ゴブラン柄ってどういうの?
ファッション誌などでよく目にする「ゴブラン柄」というワード。なんとなくイメージはできるけど実際にどんなもの? まずはゴブラン柄について頭にいれておきましょう。
「ゴブラン柄」とは、ゴブラン織りという織物の柄のこと。無地生地に後のせするプリント柄とは違い、生地を織りながら柄を表現する、ヨーロッパ発祥の歴史ある柄です。
程よく厚みがあり、しっかりとした生地に仕上がるのが特徴。クラシカルな花柄やペイズリーがデザインされていることが多く、深みがあって高級感のある柄合いが魅力的!
ゴブランスカートって今も履いていて大丈夫?
ゴブラン柄のような特徴的なファッションには流行があります。だからこそ、いつまで着ていていいのか迷ってしまいますよね。
しかし、ゴブラン柄(ゴブラン織り)は、歴史のある定番アイテムなので、今着ていてもまったく問題なし! 色選びや着こなし次第でオールシーズン楽しめます。
「春夏」のゴブランスカートおすすめコーデ
しっかりした生地感のゴブラン織りは、なんとなく秋冬のイメージが強いですが、色や合わせるアイテムに注意すれば、春夏もおしゃれに着こなせます。爽やかな色合いや適度な素肌見せで軽やかにコーデしてみて。
ブラウス×ゴブランスカート
パフスリーブの黒ブラウスにゴブランスカートを合わせたクラシックなスタイルは、真っ白なスニーカーで足元にヌケ感をプラス。小物で白を散りばめることで、春夏らしい爽やかさが生まれます。
カットソー×ゴブランスカート
こちらは、ゴブラン織りで表現されたチェック柄が可愛いスカートを主役にコーデ。シンプルなロゴTなど、合わせるアイテムをミニマルにまとめてスカートの魅力を引き立てて。柔らかいベージュで春夏にぴったりな色合いも◎。
ニット×ゴブランスカート
淡いベージュベースのゴブラン柄スカートなら、軽やかで明るい印象をメイクできます。白ニットでさらにトーンアップを狙って。足元はピンクのパンプスでキャッチーなアクセントをON。
「秋冬」のゴブランスカートおすすめコーデ
クラシックなゴブランスカートは、秋冬の気分にぴったり。シックな色合いでより秋冬らしく仕上げたり、合わせるアイテムでコーデの温感を上げる工夫をこらして。上手に着こなせば、大人っぽい上品な装いが必ず叶うはず!
カットソー×ゴブランスカート
華やかなゴブランスカートは、シンプルなカットソーを上品にクラスアップしてくれる効果アリ。タイトシルエットでレディに仕上げれば、簡単に大人のきれいめコーデが完成。黒の面積を多めにとると、よりクラシカルに決まります。
ニット×ゴブランスカート
▼黒ニットカーディガン×ゴブランタイトスカート
ふんわりニットを合わせれば、ゴブランスカートの高貴な雰囲気を柔らかく中和してくれるので、よりデイリーに着こなしやすい! ライトカラーのゴブラン織りを黒ニットカーデで引き締めてスマートにスタイリング。
▼白Vネックニット×ゴブランスカート
ピュアな印象の白ニットをゴブランスカートに合わせるきれいめコーデもおすすめ。上品なスカートだからこそ、オンシーンでもOKな大人っぽいスタイリングに。柄の一部分から拾った色で小物を揃えるとまとまり感アップ!
コート×ゴブランスカート
▼グレーノーカラーコート×ゴブランスカート
ダークカラーのゴブランスカートは、淡いアイスグレーのコートを羽織ると洗練感のあるクリーンなコーデに。秋冬でも、重厚感のあるゴブラン織りを軽やかに着こなせます。足元はブーツで程よく重みを持たせてバランス調整を。
▼黒ムートンコート×ゴブランスカート
リッチなムートンコートにゴブランスカートを合わせれば、大人のレトロコーデが実現。ヴィンテージライクな装いをオールブラックでシャープにまとめて、フレアスカートでもクールな装いに。
ゴブランスカートの丈でイメージが変わる!
ゴブランスカートは、丈感によってイメージが大きく変化します。ロング丈なら大人っぽく落ち着いた印象に、ショート丈なら大人可愛いレトロコーデが目指せる!
なりたい印象に合わせて丈感を調整するのがおしゃれ見えのカギ。
ロング丈のゴブランスカート
▼グレーリブニット×ロングゴブランスカート
リズミカルなジグザグボーダーがおしゃれなゴブランスカートは、ひざ下丈で落ち着いた印象に。シンプルなリブニットに合わせるだけでも、スカートの柄がコーデに奥行きを作ってくれます。
▼カーキニット×ロングゴブランスカート
ロング丈&フレアシルエットでボリューム満点なゴブランスカートは、大人の余裕を感じさせるカーキを合わせてこなれ感を演出。グリーンのベルトでウエストマークして、キャッチーなアクセントをつければスタイルアップも◎。
▼ミントグリーンニット×ロングゴブランスカート
黒×パープルのリュクスなゴブランロングスカートは、ミントグリーンニットを添えて可愛さをプラスして。シックさと可愛らしさがMIXされた、好バランスなレディコーデに。足首が見える丈なら、重さも気になりません。
▼黒ニット×ロングゴブランスカート
こちらは、黒ケーブルニット×ゴブランロングスカートで奥行きたっぷりなコーデに。全身ダークカラーでまとめたら、足元はブラウンのブーツでさりげなくヌケ感を意識。タイトスカートをセレクトして、ゆる×ピタシルエットをメイクしてみて。
ショート丈のゴブランスカート
▼ネイビーカーディガン×ショートゴブランスカート
ゴブランのミニスカートは、可愛らしさとクラシックさの両方が手に入る欲張りアイテム。こちらは、ネイビー×イエローの補色配色で、ゴブラン柄が引き立つ印象的な着こなしに。ミニ丈の脚の露出が気になるなら、タイツを使えば大人っぽくコーデできます。
▼白ニット×ショートゴブランスカート
ふわっとした白ニット×ショート丈ゴブランスカートなら、可愛い雰囲気のレトロコーデにシフト。子供っぽくならないように、足元は黒ブーティーでエッジを効かせるのがポイント。これなら素肌見せもヘルシー。