どうでもいい人にとる態度とは
相手の態度がそっけなかったり、無視されていたりすると「自分はどうでもいいと思われているのではないか」と不安に駆られるのではないでしょうか。
どうでもいいと思っている人とは、進んで会話もせず、関係も深めようとはしません。自分がどうでもいい人だと思われている場合は、なるべく早く関係改善を目指したいものです。
人は、どうでもいい人に対してどんな態度をとるのでしょうか。代表的な3つの行動を紹介します。
会話中に質問がない
相手に興味を持ち、会話を楽しんでいる場合は、自然と話題を膨らませるために質問を投げかけるものです。会話中に一切質問が無いという場合は、関心を持たれていない可能性が高いです。
表面上の会話をしていても、こちらの発言に対して「へー」「そっか」といった相づちで、会話が途切れてしまう場合は注意しましょう。最低限の会話はしても、必要以上に仲良くはなる気がないのかもしれません。
自分のことを話さない
相手が自らのことについて話さない場合も、どうでもいい人と思われている可能性があります。
自分が好いている相手には、自分のことを知ってほしいという心理が働くはずだからです。
人はより仲良くなりたい相手に対しては、進んで自分の話をしてくれる傾向があります。いつも自分ばかり話していて、相手はなかなか自らの話をしないという場合は、注意したほうが良いでしょう。
LINEが短文・返事がない
LINEでのやりとりは、基本的に短い文章が多いものです。とはいえ、本来であれば盛り上がるはずの話題や、こちらから振った質問に対して、いつも短文で返される場合は注意です。
話を長引かせたくない、早く終わらせてしまいたいという気持ちがあるかもしれません。
さらには、こちらのメッセージに対して返事をしない場合も、どうでもいい人だと思われている可能性があります。相手を少しでも尊重していれば、時間がかかってもきちんと返答するものだからです。
どうでもいい人に好かれる理由は?
自分自身が、誰か特定の人に対してどうでもいい人だと感じている、というケースもあるでしょう。
人間誰しもすべての人を好きになれるわけではないため、ごく当たり前のことだといえます。
ところが、自分はどうでもいいと思っている相手が、自分のことを好いているというケースが時折みられるのです。
なぜどうでもいい人に好かれるのか、考えられる理由をまとめました。
どうでもいい人だと自然に話せるから
気になっている人や、関係性を慎重に育まなくてはならない相手だと、嫌われたくないと思うあまり、緊張して上手く話せないものです。
どうでもいい人に対しては、今後の関係性を気にしなくて良いので自然に話せるでしょう。
等身大の自分で会話をしてみた結果、相手が魅力を感じてしまう、ということがあります。
さらには、異性相手だと「これだけリラックスして話ができるのは、自分を好いているからではないか」と誤解を与えてしまうこともあるのです。
八方美人だから
八方美人の人は、どうでもいい人に好かれる傾向があります。自分がどうでもいいと感じている人は、他の人から見ても同じようにどうでもいい、興味がわかないと思われている可能性が高いです。
だからこそ、八方美人に対応していると「他の人はそっけないのに、この人は優しくしてくれる」と感じ、好かれてしまいます。
特に相手が異性の場合は「自分だけに優しい」というのは好意に発展しやすいでしょう。
あなたの理想が高いのかも
相手のことを、どうでもいい人だと思っているのが自分だけであり、他の人は普通に接している…という場合は、自分がハードルを上げすぎている可能性があります。
恋愛において、自分が理想としている男性像のレベルが高すぎて、一般的には普通レベルのはずの男性がどうでもいい人に見えてしまう…というのはよくあることなのです。
自然とカップリングする相手は、自分と似たような人になる傾向があります。もしかしたら、自分のスペックに見合う相手よりも、ずっとハイレベルの男性を追い求めているのかもしれません。
どうでもいい人と職場で思われている場合
職場は働く人間がお互いに協力し、評価しあう場所です。職場でどうでもいい人だと思われている場合、仕事はしにくくなり、居心地が悪くなるでしょう。モチベーションも下がりやすく、自身のキャリアにも悪影響が出る可能性があります。
職場でどうでもいい人だと思われている場合、どんな態度をとられがちなのか、代表的な2つを紹介します。
意見などを求められない
職場でどうでもいい人だと思われることは、期待されない人材だと判断されているということです。
会議の場面など、本来であれば積極的に意見が集まる場面で、自分にだけ話を振ってこないという場合は、どうでもいい人だと思われている可能性が高いです。
さらに、将来の成長を期待されていなければ、上司からのアドバイスも少なく、今後どうしたいかという希望を聞いてもらえる機会も少ないでしょう。
私生活に興味を示さない
人間関係を円滑にするためには、仕事以外の会話も大切です。職場で自分の私生活に興味を持たれないという場合は、自分自身に興味を持たれていないというサインかもしれません。
さらに、仕事を問題なくこなすためには、ワークライフバランスをとることが重要です。会社は社員の私生活にある程度目を向けるべきでしょう。
もし上司から自分の私生活に対して関心を持たれていない場合は危機感を持った方が良いかもしれません。
将来のライフプランを考慮されないということは、キャリアアップにも悪影響が出る可能性があります。
どうでもいい人間として扱われたくないなら
どうでもいい人間だと思われると、周囲との関係性は深まらないばかりか、いろいろな弊害が出てきます。ないがしろにされ、つらい思いをすることも多くなるでしょう。
どうでもいい人だと思われないためには、どのようにふるまえばいいのでしょうか。大切にするべき2つのポイントを紹介します。現在不安を抱えている人は、実践してみると良いでしょう。
しっかりとした自分の意見を持つ
どうでもいい人は、人から関心を向けるまでもない人だと思われています。だからこそ、しっかりと自分の意見を持ち、存在感を出すことが大切です。
多少人と違った意見でも、他の人の意見に左右されずに主張するように心がけてみましょう。
「この人の意見は個性的だ」「役立つ意見を出せる、注目するべき人だ」と思われれば、どうでもいい人という評価は受けないはずです。
気遣いやフォローをしよう
自分の意見を強く主張することが性格的に難しいという人は、気遣いやフォローをする立ち位置を目指すのはいかがでしょうか。
周囲から、なくてはならない存在だと評価されれば、どうでもいい人ではなくなります。周りのフォローをしているうちに信頼を集め、たとえ目立たなくても『縁の下の力持ち』として重宝されるようになるでしょう。
自分なりのポジションを確保することで、コミュニティでの存在意義を見出せます。
まとめ
周囲の反応や気になる人からの態度から、自分に関心が向いていないと感じられるとつらいものです。
どうでもいい人という判断をされたままでは、人間関係も寂しいものとなり、そのコミュニティでの居心地も悪くなるでしょう。
どうでもいい人だと思われないように努力し、少しでも魅力的な人物を目指しましょう。