ワークキャップとは
まずは、ワークキャップについての簡単な歴史やデザインの特徴を押さえておきましょう!
ワークキャップとは、前ツバと平らなトップが特徴の帽子です。普通のキャップは頭に沿うカッティングですが、ワークキャップの場合は平らなトップなので、キャスケットのような控えめなボリューム感が出ます。
元々は、アメリカの鉄道作業員がかぶっていた帽子で、次第に働く人の帽子=ワークキャップと呼ばれるようになったそう。
普通のキャップよりほんの少しだけ存在感がある、そんなワークキャップはカジュアルコーデと相性抜群なんです!
ワークキャップは浅めに被る?深めに被る?
ワークキャップは、浅めにかぶるか、深めにかぶるかで印象がちょっと変わります。おしゃれに決まるポイントを押さえておけば、その日のコーデに合うかぶり方を選択できるはず!
浅めに被るなら髪を纏めてこなれ感を
ワークキャップをちょこんと浅めにかぶる場合は、まとめ髪で顔まわりをすっきりさせるのがおしゃれ見えのコツ。こなれた印象が手に入るので、デイリーコーデがぐっとあか抜けるから試してみて。
深めに被るならカジュアルコーデを意識して
深めにかぶる場合は、帽子の印象が強くなるのでそれになじむカジュアルコーデを意識してみて。髪は、耳にかけるなどして程よいスッキリ感を演出するのがおすすめ。前ツバで顔をしっかりガードできるから日焼け対策にも◎!
『春夏』のワークキャップおすすめコーデ
春夏にワークキャップを投入するなら、淡い色合いをセレクトして涼しげな印象をメイクしてみて。薄着になって地味見えしがちな春夏コーデのちょうど良いアクセントになってくれます。
ゆるコーデの引き締め役にワークキャップをON
オーバーサイズパーカー×ロングスカートのゆるコーデは、ワークキャップで目線を上げて程よく引き締め。ベージュ・白・ミントの淡いカラーコーデが春夏らしい清涼感を演出してくれます。
ワークキャップで定番デニムコーデを格上げ
白スウェット×デニムの定番ワンツーコーデには、シンプル過ぎに陥らないようにワークキャップでアクセントを付けてみて。顔まわりを飾ることで、何気ないスタイリングが瞬時におしゃれ見えします!
オールホワイトコーデ×ワークキャップ
こちらは、ヌケ感たっぷりなオールホワイトコーデのアクセントにベージュのワークキャップをプラス。間延びしがちなワンピースコーデのスタイルアップにも役立ちます。白×ベージュの淡色を黒のバッグでピリッと引き締めて。
『秋冬』のワークキャップおすすめコーデ
秋冬のワークキャップコーデは、ウォーム感のあるアイテムと組み合わせたり、深みカラーのワークキャップで季節感をプラスして。ボリューミーな秋冬のお洋服でも、帽子をかぶることで重心アップが叶う!
チェック柄と組み合わせて秋冬らしく
秋冬らしいチェック柄ワンピースに、ブラウン小物をプラスして温感アップを狙ったコーデ。キャスケットもブラウンでリンクして、全身の統一感を高めて。しっかりウエストマークしてメリハリアップしたのも成功の秘訣。
ざっくりニット×ワークキャップの大人カジュアル
ざっくりケーブル編みニットにカーキパンツを合わせたコーデには、顔映えを柔らかくしてくれるベージュワークキャップを添えて大人カジュアルに。肌や髪色となじむ帽子なら、程よい存在感でこなれ感たっぷり。
深みカラーのワークキャップをアクセントに
こちらは、白ニット×ベージュワイドパンツの明るいカラーコーデに、深みカラーのワークキャップで秋冬らしい季節感をON。足元に重心が溜まりがちなワイドパンツコーデも、帽子でトップにアクセントをつければ簡単にスタイルアップ!
『色別』のワークキャップおすすめコーデ
ワークキャップは、選ぶ色によって顔の印象をチェンジできる優れもの。なりたいイメージに合わせた色をセレクトして、よりおしゃれコーデを目指しましょう。
ベージュのワークキャップ
▼ベージュワークキャップ×デニムコーデ
ベージュは、上品な女性らしさを演出できる色。ワークキャップで投入すると、カジュアルだけどどこか品のあるスタイルが目指せます。デイリーなデニムコーデが、ベージュワークキャップのおかげで柔らかな印象に。
▼ベージュワークキャップ×スカートコーデ
優しい色合いのベージュワークキャップは、スカートコーデとも相性◎。きれいめなグレンチェックのスカートにあえてカジュアルアイテムを組み合わせて、大人っぽコーデを楽しんで。
▼ベージュワークキャップ×パンツコーデ
肌なじみの良いベージュワークキャップは、コーデにさりげないアクセントを加えたいときにとっても便利。白ワイドパンツ×デニムシャツの爽やかコーデにプラスして、ワークキャップが主張し過ぎない絶妙バランスに。
黒(ブラック)のワークキャップ
▼黒ワークキャップ×ワンピースコーデ
黒のワークキャップは、顔映えをピリッと引き締めてくれるのでクールな印象作りにもってこい! 白ワンピースと組み合わせてメリハリのあるモノトーンでまとめれば、シンプルコーデが瞬時にクラスアップします。
▼黒ワークキャップ×サロペットコーデ
こちらは、サロペットに太ボーダーインナーを合わせたコーデ。ワークキャップを黒で統一して、インパクトのある太ボーダーをなじませて。サロペットが明るいベージュだから、重く見える心配はゼロ!
カーキのワークキャップ
▼カーキワークキャップ×レイヤードコーデ
大人の余裕を感じさせてくれるカーキワークキャップは、トレンドのレイヤードコーデに合わせてこなれ感をプラス。白×デニムのカラーレスコーデに少量の色を足すだけで、野暮ったさを排除できるから不思議!
ワークキャップに+1して印象を変えよう
最後に、ワークキャップコーデをより楽しむための +1テクニックをレクチャー! 顔まわりの奥行きをアップする小物使いで、よりおしゃれな装いを目指してみて。
サングラス
ワークキャップにサングラスを+1すると、大人っぽいこなれた雰囲気が即手に入る! リラックス感漂うゆるコーデの引き締め役にもぴったり。ルーズに羽織ったシャツで、ヘルシーさもアピールして。
メガネ
メガネを+1すると、ワークキャップのカジュアルコーデに知的さをプラスできます。パーカーにリュック、スニーカーととことんカジュアルで固めても、どこか大人っぽいのはメガネのおかげ!