恋愛に興味のない男女の特徴
最近、恋愛に興味のない男女が増えているのをご存知ですか? 好きな人や気になる人が恋愛に興味がないタイプだった場合、どのようにアプローチしたらよいでしょうか。
最良の策を練るためにも恋愛に興味のない人の特徴を知りたいですね。代表的な3つを見ていきましょう
恋愛よりも仕事や趣味が優先
仕事や趣味が優先の人は恋愛に興味がないというより、恋愛から一歩引いた生活をしています。仕事や趣味の世界で自分を高めるために恋愛が必要ないタイプの人もいますが、仕事や趣味に没頭しすぎて恋愛に使う時間や余裕がないだけの人もいるでしょう。
好みのタイプや目標が似ている異性からであれば、喜んで誘いに応じる可能性もあります。現在恋愛に興味がなさそうな人であってもアプローチをかける価値がありそうですね。
ただし、現在没頭している仕事や趣味の邪魔をしたり、自分の知識が優れているようにふるまったりするのはNGといえます。面倒くさいと思われると、この先チャンスが訪れることはないでしょう。
1人で過ごすのが好き
人に囲まれていないと承認欲求が満たされない人もいますが、中には1人で過ごすのが好きなタイプの人もいます。恋愛で悩んだり傷ついたりするくらいなら1人でいる方が楽しいと考えるタイプです。
自分の好きなことや楽しみたいことがはっきりしているので1人の時間が寂しいとも感じません。付き合いが悪く取っつきにくいタイプに見える場合もありますが、実際に話してみると穏やかな人であることが多いです。
1人でいることを尊重してあげたり、群れなくても過ごせることをほめたりすると喜んでくれるでしょう。
友人が多い
一方で、友人が多く、今は友人とともに過ごす時間が最高に楽しいから恋愛に興味がない人もいます。男子・女子混合のグループで遊ぶタイプなら恋愛に興味を持つ日も近いかもしれません。しかし、男子のみ、女子のみで遊んでいる人だと今は本気の恋愛には発展しづらいでしょう。
こうしたタイプは恋愛だけでなく結婚にも興味がないタイプが多いです。真剣な恋愛に興味を持ちだすのは周りの友達が結婚しはじめてからかもしれません。
なぜ若者は恋愛に興味がないのか
現在50歳を未婚で迎える人の割合は男性が約25%、女性が約15%にも上るといわれています。
<参考>内閣府 平成30年版少子化対策白書 第1部 少子化対策の現状(第1章 3)
もちろん結婚したくてもできなかった人や恋愛はしたけれど結婚に結び付かなかった人も中にはいるでしょう。
しかし、心配されているのは自ら望んで恋愛をしない人生を選ぶ若者が増えていることです。なぜ恋愛に興味のない若者が増えたのでしょうか。理由を探ってみました。
恋人の必要性を感じない
昨今はインターネットの発達やSNSの普及によって、以前に比べれば日常の楽しみや他人とのコミュニケーションが格段に増え、1人でいても暇を持て余すこともないでしょう。そのため、恋人と過ごす親密な時間や、恋人自体に必要性や価値を感じない若者が増えています。
また、料理や掃除・洗濯などの家事をしたことのない男性でも検索をすれば知りたい情報が瞬時に手に入る時代です。女性の手を必要としない男性が増えたことも若者の恋愛離れに一役買ってるといえるでしょう。
さらに、女性の社会参加が当たり前となり、男性と肩を並べて働く女性も増えてきています。社会的立場や経済的に安定した現代女性は結婚や男性の必要性をそれほど感じられないのかもしれません。
経済的な余裕がない
一方で独身女性の1/3が経済的に余裕のない環境にあるようです。貧困状態にあるのは若い男性も同様で、まともな賃金を得られる就労環境ばかりではないのが現状です。
経済的な余裕がなくても恋はできますが、交際にはお金がかかるものです。そのため特定の異性との交際を避け、ついには恋愛自体に興味を持てなくなった若者も少なくありません。
また、現在は社会的な格差があっても、ローコストにおしゃれが楽しめたりスマホで簡単に情報が得られたりする時代です。貧困状態を隠している若者も多く存在します。
しかし恋愛関係になると彼氏・彼女には懐具合が知れるものです。自分の置かれた経済環境を知られたくない若者は恋愛を遠ざける傾向があり、社会問題の一つといわれています。
恋愛をしないのはつらい?
恋愛に興味のない若者でも、少し上の世代から「なぜ恋愛に興味がないの?」などといわれたことがあるでしょう。あまりによく聞かれると、恋愛に興味がない状況を寂しくつらく思うべきかと疑うこともあるかもしれません。
はたして、恋愛をしない・恋愛に興味がないことはつらいことなのでしょうか?
価値観はさまざま
現在は多様性を大切にする時代です。男性だから、女性だからと一つの価値観を求めるのはセクハラ、モラハラともいわれてしまいます。恋愛をするかしないかも当人の価値観次第といえるでしょう。
恋愛に興味がないといっても理由はさまざまです。運命の人に出会うまで恋愛はしたくないと考える人もいるでしょうし、夢や将来のため今は恋愛に向かう余裕がない人もいるでしょう。恋愛が大好きな人もいるように恋愛に興味がない人も一つの生き方として認めるべきです。
ただし、恋愛以外の仕事や趣味にも情熱を傾けられない、興味のあることが見つからないという人は少し世界を広げることも考えてみましょう。恋愛をすることや人と知り合うことで広がる世界があることを、今一度考えてみるのもよいかもしれませんね。
恋愛に興味のない人に恋をしたら
理由や価値観はさまざまですが、恋をしたら相手が恋愛に興味のない人でも何とか振り向かせたいと思うものです。恋愛に興味のない人にも効果的なアプローチ方法を見ていきましょう。
理解のある友人になる努力から
恋愛に興味がない人でも人に興味がないとは限りません。まずは友人になる努力から始められるとよいですね。友人を頼ってみたり、共通の趣味があることをアピールしたりすることから始めましょう。
友人になることを当面の目標として、急に印象付けようとはせず、相手の考えに賛同したり話に興味があると態度で示したりするとよいですね。異性であることを強く出すような服装、態度も控えましょう。今は友人にすぎなくても側にいるのが不自然でない存在を目指すのがおすすめです。
積極的になりすぎない
友人関係を目指すのであっても、積極的過ぎると引かれてしまう場合があります。相手が意図的に恋愛を避けているのなら近づいてくる異性の下心に敏感です。プライベートを知りたがったり個人的に連絡をしすぎたりすると面倒くさがられる可能性があります。
また、積極的なコミュニケーションを受け入れてくれる相手だと同性の友達のように扱われているだけとも考えられます。一歩距離を置いた位置から見守るような態度で接するのが良いでしょう。
相談などを持ち掛ける
頼みごとを相談してみる、何かを教えてもらうなど、相談を持ちかけるのが仲良くなる近道です。2人きりで会ったり連絡を取り合ったりしても周囲に怪しまれないような相談内容であれば相手も乗りやすいでしょう。
相手の興味があることであれば、張り切って相談に乗ってくれるでしょう。ただし、この時も恋愛感情を示すのはNGです。相手の厚意を裏切らないよう下心は見せないようにしましょう。
ゆっくりとアプローチをしよう
恋愛に興味がない人は、恋愛に臆病になっていたり、恋愛より大切なものがある時期だったりするものです。わかりやす過ぎるアプローチには嫌悪感を抱いたり、そもそも恋愛に興味がある人だと価値観が合わないと思われたりするでしょう。
恋愛に興味がない人へのアプローチは、相手のペースに合わせるのがおすすめです。それがゆっくりしたスピードであっても、相手の心を開かせることができれば恋愛対象に近い存在となれるでしょう。
まとめ
恋愛に興味がない人や若者について解説してきました。恋愛への興味は人それぞれで周りと比べることではありません。今恋愛がしたい人も興味がない人も穏やかに過ごせるとよいですね。
また好きな人が恋愛に興味のない人であれば、ゆっくり相手にあわせてアプローチしましょう。うまくいけば浮気の心配のない、唯一無二のパートナーと仲良く過ごしていけるでしょう。