《ひし形ボブ・ショートボブ》で誰でも小顔に！セットの仕方やパーマを紹介します

ひし形ボブの《3つのメリット》

「どうしてひし形ボブが人気なの？」と疑問に思っている方も多いはず。ここでは 特徴的な3つのメリットをご紹介します。ぜひチャレンジしてみて！

そもそもひし形ボブとは？

ひし形ボブとは、毛先に向けてレイヤーをいれることでひし形シルエットになるレイヤーボブのこと。重めで丸みのあるシルエットが特徴のボブより軽やかな印象になります。個々の顔型に合わせることができ、誰でも理想の黄金バランスを作れちゃう！

ひし形ボブのメリット

▼1．小顔みせが叶う

全体の重心をあげることにより、メリハリのあるシルエットになりになり小顔効果バツグン！ 誰でもバランスを整えれば自然と小顔になれちゃうんです！

▼2．簡単にセットができる

レイヤーが入っているので動きがつけやすく、スタイリングしやすいのも魅力的！ ブローで整えるだけで簡単にセットできるので、忙しい朝も時短できます！

▼3．年代問わず似合う

女性らしく品があり好印象のひし形ボブ。きれいめなファッションを好む20代～30代はもちろん、40代～50代の大人世代でもぴったりのヘアスタイルです。

失敗しないオーダーの仕方とは

美容院でひし形ボブにしようとオーダーしたのに「仕上がりが違うものになってしまった」なんてことはありませんか？ そんな失敗をしないためにもイメージをしっかり伝えて！ ここではおさえておくべきポイント ここではおさえておくべきポイントをレクチャーします。

“アウトラインをどこに作るか”きちんと決める

ひし形ボブはアウトライン（仕上がりの位置）がシルエットを決める重要なポイント！ 仕上がりの長さとのバランスで重心の位置が決まり、印象が大きく変わります。重心が「目～頬の高さ」にくると華やかな印象に、「鼻～頬の高さ」なら上品な仕上がりになります。

“どんな雰囲気になりたいか”をしっかり伝える

なりたい雰囲気を伝えると、美容師さんもイメージがしやすくなります！ フェミニンな恰好・ナチュラルなファッションにあわせたい、といったイメージでOK。また、オフィス向けに大人っぽく・清潔感をだしたい、などシチュエーションでいってみるのも◎。

“理想のヘアスタイル”の写真をみせる

正面、横向き、後ろ側など3枚くらい写真があるとわかりやすい。さらに合わせたいファッションや似た雰囲気の写真など、言葉では説明しにくいところも写真でみせると伝わりやすくなります。

【顔型別】の似合わせポイント

「具体的に小顔にみせるにはどうしたらいい？」というポイントを解説していきます！ 自分の長所をいかせるひし形ボブを知って、さらなる魅力アップを目指して！

《丸顔さん》は輪郭をカバーした縦ひし形が正解

顔まわりの毛を残すことで自然に輪郭をカバー。トップのボリュームを出し、全体的にふんわりと丸みをつけることでより縦のラインが強調されて丸顔が目立たなくなります！ 重たくならないように細かく毛束をとり、動きをつけると抜け感がでてグッとおしゃれに♪

《面長さん》は黄金バランスの横ひし形にして

顔の横幅より縦のほうが長く、間延びしてみえがちな面長さん。頬の高さで横にボリュームを出すと縦長感を緩和できます。黄金バランスのひし形で小顔みせに。

《ベース型さん》は重心を上にしてダイヤひし形に

丸みが少なく、エラの張りやはっきりとした輪郭が気になるというベース型さんは、ハチ周りのボリュームをだしてフェイスラインをカバーしながらシャープな輪郭を演出！ 毛先を軽めにして、エアリーにすることでふんわりと女性らしく仕上がります♪

【ボブorショートボブ】はシルエットで印象が変わる

ひし形ボブは、レングスで与える印象が変わります！ 王道ボブはフェミニンに、ショートはアクティブな印象に。なりたいイメージを膨らませましょう♪

ボブは「フェミニンな印象」

▼王道ひし形ボブ

リップライン（唇の高さ）に重心を持ってくる王道ひし形ボブ。フェミニンで、女性らしい印象に。甘めなメイクがお好きな方におすすめ。

▼前下がりボブ

すっきりと、クールな印象の前下がりボブ。顔まわりの髪が長めなので輪郭をカバーしつつ、ひし形のボリュームが顔を小さくみせてくれるのがうれしい。

▼外ハネボブ

ひし形ボブの毛先を外ハネにしたスタイル。ひし形ボブの毛先を外ハネにしたスタイル。えりあしを外巻きにするだけで動きが出て、かわいらしく変化します

ショートボブは「アクティブな印象」

▼重めショートボブ

鼻の高さより高い位置に重心があり、フェイスラインをすっきりとみせてくれるひし形ショートボブ。トップにボリュームを出し華やかに仕上げれば、リフトアップ効果も期待できる！

▼きれいめショートボブ

ストレートでボリュームをおさえれば、上品にまとまるひし形ボブに。上品で清潔感があり、洗練された印象に。　

▼無造作ショートボブ

無造作ショートボブは、シンプルなひし形ボブより抜け感を演出してくれる。くせ毛をいかしながらスタイリングできるので、セットが苦手な人におすすめです。

【前髪あり・なし】はなりたい印象で決める！

ひし形ボブは、どんな前髪とも相性◎。なりたい雰囲気にあわせてどうすればいいか、美容師さんと相談するのがベター！

前髪ありは「女性らしさが増す」

▼短めぱっつん

軽やかなひし形シルエット×短めの前髪は、表情がパッと明るくみえる！ アクティブながらもやわらかくまとまります。

▼重めバング

ボリュームのあるひし形×重めバングは、顔の面積がより小さくみせられます！ 目の上ギリギリのラインで目力UP効果あり。

▼シースルーバング

存在感のあるひし形ボブに透け感のあるシースルーバングをあわせたスタイル。ひし形の軽やかなシルエットとの相性がよく、透明感たっぷりのやわらかな雰囲気になります。

前髪なしは「ぐっと大人っぽくなる」

▼ワンレングス

シンプルなひし形ボブにワンレングスをあわせると清楚で知的な雰囲気に。顔まわりをすっきりまとめると大人かわいく仕上がります。

▼かきあげ前髪

フェイスラインのすっきりするひし形ボブをヘルシーに色っぽくさせるならかきあげ前髪を選んで！ 大人の魅力をたっぷり引き出してくれます。

基本の【セット】を覚えて後ろ姿まで美しく

ひし形になりやすいようにレイヤーをいれているので、セットは楽ちん♪ さらに少しのコツをつかむと垢ぬけて、オシャレ度がさらにアップ！

まずはベース作りにこだわって

美しいシルエットを作るには「ツヤ」と「ボリューム」が必須！ ベースをしっかり作ることできれいにみせることが叶います！ まず髪を湿らせてから、髪の根元を立ちあげます。しっかりと熱をあてるとふわっとしたボリュームに。ブラシはカールのつけやすいロールブラシがおすすめ。根本から伸ばしながら、キューティクルの流れ沿って風をあてるとつやっつやな仕上がりに！

▼プロもおすすめのスタイリングブラシ

ストレートアイロンでひし形にボリュームをつけて

つや出し効果があるので、ストレートアイロンでセットするのがおすすめ。えりあしを巻くときは表面の髪をクリップで留めてブロッキングすると髪が扱いやすくなります。ブローでだしたボリュームを崩さないよう、トップより少し下からアイロンをかけて。スムーズにアイロンを滑らせながら大きく内巻きになるように巻くと、全体的にきれいなカールに仕上がります。さらに表面の髪を少量とり、数本ほど強めに巻くと立体感がでます！

▼スタイリングしながら美髪ケア

▼細かいニュアンスが簡単につくれる

後頭部もふんわりとボリュームをつけて

つむじ周辺の髪の毛を広範囲とりながら根元からブローし、しっかりとボリュームをだす。そしてアイロンでトップより少し下から表面の毛を強めに内巻きにし、スタイリング剤を揉みこみながらほぐすと程よいカールに。サイド同様、数本の毛束を強めに巻いて立体感をだすとよりきれいなシルエットに！

▼ブラシとアイロンの1本2役

▼ふんわりにもしっとりにもできるバーム

毛先は“内巻きor外ハネ”で形を整えて

▼内巻きで上品な印象に

シンプルな内巻きは、デイリーで大活躍！ きれいめにもカジュアルにも合わせやすく、オフィスでも好印象。表面の髪をクリップでブロッキングし、まず内側の髪をワンカール。そして表面の髪も内巻きにし、ワックスを揉みこみ束感をつくればエアリーに仕上がる！

▼外ハネで動きをつけてアクティブに

表面の毛をクリップで留めブロッキングし、毛先を外巻きにワンカール。不自然にならないよう、なめらかに首筋に沿うようにするとGOOD。基本のひし形同様ブローでトップのボリュームをだして。サイドの髪をアイロンで中間から内巻きにカールし、毛先は軽く外ハネにして“S字”になるようにするときれいな外ハネの完成！

【パーマ】で立体感と動きをつけて軽やかに

シンプルなひし形ボブに飽きたらパーマに挑戦！ ボブでも印象がガラッと変わるので、手軽にイメチェンを楽しんで。

柔らかな質感の『ゆるふわパーマ』

全体的にふわふわにいれたパーマはエアリーでかわいらしく、優しげな印象を演出。パーマのボリュームはありながらも、ひし形のレイヤーが入っているので首元がすっきりとし、小顔が際立ちます！

毛先の動きで魅せる『ニュアンスパーマ』

ダークカラーで落ち着いた印象のひし形ボブも、ゆるく大きめに動きをつけたニュアンスパーマで透明感が倍増！ 女性らしさとクールさを兼ねたスタイルです。

立体感の際立つ『細かめウェーブ』

細かくウェーブをつけたらより立体感がアップ！ ボブならではの重みは残しつつ、レイヤーの軽やかさをいかしてパーマをかけると◎。