注目のライフスタイルブランド『CASA FLINE』とは?
「なんでも簡単に手に入る世の中で、本当に必要な価値あるものを提案していきたい」。そんな思いから生まれたライフスタイルブランド『CASA FLINE』。
同ブランドの根幹を担うのは、いち早くオーガニックな考えの素晴らしさに気づき、その観点を投影したレストラン「ORGANIC TABLE BY LAPAZ」をオープンした、ライフスタイリスト・大田由香梨さん。
「本当に必要なものについて考え抜いた結果、辿り着いたのが『人の手によって丁寧につくられる、地球と人にやさしいもの』だった」と、彼女はいいます。
ブランドテーマは、「オーガニック/サステナブル素材」「ローカルメイド」「リユース/アップサイクル」「クラフトマンシップ」。都会的かつ自然と調和するファッションや、同様の考えを持つアーティストが手がけるアイテムなどを提供する、唯一無二のブランドを目指します。
「自然と共鳴するものづくりを大切に」
『CASA FLINE』アパレルデザイナー 石井瑛真さんインタビュー
「情報にあふれ、もの選びの価値を見失いがちな今こそ、ゼロ地点に立ち居変えることが大切」だと語る、『CASA FLINE』アパレルデザインを担当する石井瑛真さん。
「大自然からインスパイアされたイメージを、自分の手でデザインにおこして。それを職人さんの手によって形にしてもらう。リアルに、人の手から人の手へと渡りながら仕上げられていく、丁寧なものづくりにこだわっています」
彼女は、日本の伝統技術を受け継ぐ熟練の職人さんにしかできないものづくりの良さを、伝えていきたいと語ります。
「繊細な感覚を身体で覚えている、経験値の高い職人さんだからこそできる『プロの仕事』は格別。着心地の良い生地や絶妙なニュアンスの染めによって完成する服は、まさしくタイムレスに価値あるものです」
同ブランドのデザイナーたちと、伝統を受け継ぐプロが作り出した、丁寧な一品。作り手の顔が見えるから、安心して長く使える。その贅沢なもの選びの感覚はぜひ、実際に体感してほしい!
*ポップアップストアで購入すると、デザイナーの石井瑛真さん自らが書き起こしたデザインのシルクスカーフがノベルティとしてプレゼントされます。国内の機屋で織られた上質なシルクに、テキスタイルを手刷りしたスカーフが手に入るチャンスはお見逃しなく。
■CASA FLINEポップアップインフォメーション
場所:ルミネ新宿 ルミネ2
期間:2018年4月2日(月)〜18日(水)
営業時間 : (平日)11:00~21:30 (土・日・祝日)10:30~21:30
ADD:新宿区新宿3-38-2 2F催事スペース
TEL:03-3348-5211(代表)
http://casafline.com/
https://www.instagram.com/casa_fline/
『CASA FLINE』に登場するアーティストをピックアップ
そのほか、7月から本格的に始動する「CASA FLINE」プロジェクトに参加するアーティストを、先行してご紹介します。
「テンポラリーではなく、永久的なものづくりを」
【churchill ceramicsデザイナー:Mark Churchill(マーク チャーチル))
L.A.郊外に位置する田舎町、オーハイで生まれ育ったMark Churchill(マーク チャーチル)さんは、地元オーハイの土を使用した独自の作品を生み出している陶芸家。
「陶芸は、1000年以上の歴史のある技術です。自分も100年後、1000年後も残るものづくりをしていきたい。トレンドではなく、タイムレスな美しさを追求したものづくりを」
ミニマルさが際立つ彼の作品は、手元に置いて末長く時間をともにしていきたいものばかり!
「作品のインスピレーションは、娘から。彼女の存在が大きいのよ」
【fanny pennyデザイナー:Fanny Penny(ファニー ペニー)】
子どもを妊娠したときにアクセサリー作りを始めたという、デザイナー、Fanny Penny(ファニー ペニー)さん。
ハンドメイドした陶器のパーツでアクセサリーをつくっています。
「クリエイティビティに必要なのは、普通の日常。朝一番のコーヒーや、娘や旦那さんと過ごす時間。それから、音楽を聴いたり美術館に行く時間も大切ね」
娘の、子どもならではの自由な発想と、娘や旦那との普遍的なあたたかい日常からインスピレーションを得た、遊び心溢れる作品は要チェック。
「愛犬とのお散歩時間に、アイディアが浮かんでくるの」
【MT. WASHINGTON POTTERYデザイナー:Beth Katz(ベス カッツ)】
「たとえば、愛犬と近所を散歩しているときのように、心がリラックスしている状態のとき。自然の美しさなど目に入ってくる何かに影響されたり、ふと何か新しい発想が閃いたりする瞬間があるの」というのは、陶芸家のBeth Katz(ベス カッツ)さん。
いつの時代も何にも染まらない、自然な美しさを持つ「白色」にこだわる彼女。「彫る」ことでさらにオリジナリティを加えるという、彼女の作品はまさに唯一無二。
トレンドではなくタイムレス。ユーザーの心に寄り添いながら生産者との架け橋となっていく、ライフスタイルブランド『CASA FLINE』の新しい取り組みに、今から期待が寄せられます。
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Videographer:T.Maenaka
Editor:Ayano Ishihara
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