ウィンドブレーカーってどんなもの?
ウィンドブレーカー(WIND BREAKER)とは文字どおり「WIND」(風)を「BREAK」(防ぐ)するための衣服のことです。主にナイロンやポリエステルでつくられており、風や雨に強く、体温の低下を防いでくれる優れもの。 防寒のために着用されることが多いウィンドブレーカーですが、最近ではスポーツMIXのスタイリングでも大活躍しています。おしゃれアイテムのひとつとしてぜひ活用してみて。
ウィンドブレーカーの【3つの魅力】
1.防風・防雨効果
風通しを防ぎ、撥水性の高いものが多いウィンドブレーカーは、スポーツやアウトドアといったアクティブなシーンで大活躍! お気に入りのウィンドブレーカーを一着持っていると、どんな外出先でも頼りになりそう。
2.軽くて持ち運びやすい
ウィンドブレーカーはとても軽い素材なので、バッグが小さいときでも持ち運びが便利。気温が心配な日には、コンパクトにまとめて外出のお供に忍ばせて。
3.普段使いにも最適
ウィンドブレーカーの最も嬉しいポイントは、機能性抜群なのにタウンユースもできるところ。 旬なスポーツMIXだけではなく、いつものコーデのハズシ役としてさらりと羽織ってみると気分も変わります。
おすすめのデザイン
ウィンドブレーカーの魅力が分かったところで、お次は大人っぽくおしゃれに着こなすための4つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にして、あなたにぴったりのウィンドブレーカーを見つけてみて。
シンプルな単色
合わせるアイテムを選ばないワンカラーのウィンドブレーカー。初心者さんは、ベーシックカラーで着こなしに自然となじませるのがおすすめです。
配色使いのインパクトのあるデザイン
配色使いのウィンドブレーカーは、色の組み合わせによってどんなテイストの装いにもマッチします。お好みのカラーを選んで、ほどよく個性を出してみて。
フードつきのウィンドブレーカー
とことんスポーティーにきめたいときには、フードつきのウィンドブレーカーがぴったり。防寒とおしゃれの両方を叶えてくれる、いいとこ取りの一枚を手に入れてみて。
柄物は個性を出したいときに
メンズライクな迷彩柄のウィンドブレーカーは、女性らしさも忘れないようにワンピースややわらかな色合いのアイテムと合わせるのが◎。小物で差し色を取り入れて、柄を引き立てて。
【黒】でシャープな印象に
黒ウィンドブレーカーは幅広くスタイリングできる、最も自由自在なカラー。一見メンズライクに見える黒ウィンドブレーカーも、 ビビッドカラーやかわいらしいアイテムとの合わせワザで、女性らしくシフトチェンジ。
シックなデシン柄ワンピースをより親しみやすく
リズミカルなデシン柄のワンピースを主役に、他アイテムを黒で統一して大人シックな装いに。太めのフレームメガネとおさげで、大人っぽさのなかに遊び心を取り入れてギャップを生み出しているのがポイント。
差し色ピンクのウィンドブレーカーで乙女チックに
普段フェミニンコーデが定番な人には、ピンク×黒ウィンドブレーカーがおすすめ。かわいらしい印象を残しつつも、黒が全体をしっかりと引き締めてくれます。
【白】でクリーンな抜け感をプラス
クリーンなイメージがある白ウィンドブレーカーは、爽やかなスタイリングにぴったり。 涼しげな印象をプラスしたいときも、白ウィンドブレーカーがおすすめ。
定番のモノクロコーデに仕上げる
白ウィンドブレーカーを活用した、鮮度高めのモノクロコーデ。腕まくりをして肌を見せることで抜け感がプラスされて、軽快な装いに。ささいな着こなしにもこだわるのが◎。
アイボリーなら優しい印象に
白ウィンドブレーカーはさまざまなテイストのアイテムと合わせやすいのがうれしいアイテム。シンプルなロングスカートに白ウィンドブレーカーをプラス。足元はベージュスニーカーでやわらかな印象に仕上げてみて。
黒スキニー合わせのハンサムスタイル
白黒の切り替えが印象的なウィンドブレーカー。同配色の「ナイキ(NIKE)」の“エアマックス”を添えて統一感を出せば、クールなスポーティースタイルが完成。
【ピンク】はコーデの主役に
女の子らしいピンクウィンドブレーカーは、目を惹くかわいらしさが魅力。 ベーシックカラーでまとめがちなコーデの差し色にもぴったりです。
ビビッドピンクでスポーティーにきめる
スポーティーなアイテムで統一されたスタイリングには、ビビッドピンクのウィンドブレーカーを取り入れてみて。ピンクの存在感で女の子らしいかわいさを加えつつ、ヘアアレンジも抜かりなく。
カジュアルなアイテムも、ピンクを添えることで華やかに
春を先取りした桜色のウィンドブレーカーは、一枚で季節感と女性らしさを手に入れることができる優秀アイテム。後れ毛をくるんと巻いたポニーテールで首元を美しく見せると同時に、足元はカジュアルなデニム×スニーカーの定番アイテムでコントラストをつけて。
【その他カラー】個性派デザインで差をつけて
定番カラーのウィンドブレーカーだけではなく、コーデのポイントになるデザイン性のあるウィンドブレーカーで、より印象づけてみませんか? 一見合わせるのが難しそうですが、ベーシックなアイテムにプラスするだけでコーデをブラッシュアップしてくれます。
ほっこり温かみのあるブラウン
オーバーサイズのブラウンのウィンドブレーカーは、温もりと安心感を与えてくれる一枚。切りっぱなし加工が施された黒スキニーでスタイルアップを狙いつつ、「コンバース(CONVERSE)」の星のロゴをポイントにしたボア巾着バッグで秋冬らしい季節感を呼びこんで。
トリコロールカラーでグラデーション風に
一色だと物足りない配色も、三色使いのウィンドブレーカーだと適度にこなれ感を演出。他のアイテムはベーシックな黒でまとめれば、統一感があり大人の余裕が生まれます。
フードの赤をポイントにしたスポーティースタイル
せっかくならシンプルなウィンドブレーカーよりも、ワンポイントになるウィンドブレーカーで着こなしに差をつけたいところ。赤のフードはさりげないかわいさを醸し出してくれるのがうれしい。
【インナー】に取り入れたいアイテム
防寒もおしゃれも楽しみたい季節は、同時に着ぶくれが心配になってしまうことも。こちらでは「ウィンドブレーカーの下には何を着ればいいんだろう?」とお悩みの方に、トップスとワンピースに分けて着こなし術をご紹介していきます。
トップス
▼フーディーで今っぽく
スポーティーにきめたいときにぴったりの、フーディーとウィンドブレーカーの組み合わせ。ボリュームのあるフードをのぞかせて、後ろ姿を印象的に魅せて。ライトグレーのプリーツスカートをゆらめかせれば、ほんのりと甘くフェミニンなスタイルへと昇華。
▼ニット合わせで品のあるカジュアルな装いに
オフタートルの贅沢な生地感のニットは、真冬に欠かせないアイテム。同系色の白のハイウエストデニムにインして脚長効果を狙いつつ、カジュアルに着こなしています。全体を淡い色でまとめているので、ウィンドブレーカーとトートバッグをダークトーンで締めてメリハリをつけて。
▼シンプルなインナー合わせでウィンドブレーカーを引き立てる
少し肌寒い日には、インナーの上からそのままゆったり羽織っても◎。スポーツアイテムとして活躍してくれるウィンドブレーカーですが、こんな風にギャザースカートと小ぶりのショルダーバッグでエアリーさを演出してあげると、きれいめなスタイルもエフォートレスな着こなしに。
▼夏の終わりかけにはタンクトップの上にON
秋を先取りした、タンクトップの上からザクッとウィンドブレーカーをまとったラフな装い。タンクトップからのぞく適度な肌見せがヘルシーな雰囲気を醸し出します。色褪せたライトブルーのデニムで親しみやすく仕上げると◎。
ワンピース
▼小花柄ワンピースの甘さを抑える
女性らしさたっぷりのワンピースは一枚でもサマになりますが、同じ明度のウィンドブレーカーを羽織ってワンピースの甘い雰囲気を抑えてみて。ワンピースの柄やシルエットがより生き生きとし、気取りすぎない品のある装いが完成します。