アースカラーって、どんな色?
代表色は「ブラウン」「ベージュ」「カーキ」
アースカラーとは大地(土や砂)や植物(木や草)など、地球の自然にある色のこと。主に 茶系を帯びているのが特徴。
「ブラウン」をはじめ「ベージュ」や「カーキ」などが代表的なアースカラーです。さらに“焼いた土の色”の意味をもつ「テラコッタカラー」も有名。
アースカラーファッションは“こなれ感”を即叶える!
アースカラーはベーシックな色味が多く、初心者さんにもおススメのカラー! コーデに取り入れることで一気にこなれ感を演出できます。
ただし、取り入れ方を間違えると、老けて見えてしまうという危険性も。そんなデメリットを避けつつ、アースカラーをおしゃれに着こなすコーデの配色を4つに分けてお届け。アースカラーファッションを楽しんで!
【ベージュ】をベースにしたコーデ例
アースカラーのなかでもやわらかい印象の「ベージュ」。肌なじみがよいベーシックなカラーで、フェミニンな印象を与えてくれます。簡単に女っぽさを演出でき、主張が強くないことから万能カラーでもあります。そんな「ベージュ」をより魅力的に見せてくれる色を4つご紹介します。
ベージュ×黒
単調でぼやけてしまいそうな薄めのベージュには、引き締め役として黒の小物をチョイス。ふんわりとマイルドな雰囲気を崩したくないときは小ぶりのバッグで取り入れると◎。
ベージュ×カーキ
黒は重くなりそう、と感じる人はカーキがGOOD。やわらかなベージュにメリハリをつけてくれるので、すっきりとしたスタイリッシュな印象に早変わり。
ベージュ×ブラウン
茶系同士の組み合わせは、なじみがよくフェミニンな印象に。ノースリーブやサンダルで上品に肌見せすると、より女っぽさが加速。ワントーンのグラデーションコーデで、こなれ感を演出できます。
【カーキ】をベースにしたコーデ例
アースカラーのなかでも、おしゃれ見えする色として支持率が高い「カーキ」。どんな装いも「カーキ」を取り入れるだけで、ほどよくスパイスを効かせたクールな装いに。デニム素材やワイドパンツなどのカジュアルアイテムと合わせるのが旬な着こなしに仕上げるコツ。
カーキ×黒
上品に仕上がるカーキ×黒の組み合わせなら、カジュアルな太めのパンツも大人なイメージに。黒のトップスで上半身をすっきり見せつつハイウエストリボンで腰の位置を高く見せ、足元にポインテッドパンプスを選んで脚長効果も手に入れて。
カーキ×ブラウン
簡単におしゃれ見えが可能なニットのセットアップ。合わせる小物は黒を選びがちなところをブラウンでマイルドに仕上げるのが脱マンネリのコツ。 全体を引き締めながらも軽く見せてくれる優秀ブラウンで、コーデを重たく見せないバランス感を手に入れて。
カーキ×薄色デニム(水色)
辛口な印象のカーキは、薄色デニムと合わせてクール×カジュアルな雰囲気に。特徴のあるデザイントップスをデニムパンツに合わせることで、即おしゃれ見えが叶うので、初心者さんにもおすすめです。
【テラコッタ】をベースにしたコーデ例
落ち着いた色味が多いアースカラーのなかで、華やかさをもたらしてくれる「テラコッタ」。“焼いた土の色”という意味のテラコッタも、アースカラーに含まれます。深いオレンジ色は他のアースカラーとの相性もよく、おしゃれ度をUPしてくれる優秀カラー。一見、難易度が高そうな色味を着こなすテクニックをお届け!
テラコッタ×白
ビビッドなオレンジスカートに清潔感を漂わせたいなら、ピュアな白トップスを組み合わせて失敗知らずなコーディネートに。派手に思われがちな色は、定番カラーを合わせることから始めるのがおしゃれ上級者への近道です。
テラコッタ×ブラウン
グラデーションカラーとなるブラウントップスなら、テラコッタのスカートと好相性。定番色である黒や白合わせでは出すことができない、こなれた雰囲気が漂います。まわりと被らない着こなしになるのもうれしい。
テラコッタ×カーキ
大人かわいいを演出してくれるオレンジ×カーキの組み合わせ。アースカラー同士を合わせることで、こなれ感に加えてオリエンタルな魅力も漂う着こなしに。小物もブラウンをチョイスしてアースカラーでまとめて。
【ブラウン】をベースにしたコーデ例
どんなスタイリングもクラシカルに仕上げてくれる「ブラウン」は、大人女子なら頼りにしたい優秀カラー。時にはカジュアルに、時には重厚感たっぷりに仕上げてくれるので、コーデに取り入れる機会も多いはず。そんな「ブラウン」をおしゃれ見えさせる4つのカラーを伝授します。
ブラウン×白
ボリューミーな袖が魅力のブラウンのトップスに、白のワイドパンツを合わせたコーデ。白と合わせるとブラウンがキレイ色に変身。白はブラウンを主役に押し上げてくれます。
ブラウン×黒
ブラウンを黒と合わせると大人カッコいい印象に。シャープでありながら暖かみもあり、おしゃれ上級者の風格をアピールできる色合いです。バッグと靴も黒で統一して、まとまり感を出すと◎。
ブラウン×ネイビー
大人カラーの代表格でもあるネイビーは、落ち着きのあるブラウンと好相性。Aラインのトップスで気になるボディラインは隠しながら、テーパードパンツで脚の細見え効果を狙って。ヤボったく見えないように足元はヒールが正解。
ブラウン×グレー
ブラウン×グレーは落ち着いたカラー同士なので、小物遊びを楽しめるメリットが。ファークラッチバッグや赤のパンプスなど、目を惹くおしゃれアイテムを選んで上級者見えする装いを目指して。
上手な【差し色】で地味見えを回避!
ダークトーンのアースカラーコーデは、コーデに地味な印象を与えてしまうのが弱点。気になってしまう人におすすめしたいのが「差し色」テクです。
赤や黄色といったアクセントカラーを上手に散りばめることで、地味に見えがちなアースカラーコーデも一気に垢ぬけた印象に変えることができます。
差し色の面積は、 全体に対して3割以下がベスト。たとえば、小物やパンプスなどさりげなく取り入れるのがポイントです。
赤
カーキのパンツ×白トップスに赤のバッグを差し色でプラス。赤があることでコーデが引き締まります。バッグなら差し色に取り入れやすいので、初心者さんは小物の差し色からトライしてみて。
紫
ブラウン×ベージュのワントーンコーデに、紫のファーバッグをプラス。落ち着いたアースカラーコーデに、個性的なバッグが映えます。一気におしゃれ上級者の雰囲気に。
イエロー
ブラウン×オリーブ×ベージュのオールアースカラーコーデに、イエローのストールをプラス。地味に見えがちな色合いがパッと華やかになり、こなれ感あふれるコーデに昇華。
【春夏】のコーデ例
春夏のアースカラーコーデは、青々とした木々をイメージしてエネルギッシュに仕上げて。キャンプやバーベキューといった野外のイベントにもハマりそうな元気なコーデを意識しよう。カーキやテラコッタなどの主張の強い色を着こなすとGOOD。
ベージュトップス×カーキパンツ
フェミニンなベージュのトップスにメンズライクなカーキのベイカーパンツを合わせたコーデ。甘辛バランスがちょうどいい。足元をサンダルにすると、女っぽコーデにまとまります。
テラコッタトップス×ベージュパンツ
テラコッタのノースリーブにベージュのワイドパンツを合わせたコーデ。テラコッタの派手すぎない色調が、どことなくオリエンタルな雰囲気に仕上がります。
ブラウンのワンピース
こちらはブラウンのロングティアードワンピース。バッグとサンダルもブラウンで統一してワントーンにまとめれば、落ち着いた大人のこなれ感が存分に発揮されたコーデに。
【秋冬】のコーデ例
秋冬はアースカラーが似合う季節。枯葉色のブラウンや、暖かみのあるベージュが活躍しそう。全体の統一感を意識して、落ち着いた雰囲気のアースカラーファッションを着こなそう。
ベージュのワントーン
ベージュのニットに、同じくベージュのパンツを合わせたワントーンコーデ。ベージュ特有のやさしいフェミニンな印象が漂います。
ベージュのニット×カーキのフレアスカート
ベージュのニットにカーキのフレアスカートを合わせたコーデ。ニュアンスカラー同士の組み合わせは相性抜群。アシンメトリーなカットで魅惑のデコルテ魅せを叶えれば、ヤボったさとは無縁の仕上がりに。
ブラウンのニット×ダークグリーンのパンツ
ブラウンとグリーンで作った、典型的なアースカラーコーデ。ざっくりとしたブラウンのニットがコーデに暖かみを添えています。小物もアースカラーでそろえ、統一感を意識すると◎。