グレゴリーってよく聞くけれど、どんなブランド?
「グレゴリー(GREGORY)」は、1977年にカリフォルニアで生まれたバックパックブランド。快適な背負い心地、フィット感、耐久性、機能性を追求し、当初はアウトドアブランドとして周知されていたが、最近ではデザイン性の高さからタウンユースでも人気。アウトドアからビジネスまで用途は幅広く、今なお世界中のファンを魅了し続けている。
グレゴリーリュックをコーデにうまくなじませるコツ
- 足元はスニーカーかスポーツサンダルが◎
- フェミニンなコーデに合わせてカジュアルダウン
【1】足元はスニーカーかスポーツサンダルが◎
何も考えずにふだんのコーデに取り入れると、グレゴリーリュックだけが浮くおそれが……! ちぐはぐなスタイリングにならないように、足元はスポーティーな『スニーカー』や『スポーツサンダル』を採用すると◎。足元をリュックの雰囲気(系統)と合わせるだけで、簡単になじみやすくなるからぜひ試してみて。
【2】フェミニンなコーデに合わせてカジュアルダウン
フェミニンなコーデの外し役として、メンズライクなグレゴリーリュックを投入して、おしゃれにカジュアルダウンさせてもうまく決まる。ただ、一歩まちがえると子どもっぽくなる可能性もあるので、原色などの派手な色のアイテムは避け、ボトムスはなるべくロング丈をチョイスして大人っぽさを演出するのがコツ。
初心者必見!『人気モデル』コーデ
グレゴリーのことはよくわかったけれど、リュックのモデルがたくさんあって、一体どれがいいのかわからない……と悩む人もいるかも。そこで、ここでは数ある種類のなかから、人気モデルを3つピックアップ! ぜひ参考にしてみて。
デイパック
数あるグレゴリーリュックのなかで、不動の人気を誇る『デイパック』。クラシカルなデザインとは裏腹に、使わないときは収納できるウエストベルトや物が取りやすいように設計されている表面のポケットなど、機能性にこだわってつくられています。
▼『デイパック』を使ったお手本コーデ
ナチュラルな雰囲気を感じさせるグリーンのベーシックなカットソーを主役に、サイドスリットが入ったロングデニムスカートを合わせることで抜け感をプラス。黒のスニーカーと合わせて黒の『デイパック』を持つことで、コーデ全体がぐっと引き締まる。
ハーフデイミニ
人気のデイパックを、縦長のスリムな形にしたモデルが『ハーフデイミニ』。細身のシルエットなので、女性の背中にフィットしやすいところが魅力的。スリムな見た目に反する収納力の高さで、つい荷物が多くなってしまう大人女子の強い味方になってくれるはず。
▼『ハーフデイミニ』を使ったお手本コーデ
青々としたスキニーデニムに半袖Tシャツをインしたシンプルなコーデ。通常のバックパックよりも容量が小さい『ハーフデイミニ』を合わせることで、カジュアルすぎないスポーティーなコーデに。厚さもほどよい薄さで、タウンユースにもぴったり! VネックTシャツと赤の「コンバース(CONVERSE)」を合わせて女性らしさをプラスして。
スケッチ22
ジッパーの位置がわかりづらく、防犯対策に最適な『スケッチ22』。背面側にあるPCタブレットスリーブにはバックパネルが仕込まれており、精密機器をしっかり守ってくれます。通勤時、パソコンやタブレットなどをよく持ち運ぶ人にイチ押しのモデル。スマートなデザインなので、デイリーにも大活躍することまちがいなし!
▼スポサンと合わせてボーイッシュに
ベージュ×白のやわらかいトーンでまとめたカジュアルコーデを、黒のスポサンでボーイッシュなスタイルへアップデート。そこに『スケッチ22』を合わせることで、よりメンズライクなコーデに仕上がる。
▼洗練された都会風のカジュアルスタイル
シンプルなグレーのロングワンピースにスポサンと『スケッチ22』をONして、とことんカジュアルに仕上げて。スポサン×白の靴下は子どもっぽくなりがちだけれど、リュックの色とリンクさせることで、洗練された都会風のカジュアルスタイルに。
【黒】は合わせやすさ抜群!
定番の色はやっぱり黒。合わせやすくて汚れも目立ちにくいから、使い勝手抜群。そんな優秀な黒のグレゴリーリュックのお手本コーデをお届けします!
女性らしさを感じさせるボーイッシュな装い
キャメルのワイドチノパンツ以外を黒でまとめて、ボーイッシュな装いにもシックな女性らしさを演出。チノパンツはワイドシルエットをチョイスすれば、トレンド感がありつつもゆったり落ち着いた印象に。
夏のレジャーや旅行にも最適
パキッとした夏らしい白Tシャツと白のバックルつきのプラットフォームサンダルを取り入れて、爽やかなサマールックに昇華。動きやすくレジャーや旅行にも最適なグレゴリーリュックを背負えば、快適に夏を楽しめそう♪
ぼやけがちな淡い配色をしっかり引き締める
グレーのニットとベージュのチノパンツのぼやけがちな淡い配色を、黒のグレゴリーリュックでしっかり引き締めれば、一体感のあるまとまったコーデに昇華。Tシャツやスニーカーで随所に白を効かせると、清潔感もばっちり。
【花柄】で可憐なアクセントをON!
個性的な花柄のグレゴリーリュック。王道だけれど上級者向き。一歩まちがえれば、ダサ見えしてしまいそうで躊躇しがちだけれど、お手本コーデを参考にして、さっそくトライ!
無地のスタイリングに愛らしいアクセントをON
ベーシックな無地のスタイリングに花柄のグレゴリーリュックでアクセントをON。バックコンシャスプルオーバーとスカートのバックスリットで、さりげなくトレンドと抜け感を取り入れて。花柄のグレゴリーリュックを合わせることで、甘すぎない可愛さをプラスできる。
【パンツ】スタイル
パンツスタイルのときはクールさを足したり、快活でエネルギッシュなコーデに変身させたりすると、大人女子にふさわしい都会風スタイルに転換。ラフになりすぎると子どもっぽくなってしまうので、落ち着いたベーシックカラーでまとめるのがポイント。
夏のワンツーコーデのマンネリ化を回避
Tシャツとデニムのワンツーコーデは、おしゃれなビーチサンダルとグレゴリーリュックでエネルギッシュに盛り上げて、夏の定番スタイルのマンネリ化を防止! Tシャツで大人カラーを身にまとって、幼さを適度に抑えて。
きれいめなスポーツMIXスタイルに
モノトーンコーデにキャメルのキャップを被って、明度を高めて。そこにグレゴリーリュックを背負えば、スポーツMIXスタイルが完成。きれいめなベイカーパンツを穿いて、カジュアルすぎない自立した女性のスタイルを演出。
カジュアル×ナチュラルな配色で大人の雰囲気に仕上げる
清涼感を感じさせるベージュのショートパンツを穿いて、ヘルシーに肌見せ。ローカットの「コンバース」とグレゴリーリュックがカジュアルな雰囲気を出しつつも、白×ベージュのやわらかいナチュラルな配色のおかげで、どことなく大人っぽい仕上がりに。
上下でメリハリをつけて、女らしさも忘れずに
白のゆったりとしたケーブルニットに黒のスキニーパンツを合わせてメリハリをつけ、女性らしい華奢なラインを嫌味なくアピール。黒のハイカットスニーカーとともにグレゴリーリュックを投入して、アクティブな装いに。
ふわっとやわらかいフェミニンなアクティブスタイル
前項とスタイリングの配色は似ているけれど、こちらはスニーカーの色がベージュなので、ふわっとやわらかいフェミニンな印象に。黒のキャップで引き締めると、白とベージュが浮かずにしっかりまとまる。
【スカート】スタイル
甘すぎると面白くない! そんなときは、スポーティーなグレゴリーリュックの出番。フェミニンなスタイルをおしゃれにカジュアルダウンさせて、大人女子らしいこなれ感をGETしてみて。
快活で女性らしいコーデをおしゃれにカジュアルダウン
こっくりとしたマスタードイエローのリネンスカートが主役のスタイリング。快活で女性らしいコーデに黒のグレゴリーリュックをプラスして、おしゃれにカジュアルダウン。サンダルの色とそろえて、統一感をアップさせて。
ポップでカジュアルなスタイルをしっかり引き締める
不規則なフリルのティアードスカートがとってもキュート。足元は白のローカットスニーカーをチョイスし、ポップなカジュアルスタイルに。トップスとスカート、スニーカーはそれぞれ違う色だけれど、黒のグレゴリーリュックのおかげで全体がしっかり引き締まる。
ローカットのスニーカーとともに、ボーイッシュさをアピール
クールなモノトーン配色に、ふわっとした台形のロングスカートをON。ノースリーブの白Tシャツでヘルシーな肌見せをしてフェミニンな雰囲気をアピールしつつ、ローカットのスニーカーと黒のグレゴリーリュックでボーイッシュさも印象づけて。
ベーシックなワンピースをアスレジャースタイルへと転換
ベーシックな黒のノースリーブワンピースをアスレジャースタイルへと転換! カーキのグレゴリーリュックと『エアリフト』のスポーティーなニュアンスがうまく効いている。キラッと輝くシルバーのバングルを腕にはめて、さりげなく女らしさも取り入れるのが大人女子流。
甘口と辛口の絶妙な掛け合わせがGOOD
すべて黒でまとめたシンプルな大人シックコーデ。バッグにグレゴリーリュックをセレクトすれば、カジュアルのなかにも都会的で洗練された雰囲気をつくれる。甘口と辛口の絶妙な掛け合わせが、単調なワントーンコーデをぐっと格上げ。
【アウター】合わせ
最後に、アウターの上にグレゴリーリュックを背負ったお手本コーデをご紹介。タイトなシルエットのボトムスを穿いて縦ラインを意識したり、ショート丈のアウターと合わせてコンパクトにまとめたりすると、着ぶくれとは無縁の細見えスタイルが手に入るはず!
トレンチコート
ベージュのトレンチコートの下からパーカーのフードを出したレイヤードスタイル。上は厚みをもたせる分、下はスキニーパンツと白のスニーカーですっきりさせてヤボったさを回避するのがコツ。
▼こなれ感たっぷりのパリジェンヌ風コーデ
カットソー×スキニーのシンプルなコーデを、黒のベレー帽とローカットスニーカーでフレンチシックな装いにブラッシュアップ! そこに、グレゴリーリュックを投入すると、こなれ感を前面に出したパリジェンヌ風に転換。
ダウンジャケット
ボリュームの出やすいダウンジャケットとグレゴリーリュックを合わせるときは、ショート丈のジャケットをチョイスして、コンパクトにまとめるのが鉄則。淡いチノワイドパンツが、ナチュラルなボーイッシュスタイルへと導いてくれる。
ダッフルコート
厚手のロングコートでもIラインシルエットのものを選べば、スポーティーなグレゴリーリュックもすんなりなじむ。コートとリュックの色をそろえて、よりいっそう一体感を高めて。白靴下×バレエシューズのフレンチルックなコンビで、キュートなエッセンスをひとさじ。