スタンドカラーコートとは?ステンカラーコートとの違いを解説
スタンドカラーとは、「stand collar」のことで、その言葉どおり「立った襟」を意味します。襟が立っているので、女性が着こなすとトラッドな装いやモードな印象を楽しめます。一方でステンカラーコートとは、後ろの襟を高く、前を低く折り返した形が特徴のコートのこと。
「ダサい」って言われるのは本当?
スタンドカラーコートは、今も流行りなのか? もう古いから着ないほうがいい? と迷う人も多いのでは。実際は流行りに左右されないアイテムとして定着しているので、いつ着ていてもOK!
【冬】に大活躍!着こなし見本集
トラッドやモードな雰囲気楽しめるスタンドカラーコートは、襟が立っているからこそ首元もしっかり防寒できるのがポイント。今年の冬は、おしゃれ面でも機能面でもおすすめなスタンドカラーコートにトライしてみて。
ダウンのスタンドカラーコート
▼ライトカラーとかけ合わせて
どんなアイテムにもなじみやすい黒色のダウンスタンドカラーコートには、ボトムスや小物に明るい色を合わせてメリハリを強調。厚みのあるコートなので、足元はすっきりさせるのが好バランス。
▼インナーに白を選んで抜け感を
コンサバになりがちなロング丈のスタンドカラーダウンには、白のインナーを選ぶことで抜け感を加えて。さらにロゴ入りで遊び心を足せば、おかたくなりすぎない大人カジュアルが完成。
▼見た目にも暖かな色をチョイス
目に止まりやすいアウターだからこそ、ベージュなどのぬくもりカラーを選んで、見た目の温感をアップ。ビッグシルエットには、すっきりスキニーボトムスが好相性。シューズにはアウターとリンクさせた色をチョイスして、統一感を意識。
ウールのスタンドカラーコート
▼正統派アウターはデニムでカジュアルダウン
紳士的なハンサムルックが楽しめる、ウール素材のスタンドカラーコーデ。足元はネイビーのスニーカーとライトブルーデニムでメリハリをつけて、コーデをリラックス。手元にファーバッグをあしらって、女性らしさをひとさじ。
▼イエロー×チェック柄でご機嫌ルック
暗色にまとまりがちな秋冬には、季節感のあるマスタードイエローのスタンドカラーアウターを選んで、気持ちをブライトアップ。足元も白地チェック柄パンツと白シューズを合わせて、明るいトーンに頼ってみて。
【色別】おすすめコーデ集
スタンドカラーの特徴がわかったら、お次は色別のお手本コーデをご紹介。定番色だけを厳選したので、これからの着こなしの参考にしてみて。
キャメルのスタンドカラーコート
▼ガーリーアウターの足元は落ち着かせて
スタンドカラーとキャメルで、フェミニン度高めに着こなせるアウター。プレーンなアウターからメリハリのきいたグレーリブスカートをのぞかせたら、グラデーションになる黒スニーカーをONして足元の糖度は抑えめに。
▼ワンピースと合わせてこなれ感アップ
コートを着るとき、コーデの色やボトムスの丈に悩むもの。ワンピースなら1枚でサマになる着こなしが完成します。コートの下も手抜き感なく、テクニックいらずでおしゃれを演出。
ベージュ系のスタンドカラーコート
▼スタンドカラートレンチでトラッドに
スタンドカラーのトレンチコートなら、トラッドな印象を楽しめる。ベージュとなじみのよいブラウンケーブルニットをのぞかせて、季節感のある温感コーデをメイク。足元には白靴下×オックスフォードシューズを合わせて、正統派コーデを盛り上げて。
▼カジュアルコーデをクラスアップ
全身をカジュアルアイテムで統一したスタイルに、ベージュのスタンドカラーコートを足してコーデをクラスアップ。張りのある素材で、他のアイテムとのメリハリを強調。
グレー系のスタンドカラーコート
▼ライトグレーで洗練された雰囲気を
なだらかなふくらみで女性らしさを楽しめるスタンドカラーコートは、ライトグレーを選んで都会的な洗練コーデに。足元はなじみのよい黒ボトムスと白スニーカーで、モノトーンコーデをメイク。
▼リボンベルトでスタイルアップ
ベーシックなスタンドカラーコートは、Iラインシルエットのものを選ぶと◎。縦長効果でスタイルよく着こなせます。グレーなら膨張して見えないので、前を締めて着てもエレガント。
黒のスタンドカラーコート
▼ボタンのとめ方でより自由な着こなしに
スタンドカラーを強調するために、一番上のボタンだけとめるテクが上級者。インナーとボトムスの色をグレーで統一したら、小物には白を投入してコーデのメリハリをアップさせて。
▼カジュアルをほどよく引き締め
ボーダートップス×デニム×スニーカーのカジュアルコンビたちは、ハリ感のある黒のスタンドカラーコートを合わせて引き締め。正統派アイテムを一点投入するだけで、カジュアルコーデも見違える。
▼白黒バイカラーコーデの主役に
秋冬の定番であるモノクロコーデには、ルーズなシルエットが魅力のスタンドカラーコートを主役にON。上下に効果的に白が散らばっているので、重たい印象はゼロ。
白のスタンドカラーコート
▼色数が多い時はトーンを統一させて
アウターが主役になる季節は、目を惹く白のスタンドカラーコートでフレッシュな印象に。パープルやグレーなど色数が多いときは、色のトーンを統一させてすっきりと。
▼ボア素材でぬくもりコーデ
首元まで暖かなスタンドカラーのボアアウターなら、見た目にも暖かい。落ち着いたブラウンで、カジュアルになりすぎない大人のコーディネートに仕上げて。
カーキのスタンドカラーコート
▼カーキでハンサムをプラス
白ワンピース×ストライプボトムスのマリンルックには、カーキのスタンドカラーコートを足してコーデをピリッと引き締め。キャスケットとパンプスに黒を選んで、淡色×渋色を中和。
▼サファリテイストにマッチさせる
レオパードスカートになじませるように、カーキのスタンドカラーコートをON。他のアイテムも黒やブラウンで統一して、秋冬のサファリスタイルをメイク。
▼スタンドカラーコートを主役に
深みのあるカーキで、おしゃれな大人のコートスタイルに仕上げて。コートの中はモノトーンでまとめて、シンプルにコーディネート。
【ビジネスシーン】コーデ集
黒スタンドカラーコート
どんなシーンでも使える黒は、ぜひ持っておきたい優秀な1着。取り外し可能なファーをつければ、ラグジュアリーな印象に。派手にならず、上品な装いが完成です。
グレースタンドカラーコート
マンネリ化したり、暗くなったりしてしまいがちな冬のオフィスコーデも、グレーのスタンドカラーコートなら明るさがアップ。きちんと感は残しつつ、こなれた印象に。
ネイビースタンドカラーコート
キレイめネイビーのスタンドカラーコートは、いい女の雰囲気が満載。オフィスコーデに一枚羽織るだけで、デキる女度がぐっとアップ。
ベージュスタンドカラーコート
フェミニンに決めたいなら、ベージュのスタンドカラーコートがおすすめ。スカートと合わせて、好印象をゲット。
【番外編】マフラーやストールを巻くには?
冬に欠かせないマフラーやストールをスタンドカラーコートに合わせるなら、どんな着こなしがおすすめ? 実際の着こなし例をさっそくチェック。
スタンドカラーの部分だけ閉めてその上からマフラーを巻く
スタンドカラー×マフラーの合わせ技なら、暖かさも2倍! ベージュの温感を損なわないためにも、他のアイテムはすべて黒で統一すると◎。
スタンドカラーを広げてマフラーを巻く
がばっとフロントオープンしたコートの襟がラフでこなれた雰囲気のスタイリング。ぐるぐる巻いたマフラーと、深めにかぶったニット帽がヨーロッパガール風でかわいい。
ストールを羽織りのようにコートの上からかける
スタンドカラーを見せるのなら、ストールは羽織りとして取り入れてみて。トラッドなコートだからこそ、ストールにはチェック柄をチョイスするのがgoodバランス。