしている間にリラックスしながらカラーできちゃうのは嬉しいですよね。市販カラーは必要なものがキットでまとまっているのでカンタンにさくっとカラーできるんです。セルフでもきれいに染めるポイントをおさえてカラーに挑戦しましょう。
染める前に必要なものは?
- 市販のカラーキット
- 暗い色のタオル
- ヘアクリップ(乳液タイプの場合)
- フェイスクリーム
- ラップ
- 新聞紙
- 大きめのポリ袋
- 時計
必要なものはカラーキットの中に一式入っていますが、おうちや肌を汚さないためのアイテムも用意しましょう。新聞紙は床、ラップは顔まわりをカバーできます。フェイスクリームはニベアやオイルなどを生え際に塗って肌への色移りを避けて。ポリ袋は底の端を切って頭からかぶるとカラークロスに。手元が汚れるので置時計を用意するか、スマホのAIにタイマーをお願いしてみて。
セルフカラーのやり方
- 市販のカラー剤を用意する
- スタイリングをしていない乾いた髪をよくとかす
- 付属のカラー剤2種を混ぜる
- 3を髪に塗布する
- 塗り終えたら20分ほど置く
- カラー剤をよく洗い流しシャンプーする
- トリートメントで保湿する
※カラー剤によって放置時間など異なる場合があります。カラー剤付属の説明書きをご確認ください。
▼染めるときのポイント
- 生え際、つむじ、細い毛は染まりやすいので置き時間を少なめに
- 襟足は染まりにくいので先に塗っておく
- 洗い流すときはぬるま湯で乳化させながら
- 室温は20~25度が理想
細い髪の場合カラーが入りやすいので様子を見て塗布量と時間を調整してみることをおすすめします。カラー剤を流すときはぬるま湯でもみこむように馴染ませてから。ムラなく染めるコツになります。
【メイク】ダークブラウンの髪色に合わせて旬顔に
ダークブラウンの髪に合わせたいのは透明感のある垢抜けメイク! 暗髪でも明るくみせられるメイクの参考にぜひ。
アイブロウ
髪色よりワントーン明るいアイブロウは顔色を明るくみせることができます。マスカラは眉色を変えるだけでなく、立体的に仕上げられるからまだ使ったことのない人は試してみて。フレッシュなオレンジメイクで目元やリップをジュワッと色づけると明るさUP。
アイシャドウ
ダークブラウンの髪色とマッチするハニーイエローのアイシャドウでナチュラルなゴールド感を。ソフトマットなブラウンリップは、シャドウと同系色でバランスがいいままアクセントに。シンプルな耳かけオールバックをクールに仕上げてくれるメイク。
チーク
スタイリングとメイクで甘めな雰囲気になれるダークブラウンヘア。チークはピンクを思い切って広くのせるとおフェロな印象に。普段よりフェミニンに仕上げてあざとかわいくみせてみて。
リップ
ダークブラウンに合わせてダークリップを試したい人には紫がおすすめ。ボルドーやバーガンディーなど深み赤は主流だけど、ひとひねりあるリップにもチャレンジしてみて。ミステリアスな雰囲気は白のニットで和らげて。マットでもシアーでもアンニュイかわいく。
その他のブラウン系人気カラーもCHECK!
ダークブラウンと並んで人気を集めているのが、オレンジブラウン・ミルクティーブラウン・オリーブブラウン。ナチュラルながら抜け感たっぷりな髪色で、女子力をグッと高めてくれるってウワサ。以下の記事では、そんな3大トレンドカラーを特集しています。気になる方はぜひ、CHECKしてみてくださいね♪