2022年春夏トレンドカラーって?
21年春夏のトレンドカラーは「ペールトーン」「ニュートラルカラー」「リビングコーラル」「ラベンダー」の4色です。まずはそれぞれの色の特徴やイメージをチェックしましょう。
①ペールトーン
ペールトーンとはその名の通りペール(Pale)=「淡い」色味のこと。一見パステルカラーと似ていますがペールトーンはパステルカラーよりもさらに淡さが加わっています。 肌馴染みの良いペールトーンは柔らかさや安心感のある印象を与えます。また落ち度のある色味は大人っぽくカラーを取り入れることができます。
▼ブルー系ワントーンコーデがこなれムードをオン
②ニュートラルカラー
ニュートラルカラーとは彩度の低い色味のこと。一般に黒や白などの無彩色をニュートラルカラー、ベージュやアイボリーのような彩度がかなり低い色味をオフニュートラルと呼びますが、これら2つを総称してニュートラルカラーと呼ぶこともあります。 シンプルな色味からはこなれ感や控えめな印象が感じられます。
▼柔らかな素材が落ち着きのあるカラーとマッチ
③リビングコーラル
色見本帳などで知られるアメリカのPantone社が2019年のトレンドカラーとして発表したリビングコーラル。ピンク系オレンジやサーモンピンクのような「ピンクにオレンジを重ねた」色味のことを言います。サンゴ礁を思わせるチアフルなカラーは 生き生きとした印象や、コーデに遊び心をミックスします。
▼華やかなカラーがスカート1枚でも単調に感じさせない
④ラベンダー
ラベンダーはその名の通りラベンダーの花のような色。はっきりと発色する紫色に比べてラベンダーはグレーがかっていたり淡さが加わっています。 女性らしさが溢れるラベンダーは華やぎ感や上品な雰囲気を叶えます。
▼カジュアルなシャツワンピースもどこか上品さが漂う
「ペールトーン」でどこかニュアンスを感じて
どこか柔らかさのあるカラーは大胆に取り入れても悪目立ちしません。いつものベーシックカラーからペールトーンに更新してコーデを一新して。
+ベーシックカラーで色味を引き立てて
▼ブラウス×リブパンツ
ニュアンスのある色味が大人のピンク使いを実現。長め丈がトレンドルックな今はトップスをあえてタックアウトさせて。足元にはパイソン柄のバレエシューズを。緩さだけじゃない辛口な要素をミックスするのがお洒落見せのカギ。
▼スウェット×ワイドパンツ
キャッチーなカラーはカジュアルなアイテムで取り入れると難易度がダウン。クリーミーなワイドパンツはトップスの引き立て役に。ゆるっとしたシルエットはウエストマークでメリハリをオン。スカーフをベルト代わりに巻くとよりトレンドルックに。
▼白カットソー×ペールグリーンのテーパードパンツ
タック入りのテーパードパンツは穿き心地がよく、カジュアルにもエレガントにもきまる。やさしげなペールトーンが、なにげない白のカットソーと合わせても品よくまとめてくれる。
黒アイテムでスパイスを効かせてお洒落上級者なルックに
▼ペールイエローのトップス×黒ベストのレイヤードスタイル
淡いペールイエローのトップス×白のデニムパンツのコーデに、黒のベストと黒のシューズを投下してコーデを引き締め。お互いに引き立つ色のバランスがおしゃれ感度を高めてくれる。
▼ペールグリーンのトップス×モノトーン小花柄スカート
無地のペールトーントップスにモノトーンのマーメイドスカートを合わせてきれいめカジュアルスタイルに。フェミニンになりがちなペールトーン×小花柄もモノトーンカラーのスカートと合わせればシックに落ち着く。
「ニュートラルカラー」でシックな大人顔に
デイリーに取り入れたいブラウン、女性らしさを引き立てるベージュ。シンプルなニュートラルカラーだからこそ自分らしさを加えてアップデートして。
+白黒アイテムでどこかモードにメイク
▼ベージュカットソー×黒スキニーパンツ
ワンツーコーデになりがちなアイテムはシルエットにこだわると垢抜けた印象に。黒のフロントベルトがついたビックシルエットTシャツは黒スキニーパンツと合わせてモードに着こなして。足元は黒のスポーツサンダルを合わせればよりトレンド感あるコーデにブラッシュアップ。
▼ベージュベスト×リブニットスカート
ニュートラルカラーでまとめたコーデは、旬なアイテムを取り入れてアクセントをつけて。オフホワイトのカットソー×ベージュのサイドスリットベストをレイヤードさせればこなれ感が出せる。ボトムスはニットスカートを合わせてリラックスしたムードにシフト。
リラクシーなアイテムもこなれカラーが高見えを実現
▼きなりロングシャツ×ベージュフレアスカートのグラデーションコーデ
羽織りにもなるロングシャツワンピースは1枚あるとスタイリングの幅が広がります。白トップスとベージュスカートを合わせれば、ニュートラルカラーのグラデーションを楽しめるおしゃれ上級者コーデ。足元は暗めのベージュパンプスを合わせて抜かりなく。
▼バンドカラーシャツ×ワイドパンツでシックな着こなし
ルーズなシルエットのバンドカラーシャツはニュートラルカラーをチョイスしてモードな雰囲気に。白のワイドパンツは柔らか素材で女性らしさをプラスして。黒サンダルでボリューミーなシルエットを引き締めて。
▼ベージュニットワンピース×ブラウンブーツ
ヌーディーなベージュのニットワンピースはウエストリボンでメリハリをつけて。濃いめのブラウンショートブーツを合わせて女っぽさをほどよく中和させれば大人な着こなしに。
「リビングコーラル」でポジティブな色使いを
着るだけでポジティブな気持ちになれるリビングコーラル。目を惹く鮮やかなカラーは思い切ってコーデの主役にオン。
シンプルなカラーと合わせて華やぎ感をプラス
▼シアーシャツ×パンツの同系色コーデ
なかなか挑戦しにくいアイキャッチーなカラーは素材にこだわると難易度ダウン。シアー感のあるシャツなら派手めな色味が抑えられて上品に着こなせる。同系色のサーモンピンクのパンツは光沢感ある素材を選んで、異素材MIXなコーデに仕上げればこなれ感アップ。
▼ベージュジャケット×テーパードパンツ
ビビッドなリビングコーラルは、実はベージュと好相性◎。正反対のカラーはお互い引き立ち全体を落ち着かせてくれる。白トップスをINして抜け感を足したら、大人のきれいめカジュアルコーデの完成。
キャッチーなカラーはコーデの主役に
▼セットアップ
即お洒落上級者見せが叶うセットアップは大胆なカラーで特別感のある着こなしに。気になる腕周りをカバーするパフスリーブ、ボディにフィットする細身のタイトスカート。ディテールにこだわったデザインが女性らしいシルエットをメイク。
「ラベンダー」で可憐な雰囲気をまとって
可憐なのに嫌味っぽさがないラベンダーはカジュアルにもレディな着こなしにも活躍。これまでのピンクからラベンダーに更新して今っぽルックに。
カジュアルアイテムも女度を格上げ
▼シャツワンピース×デニムパンツ
白Tシャツ×デニムパンツのなにげないコーデも、ラベンダーカラーのストライプシャツワンピースを羽織って華やぎをプラス。サンダル+かごバッグを合わせてお団子ヘアにしたら、大人のこなれカジュアルの完成。
▼ワンショルダートップス×プリーツスカート
女度高めのワンショルダーのラベンダートップスはモノトーンの小花柄プリーツスカートと合わせて、大人フェミニンに気こなして。シルバーのパンプスで旬な輝きもプラス。
トレンドライクなアイテムで最旬スタイルに
▼モードな着こなしに華やかなラベンダーカラーをプラス
半袖ニット×ロンTのモノクロレイヤードに華やかなラベンダーカラーのワイドパンツを合わせて、旬なムードをON。足元は黒のレースサンダルを合わせて軽さを出して。
▼マウンテンパーカー×カットソー×ショートパンツ
スポーティーなマウンテンパーカーに女性らしさが残るのは可憐なラベンダーのおかげ。今季マストアイテムのマウンテンパーカーはロング丈に更新して差のつく1枚に。ロング丈が気になるレッグラインをカバーしてくれるので大胆なミニ丈も難易度ダウン。
▼リネンロングワンピース×ワイドパンツのレイヤードスタイル
リネン素材のワンピースならラベンダーカラーでも落ち着きある着こなしにできるので、大人女性にはトライしやすい。白のワイドパンツとレイヤードさせてリラクシーにコーデを楽しんで。