
「ジャックパーセル」コーデで脱マンネリ!トレンド感ある正解スタイル
スニーカー通からの支持も高い、『コンバース』の「ジャックパーセル」。言わずと知れた「オールスター」まではいかないものの、次いで愛用者の多いモデルがこの「ジャックパーセル」といっても過言ではない。そこで、今回はこのシンプルゆえにマンネリしがちなアイテムを使い、トレンド感のある脱マンネリコーディネートをご紹介します。
ジャックパーセルとは?
1935年に誕生し、商品名は世界一となった同名のバドミントン選手に由来。当初は運動靴として広く知られていたが、映画界や音楽界のスターにもジャックパーセル愛用者が多いことからファッションアイテムとして広がっていったといわれています。
ジャックパーセルの特徴的なアイコン
▼つま先の「スマイル」
一目で分かりやすいのが、このつま先にあるカーブのくぼみ。まるで微笑んでいるかのようなラインから、通称「スマイル」。
▼かかとの「ヒゲ」
かかとにあるこのマークも有名です。通称「ヒゲ」と呼ばれ、これもジャックパーセルの代表的な特徴です。ちなみに、ジャックパーセル自体の総称として「青ヒゲ」と呼ぶ人も。
素材のバリエーションは?
▼定番のキャンバス素材のジャックパーセル
定番のキャンバス素材は通年履くことのできる万能な素材です。また、足入れしたときの馴染みもよく、まず押さえておきたい素材といえます。
▼キャンバスのジャックパーセル×デニム
キャンバス地は汎用性が高いのでトライしやすい素材感。白のキャンバス地にシンプルなジーンズの合わせは、潔さを放ちます。
▼レザーのジャックパーセル
周りと差をつけるなら、レザータイプはいかがでしょうか。シンプルなコーディネートの足元にオンするだけで一気にスタイリッシュさが増します。
▼レザーのジャックパーセル×スキニー
上下ともにシンプルなアイテムと色合わせだからこそ、足元のレザーが際立つ垢抜けコーデ。素材をレザーにしたことでカジュアルダウンし過ぎず、モードな印象にも。
▼ゴアテックスのジャックパーセル
アウトドア用品に多く使われている、防水透湿素材の「ゴアテックス」をアッパーに使用したモデルも登場。雨の日の強い味方です。
シルエットのバリエーションは?
▼ローカットのジャックパーセル
同社の「オールスター」同様に、とりあえず押さえておけば間違いないシルエットはこのローカットタイプ。とにかくどんなボトムとも好相性で持っておいて損はしない優秀アイテム。
▼ローカットのジャックパーセル×ストレートデニム
どんなコーディネートにも取り入れやすく、履きやすいシルエットなので、とことんシンプルなコーディネートでもバッチリ様になるのは秀逸。
▼ハイカットのジャックパーセル
こちらも第二の定番シルエット。すでにローカットを持っているという方から支持を得ているハイカット。足元の主張を強めたいとき、実はこっそりアピールしてくれる優秀なシルエットです。
▼スリッポンのジャックパーセル
デッキシューズのようなデザインで着脱が楽ちんなスリッポン。コロンとした丸みのあるフォルムで、即抜け感を実現してくれるのもうれしい。
白のジャックパーセルコーデ
いろいろなブランドやセレクトショップなどとのコラボレーションアイテムを含めると、カラバリはかなり豊富ですが、圧倒的な人気を誇るツートップは「白」と「黒」の2色です。そこでこちらでは白派のあなたにオススメのコーディネートをご紹介します。
白派のスカートコーデ
▼白ジャックパーセル×黒ワンショルダーサロペットスカート
シンプルなアイテム同士を組み合わせても、ワンショルダーのサロペットスカートに合わせることでトレンド感とスタイリッシュさが一気に放出され、周りとの差も歴然に。
▼白ジャックパーセル×ベージュロングスカート
ベージュと白の2トーンコーデはトライしやすいコーデです。トップスとボトムのベージュ、そこにインナーと色を合わせた白のジャックパーセルがすんなり馴染み、カジュアルなのにシックな印象に導きます。
白派のパンツコーデ
▼白ジャックパーセル×デニムオールインワン
デニムのオールインワンというと、とことんカジュアルな印象になってしまいがちですが、そんなときこそ、白のジャックパーセルが本領発揮。さらに大きめのフープピアスを足してレディな仕上げにも抜かりなし。
▼白ジャックパーセル×ストレートジーンズ
ワンウォッシュのインディゴブルーに際立つ、インナーとスニーカーの白。ボーイッシュになりがちなワンウォッシュデニムも白で挟むことによりクリーンな印象に。さらにトレンチコートの肩掛けで女性らしさも忘れずに。
黒のジャックパーセルコーデ
続いては、人気ツートップのカラー「黒」を攻略するためのコーディネートをご紹介。黒は定番色で合わせやすい色だからこそ、ついついマンネリしがちな強敵といえます。脱マンネリコーデを目指しましょう。
黒派のスカートコーデ
▼黒ジャックパーセル×黒フレアースカート
全体に占める割合の中で黒率が高いものの重たく見えないポイントは、なんといってもスカートのシアー感。これによりエアリーな印象が増し、軽やかに見せてくれる。また、ミリタリージャケットのモード感ある外しアイテムも参考にしてみては。
▼黒ジャックパーセル×カーキナロースカート
アースカラーのコーディネートとも相性抜群の黒。ナローなシルエットのスカートで女性らしさを見せつつ、小物類を黒で合わせることにより、全体が馴染んでまとまるのもマネしやすいテクニック。
黒派のパンツコーデ
▼黒ジャックパーセル×カーキベイカーパンツ
思いきってミリタリー感満載のベイカーパンツと合わせても、トップスにエレガントなテロテロシャツを合われば、即こなれ感UP。さらに女度を上げる大ぶりアクセサリーで仕上げれば完璧。
▼黒ジャックパーセル×ロールアップデニム
ファッショニスタの間でもジワジワと火のついている、やや太めのロールアップ。普遍的なアイテムでも、ハイウエストでのトップスインに、裾幅太めのロールアップで新鮮かつスタイリッシュな印象に。
ジャックパーセルを取り入れた『春夏』コーデ
通年着回しの効く、スタンダードなアイテムだからこそ、各季節ごとの主要アイテムに合わせたコーディネートを楽しみたい! そこで、まずは春と夏に絞ったトレンド感のあるコーディネートを覗いてみましょう。
春・夏に合わせたいスカートコーデ
▼黒ノースリーブワンピース×ジャックパーセル
黒のノースリーブワンピースと合わせてカジュアルシックなコーデに。グリーンのベースボールキャップが差し色にぴったり。
▼グレー半袖Tシャツ×黒マキシスカート
サイドに白いラインが入った、フレア感たっぷりの黒いマキシスカートと。白ラインが入ることでトレンドのスポーツテイストがミックスされて、洗練されたコーディネートに格上げ。
春・夏に合わせたいパンツコーデ
▼カーキブルゾン×白テーパードパンツ
スニーカーとボトムの色を白で合わせた爽やかなコーディネート。上に羽織ったアースカラーのブルゾンで、コンサバ感が無いのにカジュアル過ぎない、といういい塩梅を実現。
▼白タンクトップ×デニムサロペット
めいっぱいリラックスできそうな、デニムのサロペットと。タンクトップとスニーカの白で、爽やかさを放ちつつ、中折れハットでエレガントさもキープ。
▼ベージュVネック×ブラウンタックショーツ
白のジャックパーセルとショーツで夏らしさを表現。スニーカーとショーツの組み合わせも、ブラウンベースのグラデーションにすることで、女性らしいコーディネートに導いてくれます。
ジャックパーセルを取り入れた『秋冬』コーデ
続いては、秋と冬に合わせたいジャックパーセルのコーディネートをご紹介します。とくに冬は素材感やアウターなどの重たいアイテムが増え、全体的にボリュームがで出やすくなります。いかにして足元のスッキリ見せでバランスをとるかが肝。ぜひ、おしゃれ賢者の技を参考にしましょう。
秋・冬に合わせたいスカートコーデ
▼アイボリーニットワンピース
ゆったりとしたシルエットなのに顕著に見えるロング丈のワンピースと。歩くたびに裾が優しく優雅に揺れ、足元の真っ白のスニーカーを際立たせてくれる。
▼グレーパーカー×チェックタイトスカート
場合によってはカレッジパーカーに黒のバッグパックと、カジュアルな気分の日も。そんなときは、タイトシルエットかつ長めの丈のスカートでほんのり女っぽさを引き出して。
▼グレーコーデュロイシャツ×デニムロングスカート
白のジャックパーセルに明るめトーンのデニムはもはや鉄板ですが、裾を切りっぱなしたロングスカートと合わせることでブラッシュアップが可能。ファーハットでさらにアクセントを。
秋・冬に合わせたいパンツコーデ
▼水色カーディガン×グレーニットパンツ
こちらは落ち着きのある水色のカーディガンに、Tシャツとニットパンツを合わせたリラックスコーデ。楽ちんなのにだらしなく見えないのは、インナーとスニーカーの白がきりりと引き締めてくれているから。
▼ベージュカシュクールベスト×ブラウンワイドパンツ
デザイン性のあるカシュクールタイプのトップスは、シンプルなジャックパーセルとも好相性。ジャックパーセルのシンプルさが、コーディネートをより洗練させてくれます。
▼ネイビーステンカラーコート×カットオフデニム
アウターをオンすることでシティボーイな装いも可能に。ベーシックなデザインのステンカラーのコートはオーバーサイズでひとひねり効かせつつ、耳元に女性らしいアクセサリーを添えることで大人カジュアルへシフトできます。
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