きれいめカジュアルを作る【3つのコツ】
「きれいめカジュアル」とは、上品な雰囲気とカジュアルさを組み合わせたファッションです。 とくに厳密なルールはなく、パッと見て、カジュアルな雰囲気のなかに気負わないきちんと感が出ていれば、きれいめカジュアルと呼んでよいでしょう。
ここではきれいめカジュアルを作るために「おさえるべき3つのコツ」をお伝えします!
- 「きれいめ」と「カジュアル」のバランス
- 素材とシルエットを意識
- 小物をうまく活用
1.「きれいめ」と「カジュアル」のバランス
コーデ全体を見たときに、だいたい「4:6」から「3:7」の比率で「きれいめ:カジュアル」のバランスを取るとよいでしょう。スカートや小物をコンサバティブにするならトップスはTシャツにするなど、全体のバランスを意識すると上手に着こなせます。
2.素材とシルエットを意識
カジュアルなイメージのカーキですが、テーパードパンツならきれいめなシルエットが実現します。高見えする素材なら、カジュアルなデザインでも上品な印象に。
3.小物をうまく活用
上下の服がカジュアルなときは、小物を使って即席きれいめカジュアルへシフトさせて。白のバッグとパンプスが、コーデを上品にブラッシュアップしてくれる。
【スタイル別】きれいめカジュアル
きれいめカジュアルを作る3つのコツをふまえて、「パンツ」「スカート」「ワンピース」のスタイル別にコーデをご紹介。手持ちのアイテムでトライしやすいスタイルを楽しんで。
【パンツスタイル】編
▼テーパードパンツ×スニーカーのワントーンコーデ
Vネックニットとテーパードパンツのきれいめコーデは、足元をスニーカーで外して遊び心を加えてみて。ニュアンスカラーでまとめたコーデは、旬なムードを感じさせてくれる。
▼レースのトップス×ワイドデニムパンツの甘辛コーデ
レースの甘さをデニムパンツでほどよく抑えたコーデは、きれいめカジュアルの鉄板! ミニマムなトップスはワイドなボトムスと合わせれば、シルエットもGOODバランスな着こなしに。
▼シンプルなコーデにブーツをON
Tシャツと黒スキニーパンツのシンプルな着こなしも、ロングブーツと合わせれば大人女子の品格漂う装いに。アウターにショート丈ダウンを羽織って、バッグをウエスト位置にしたら、脚長効果も絶大。
【スカートスタイル】編
▼ニットワンピース×プリーツスカートがほどよいゆるさを演出
ラフになりがちなニットワンピースは、プリーツスカートをレイヤードして、きれいめ要素を取りこむとGOOD。黒のショートブーツと合わせることで、淡い色味のコーデがほどよく引き締まる。
▼黒のペンシルスカートで大人っぽさを加えて
なにげない白Tを大人っぽく着こなしたいなら、黒のペンシルスカートがおすすめ。ほどよいフィット感で女性らしさを感じさせてくれる。肩に羽織ったベージュのジャケットで上品に仕上げて。
▼セーター×光沢感あるスカートでコントラストをつけて
やわらかさのあるニットと光沢感のあるスカートを合わせ、コントラストのある着こなしで人目を惹いて。フリンジストールともこもこのボアバッグで温感を高めたら、足元は黒ブーツで引き締めると◎。
【ワンピーススタイル】編
▼ニットのセットアップでワンピース風に着こなして
ブラウンニットのセットアップスタイルは、黒小物と合わせてシックな装いに。ロングタイトスカートは、ショートブーツと合わせればスタイルUPを狙えそう。
▼小花柄ワンピースは小物でカジュアルダウンさせて
首元のVカットがきれいな小花柄ワンピースは女度高め。フェミニンになりすぎないよう、かごバッグやウッドヒールサンダルの小物と合わせてカジュアルダウンするのが今っぽい。
▼シンプルワンピースはきれいめ小物でブラッシュアップ
シンプルなワンピースは、デザイン性のあるきれいめ小物で華やかさをちりばめて。洋服がシンプルな場合、小物使いで遊んでみるのも大人のテクニック。
【スニーカー合わせ】で大人のきれいめカジュアル
スニーカーは大人のきれいめカジュアルと相性GOODな存在で、ほどよい抜け感を与えてくれます。ここでは、スニーカーを取り入れたきれいめカジュアルコーデをご紹介。
きれいめスカートにスニーカー合わせが大人っぽい
清楚な白ロングプリーツスカートに紺ブレをONした絶妙な着こなしは、黒スニーカーを加えてワンランク上のきれいめカジュアルへと昇華。かごバッグで季節感も感じさせて。
テーパードパンツ×スニーカーが旬
テーパードパンツにスニーカーを合わせたきれいめカジュアルコーデは、ブラウンを組み合わせて旬なムードをオン! バッグはパンツの色とリンクさせるとコーデがまとまる。
ニット×ピンクスカートはスニーカーで甘さを抑えて
ゆったりしたケーブルニットにピンクのタイトスカートを合わせた女性らしい着こなしは、足元の白スニーカーでほどよくカジュアルダウン。甘いピンクを白で挟めば簡単にこなれ感が出せます。
【30代&40代】こそきれいめカジュアルを意識
大人女性のカジュアルすぎるコーデは、ヤボったさを感じさせてしまうのでNG! でも、きれいめだけを狙うとコンサバすぎて疲れてしまう……。「カジュアル」と「きれいめ」のバランスを意識して、垢抜け感のある大人の着こなしを実現させて。
渋いアウターはきれいめスカートで中和
白ニット×ミントグリーンのプリーツスカートの女性らしいさわやかな着こなしに、渋めのワークジャケットが好バランス。渋さとさわやかさのコントラストが絶妙なきれいめカジュアルを楽しんで。
きれいめロングシャツがあれば無敵
カジュアルコーデでも白シャツを羽織れば、即時に「きれいめ」が手に入る! Tシャツ×アイスブルーのデニムにさらっと羽織った白のロングシャツがさわやか。仕上げはブラウンの小物でアクセントをつけて。
【秋冬】はアウターやマフラーを取り入れて
秋冬は暖かさをキープしつつ、おしゃれも楽しみたい季節。アウターやマフラーなど秋冬アイテムを取り入れたきれいめカジュアルコーデをぜひ参考にしてみて。
シックなスタイルにオーバーサイズシャツを1点投入
モノトーンでまとめたきれいめな着こなしに、グレーのオーバーサイズシャツをON。全身きれいめな装いにメンズライクなアイテムを1点投入するだけで、一気にこなれた着こなしへシフト。
ストールとブーツの色をリンクさせた暖かコーデ
ベージュのリブニットワンピースに、キャメルのストールとブーツを添え、温感を高めて。白のバッグで抜け感を出すのもお忘れなく。
きらめくサテンプリーツスカートで華やかさをまとって
アイボリーカラーのデニムジャケットとベージュのタートルニットに、パープルのきらめくプリーツスカートを合わせたきれいめカジュアル。ニュアンスカラーでまとめた旬な装いは、黒小物で引き締めるのが大人女子の鉄則。
ロングチェスターコートで瞬時にきれいめカジュアル
ワインレッドのニット×ブラウンの透け感あるプリーツスカートで大人っぽくきめたら、足元は「コンバース(CONVERSE)」でカジュアル要素をプラスして。仕上げにやわらかなベージュのロングチェスターコートを羽織れば、大人のきれいめカジュアルに。
【春夏】きれいめ要素でワンランクアップ
カジュアルになりがちな春夏コーデだけれど、きれいめ要素を取り入れることを意識すれば、ワンランク上の大人の着こなしにブラッシュアップできる。
フレンチスリーブのトップス×デニムパンツで春の装い
白の透け感あるトップスとライトブルーデニムの組み合わせが季節感たっぷり。白サンダルとかごバッグをONして春ムードをさらに高めるとGOOD。
無地Tシャツ×レースタイトスカートで大人っぽく
なにげない無地のTシャツにネイビーのレーススカートを合わせれば、シックな女性らしさが引き立つ。ウエストマークしたシャツがアクセントになって、おしゃれ度もアップ。足元にスニーカーをもってきて、大人っぽく仕上げて。
いつものシンプル服にきれいなグリーンカーデをON
カットソー×デニムパンツの普段着コーデに、さらっと羽織ったグリーンのカーデが目を惹く。足元は黒のパンプスで引き締めることもお忘れなく。
オールホワイトコーデは素材感でメリハリをつけて
白ニットとリネンのドットスカートの異素材感が、コーデにメリハリをもたらしてくれる。小物も白でまとめ、オールホワイトのきれいめカジュアルを楽しんで。