謝恩会での服装選びのマナーと3つのポイント
せっかくの謝恩会、普段より華やかにドレスアップすれば、仲間と何倍も楽しい時間を過ごせるはず。ここでは謝恩会コーデの「服装のマナー」と「服装選びのポイント」をレクチャー。
服装のマナーをしっかりチェック
- 爪先の出る靴は避ける
- バッグは小さめが基本
【1】爪先の出る靴は避ける
爪先の出る靴はフォーマルな式典などには不向きです。ミュールやサンダルは避け、5cm以上ヒールのあるパンプスを選ぶのがおすすめ。必ず素足ではなくストッキングを履きましょう。
【2】バッグは小さめが基本
大きめのバッグは、フォーマルな空間ではあまりふさわしくありません。コンパクトなバッグなら立食、着座どちらのシーンでも◎。
服装選びの3つのポイント
- 普段より華やかに着飾って
- パールやビジューで華やぎをプラス
- 謝恩会ではファーや毛皮もOK
【1】普段より華やかに着飾って
謝恩会ではホワイトカラーもOK。透け感のある素材で、みずみずしい透明感とフェミニンさを引き立てる無敵コーデに仕上げて。
【2】パールやビジューで華やぎをプラス
華やかなシーンでは、パールのアクセサリーやビジューがマスト。物足りなくなりがちな顔まわりも華やかに。
【3】謝恩会ではファーや毛皮もOK
結婚式ではNGのファーや毛皮も謝恩会ではOK。過度な露出は控えて、羽織りなどのアイテムで肌見せをセーブして。
《カラー別》お手本コーデ
続いては服装のカラー別に、謝恩会におすすめのお手本コーデをご紹介。
ブラック系
▼Iラインドレスなら体型カバーも叶う
ラインが出ないタイプのIラインドレスは、スタイルアップにも効果的。透け感のある袖が重たくなりすぎず、上品に仕上げてくれます。
▼ワイドパンツもブラックなら引き締まって見える
ブラックのパンツスタイルなら、クールな大人の印象に。レース素材の切り替えが、繊細な女性らしさを引き立ててくれます。
ホワイト・ベージュ系
▼年齢を選ばないベージュのレースドレス
控えめながら華やかで品のあるベージュは、謝恩会のみならずどんなシーンでも着回し力◎。膝丈ならどの年齢層もトライしやすいはず。
▼正統派!ホワイトのセットアップ
ホワイトトップス×ホワイトパンツで正統派ルックに。シルバーアイテムを取り入れて洗練された印象に仕上げて。
レッド・ピンク系
▼王道ピンクでキュートに
王道のピンクは、気分もより華やかにしてくれそう。ロング丈なら若々しくなりすぎず、絶妙な大人かわいいスタイルに。
▼赤のサテンで辛口に
暖色系のカラーもパンツスタイルなら幼すぎず上品にまとまる上に、ワンカラーでも個性的に決まります。黒小物でアクセントを効かせて辛口にまとめて。
ブルー系
▼ヘムレースでノーブルに
鮮やかなブルーはエレガントな印象に。ウエストマークでメリハリをつけて、スタイルアップ。レーシーなマキシ丈が、高貴な女性らしさを演出してくれます。
▼肩まわりのレースで色香をプラス
ベアトップドレスも、レースやシアー素材のトップスを合わせると上品な肌見せスタイルにまとまります。ブルーをチョイスすれば、クールで知的なイメージに。
イエロー系
▼くすみイエローで顔色明るく
肌の色をきれいに見せてくれるくすみイエロー。大人かわいく仕上がるこの色は、意外とまわりとかぶらないのでおすすめです。
▼ターメリックイエローのオールインワンで視線を独り占め
スパイシーなイエローのパンツドレスで、ひときわ目をひく都会的なハンサムスタイルをメイク。まわりと差をつけたいときにはうってつけの一枚です。
【シーン別】失敗知らずのスタイリングテク
謝恩会と一口に言っても、シーンによって選びたい服装はさまざま。ママさんも学生さんも必見の、『失敗知らず』なスタイリングテクをしっかりチェックして。
子どもの幼稚園・学校
▼デコルテ見せで華奢な印象に
広めのVネックで首まわりをしっかり見せることで華奢見え効果バッチリのワンピース。ライトブルーが、優しさと知的さをあわせもつ素敵なママに仕上げてくれます。
▼黒のワンピースなら間違いなし
迷ったときにはやっぱり黒。透け感や裾のフリルで、王道黒ワンピースにかわいらしさをもたせて。
▼ライトパープルでエレガントに決める
子どもの謝恩会では落ち着いた色遣いに落ち着きがちですが、あえて透けるようなライトパープルをセレクトしてエレガントに。視線も品のよさも独り占めするワガママコーデの完成。
大学・専門学校
▼ワンショルダーで強めに仕上げる
モードなオールブラックのオールインワンは、ワンショルダーなら個性的な印象に。絶妙な肌見せバランスでセクシーかつ強めに攻めてみて。
▼全力でキュートに振って
あざとささえも味方につけて、とことんかわいくコーデをメイク。隙のないキュートスタイリングは、足元のホワイトパンプスまで抜かりなくこだわって。
▼あえて肌見せしないゴシックスタイリング
黒のワンピースはハイネックタイプを選ぶことでゴシックテイストに仕上がる。肩まわりから腕にかけてのレースで抜け感をメイクすることで、ヤボったさを払拭。
【スーツ】はこう着ればおしゃれに決まる
カチッとした印象のスーツを謝恩会で着るなら、ちょっとした工夫で華やか&おしゃれに着こなすのがGOOD。おしゃれなスーツコーデで、かっこいい女性を演出してみて。
インナーも黒でシックにまとめる
ジャケットのインナーにも黒を選び、キリッと決めたクールスタイリング。アンクル丈のパンツを選ぶことで足元に抜け感が出て◎。
オフホワイトのスーツで優しく知的な印象
王道シルエットのスーツは、明るいカラーを選ぶだけでガラッと印象チェンジ。オフホワイトのやわらかさで、優しさと知的さを同居させた素敵な女性に。
チェックで旬のスタイルに
チェックのセットアップなら旬のスタイルに。パッと目を惹く印象になり、周りと差をつけることも可能!
【パンツスタイル】をおしゃれでかっこよく
クールやハンサムに決めたい人にはパンツスタイルがおすすめ。カラーやシルエットによって印象もずいぶん違うので、その日の気分に合わせたテイストでコーデメイクしてみて。
肌なじみのよいベージュのセットアップ
かっこよさの光るワイドパンツのセットアップは、肌なじみのよいベージュでやわらかな印象をメイク。ヌーディーな雰囲気で、シンプルながらも大人の艶やかさをほどよく演出。
ラフ×クールで辛口に攻める
細身パンツのクールコーデは、ボアジャケットで女性らしさをON。各アイテムをサラッと着こなすラフ感が、飾らない大人の余裕を演出。
ベアトップのオールインワンなら強い女性に仕上がる
強めに攻めたセクシーなベアトップオールインワンは、レースインナーを合わせて肌見せを調節。ラメの折り込まれたインナーと漆黒のパンツドレスで、レッドカーペットを歩くハリウッド女優のような装いに。
【年代別】スタイリングのポイント
ここでは年代別に服装のポイントをご紹介していきます。 10代から20代は、初めてドレスを購入するという人も多いかも。30代から40代は、ドレスコーデに少し慣れてきて、マンネリを感じてくる頃かもしれません。年齢に応じた着こなしをぜひ楽しんで。
10~20代はメリハリをつけて華やかに
▼ブラックのミニ丈ワンピース
ミニ丈ワンピ―スは若さの象徴。ダークカラーなら甘くなりすぎない。部分的にあしらわれたレースが大人っぽい女性らしさを引き出してくれる一枚。
▼ウエストマークでメリハリをプラス
ハイソなグリーン×レースで凛としたお嬢様スタイルに。ウエストのベルトがメリハリを与えてくれて◎。適度な肌見せで若々しい印象をアップさせて。
▼Vストラップで優雅に
エッジの効いた大胆なドレスでキリッとクールに決めて。お目立ちカラーの小物を差し色でプラスすれば、こなれ感たっぷりの大人スタイルが完成。
30~40代は大人の余裕感を意識して
▼マキシ丈のドレスで淑女をイメージ
大人の余裕を感じる総レースのマキシ丈グレードレス。黒小物で引き締めつつ、エレガントな印象に。
▼短めワンピ―スもIラインシルエットならバッチリ決まる
ミニ丈ドレスも、落ち着いたカラーのゆったりシルエットのものをチョイスすれば、大人っぽく決まります。小物は白でそろえてエレガントに。
▼アイシーカラーで明るく
ミニ丈ドレスも、落ち着いたカラーのゆったりシルエットのものをチョイスすれば、大人っぽく決まります。小物は白でそろえてエレガントに。
まわりと差をつける個性派コーデ
たくさんの人が集まる謝恩会では、だれかと服装がかぶってしまう可能性も......。りと差をつけるなら、こんなコーデがおすすめ!
オーバーサイズのハンサムセットアップ
ラフさときちんと感がミックスされた『通』なおしゃれコーデ。インナーを黒にすることでメリハリが出て◎。
和装で華やかに
フォーマルな式典で華やかに決まる和装は、年代問わずにおすすめです。卒業シーズンにふさわしい桜色や淡いカラーの訪問着や付け下げのほか、大学や専門学校の謝恩会では振袖や袴姿もGOOD。