(1)取引先との会食
取引先との会食のお会計で、先方が支払うのか、それともこちらが支払うべきなのか、困ることってありますよね。
その場にあなたの上司も同席しているなら、その上司の対応に従っておくのが正解です。
もしあなたが判断する立場なら、相手の役職や年齢が上の場合、相手の対応を見てみましょう。取引先が「こちらで持ちます」と言ったらそこは素直にご馳走になって、二次会の分をあなたが支払えばとってもスマートですね。
(2)上司との飲み会
上司との飲み会、あなたはいつもどうしていますか?
ご馳走してくれる上司も多いのではないかと思いますが、それを毎回当たり前のように「ごちそうさまでーす!」なんて言っていると、そのうち誘ってもらえなくなるかもしれませんよ。
ご馳走してもらったらきちんとお礼を伝えるは当然ですが、毎回ご馳走になっているような場合は「いつもご馳走いただいているので、今日は私に払わせてください」という日もたまにはあるといいですね。
(3)会社の後輩との食事
あなた自身が会社の先輩と食事にいった時、その先輩はいつもお会計をどうしていたでしょうか?
会社によっては「先輩がご馳走するものだ」という文化の企業もあるし、あくまでフラットにする企業もあるし、あなたの置かれた状況に合わせるのがよいでしょう。
ただ、先輩である分、収入面であなたの方に余裕があるのなら、後輩よりも少し多く負担するとスマートですね。
2人で5,000円ならあなたが3,000円で後輩が2,000円とか、お会計が1,500円ならあなたがそのうちの1,000円を払うとか、金銭的に無理のない範囲で対応して。
(4)友達との女子会
友人同士で集まって女子会をした時のお会計、あなたはどうしていますか?
スマホの電卓できっちり割り勘にして、1円単位で等分するのもいいですが、お釣りを用意できないことがあったりして少しわずらわしいですよね。
そんなときは、お会計をざっくり等分にして、お釣りを分ける方法がおすすめです。細かい端数が出てお釣りを分けられないときは、お店の手配をしてくれた人に戻すのがスマートなやり方。
例えば3人でお会計が1万円だったら1人3,400円(合計10,200円)、余る200円を幹事に戻しましょう。
(5)気になる男性とのデート
男性とのデートのお会計、どうしたらいいのか悩むケースの一つですね。
男性によっては自分が払うものだと譲らない方もいるでしょうし、逆にあなたも払わないと幻滅されることもあって、とても難しいシーンです。
初めてのデートの場合、相手がどんな方であっても必ず「自分も……」と一度お財布を出す方が良いでしょう。ここで男性から支払いはいらないと言われたら、笑顔でお礼を言ってお財布をしまえばいいのです。
もし彼がまたデートをしたいと思える相手だったら、「次は私がご馳走するので、いつにしましょうか?」とデートのお誘いに切り替えて。
シーン別のお会計お作法を5つご紹介しました。
せっかく美味しい食事をいただき、楽しい時間を過ごしたのですから、お会計まで気持ちよく終えたいですよね。お会計お作法をマスターして、楽しい年末をお過ごしください!
Editor:Megumi Fukuchi
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