令和カラーは【3色の花】がモチーフ
- 梅
- 菫(すみれ)
- 桜
万葉集の『梅花歌32首』の序文をもとに選ばれた「令和」にちなんで、春の訪れを知らせる日本の代表的な花「梅」「菫(すみれ)」「桜」の色が新元号の慶祝カラーに。やわらかく、どこかおだやかな気持ちになる色味ばかりなので、大人コーデにぴったりなんです!
親しみのあるピンクカラー《梅》

「梅」は親しみのあるピンクカラー。蛍光色の強さとは違う、女性らしさが際立つ鮮やかな色味が特徴的。肌なじみがよいカラーなので、ワンピースやトップスで大胆に取り入れると、スタイリング全体が華やかな印象に。
雅な美しさの《菫(すみれ)》

菫は雅で美しく、日本らしいパープルが印象的な色味。一見、落ち着きのあるダークトーンだけれど、コーデを引き締めつつ、重くなりすぎないのがうれしい。一点投入で個性的なスタイリングになるのも魅力。
女性ファッションの定番カラー《桜》

「桜」は女性ファッションのなかでも定番カラーといえる薄ピンク。ふわっとやわらかいペールトーンが、コーデをやさしい雰囲気に仕上げてくれます。どんなスタイリングも桜カラーを投入するだけで、マイルドなレディスタイルに転換。
《平成カラー》は何色だったの?

「令和カラー」があるなら、もちろん「平成カラー」もあります。「一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)」によると、平成のカラーは「ネイビー」。1991年、バブル崩壊時に流行った「紺ブレ」とともに人気となったネイビーが、2000年以降再び流行。平成は「ネイビーに始まり、ネイビーで終わる」という言葉もあるほど。
【ネイルやコスメ】でも取り入れられる
ファッションだけではなく、ネイルやコスメ、ヘアカラーでも取り入れやすいのが「令和カラー」のよいところ。さっそくチェックして行きましょう!
指先も上品でかわいらしく

肌なじみのよい「梅」「桜」カラーは、ネイルへの取り入れやすさNo.1! オフィスでNGとなりにくいのも魅力のひとつ。さらに「菫」カラーをポイントで投入すれば、上品でかわいらしい印象に。
持ち歩いてもかわいらしい

ピンク系のコスメは女子力がグッと上がり、なにより見た目がかわいいのがうれしい。主張しすぎない薄めのメイクや、流行りの「あざとかわいいメイク」など、流行にも乗れて◎。挑戦しやすいカラーでもあるので、ひとつはバッグに忍ばせておいて。
インナーカラーでヘアに取り入れるのもおしゃれ
▼黒髪×菫(すみれ)

ちょっぴり個性的な「菫」カラーは、インナーカラーとして取り入れると一気におしゃれ度がアップ! 黒髪との相性も抜群なので、髪色に制限がある人でも挑戦できる優秀カラー。風にゆられてチラッと見える色がおしゃれ。
▼挑戦しやすいピンク系

ピンクのインナーカラーは初心者でもすぐTRYできるのでおすすめ。明るめブラウンの髪色とも好相性。比較的、入りやすい色なので、自宅で挑戦するのもアリ!
レディな魅力全開の【梅】
女性らしい美しさを際立たせてくれる「梅」「菫」「桜」。そんな「令和カラー」をうまく取り入れたお手本コーデをご紹介。まずは、レディな魅力を引き上げてくれる「梅」からチェックしてみましょう!
シンプルコーデも華やかに

広めに開いたニットトップスも、レディな「梅」カラーなら上品な抜け感が出せる。ボトムス、靴、帽子、バッグをすべて黒でそろえて統一感を。クールな黒がレディな魅力をより引き出してくれます。
肩掛けカーディガンで差し色

華やかなピンクをコーデに取り入れることに抵抗がある人は多いのでは? そんな人は、まずはちょっとしたアイテムから挑戦! 肩掛けカーディガンなら、取り入れやすくトレンドも押さえられるので一石二鳥。
爽やかなデニムとの相性は抜群

親しみのある薄色デニムと明るいトーンの「梅」カラーは相性抜群。さらに足元に白をチョイスすることで、爽やかさを際立たせて。レディライクなやさしい雰囲気をラフに仕上げたいときにおすすめしたい組み合わせ。
ボーダー合わせで大人カジュアル

大人カジュアルの定番であるボーダートップスと「梅」カラーも好相性な組み合わせ。目を惹く色味だからこそ、着慣れたアイテムと一緒にコーデするとGOOD。「梅」カラー以外をモノトーンで引き締めて。
バッグでワンポイント取り入れるのもアリ

ファッションで取り入れるのに抵抗がある人は、バッグで取り入れるのもアリ。ブラウン×黒のカジュアルコーデのアクセントに、「梅」カラーのトートバッグをプラス。暗いコーデのなかに映えるピンクがかわいらしい。
モノトーンと相性のよい【菫(すみれ)】
存在感のある「菫」を上手に取り入れるポイントは、モノトーンカラーと合わせること。難易度が高そうな色味だけれど、慣れ親しんだカラーと合わせることで着こなしやすさがUP。そんな「菫」カラーで旬な着こなしを狙って。
主役級ワンピースで勝負

カジュアルな五分袖のシャツワンピースも、「菫」カラー&フレア袖なら上品かつかわいらしい印象に。インナーに黒のスカートを忍ばせて奥行きをメイクして。モノトーン合わせにすれば一気に大人顔にシフト。
ベージュ合わせも編みリュックならカジュアル

きれいめな「菫」カラーも、編みリュックやゆるパンツと合わせれば、カジュアルな着こなしに。焼けた肌にもよくなじむので、色黒さんにもおすすめのカラーです。パンツはオートミールでまろやかに仕上げるのがベスト。
スタイリッシュなパンツで大人の余裕を

一点投入で個性を発揮する「菫」カラーは、美脚効果をもつクロップドパンツに取り入れることで、大人の余裕を醸し出して。ベルトのウエストマークと足首見せで、気になる下半身のボディラインもすっきり見える。
シンプルなタイトスカートで取り入れてみて

シンプルなタイトスカートに「菫カラー」を選べば、大人っぽく仕上がるのでおすすめ。トップスはベージュのカーディガンを合わせて、落ち着きをプラス。ベージュが絶妙な抜け感を醸し出してくれます。
さりげない差し色でコーデにIN

さりげないワンポイントとして十分に存在感のある「菫」カラーは、視線が集中するマフラーやピアスで小さく使うのもGOOD。ベージュやグレーなどのやさしいベーシックカラーと相性がよいので、コーデに迷わないのもうれしい。
ブラック合わせで失敗知らずなコーデに

「菫」カラーのようなパープル系に挑戦したことがない人にとって、「令和カラー」ブームは新しいコーデにTRYできるベストタイミング! 使い慣れているブラックアイテムなら「菫」カラーとよくなじむので、おすすめ。
メンズっぽい着こなしも上品に

大きめTシャツ×フレアパンツのメンズライクなシルエットのコーデも、「菫」カラーをチョイスすれば、女性らしさを醸し出せます。ウエストバッグやスニーカーも黒で統一し、バランスを整えて。
フェミニンなルックスを叶える【桜】
ふんわり爽やかな「桜」は、どんなに大人っぽいコーデでも一気にフェミニンな雰囲気にチェンジ。「普段、ピンクコーデをあまりしない」というアナタも、旬の「桜」カラーで甘いレディスタイルを楽しんでみて。
フェミニンだけれど、かっちりとしたシャツ

コーデの大部分を占めるトップスを「桜」カラーにすれば、フェミニンムード満載に。かっちりした形のシャツを選べば、甘くなりすぎない。肩掛けしたニットや、クリアバッグでコーデに奥行きとアクセントを加えて。
挑戦しやすいシューズにON

普段のコーデにフェミニンテイストをひとさじ加える「桜」カラー。足元にさりげなく取り入れるだけでも、全体の女子力を一気にUP。引き締め効果のあるブラックトップス×ラフなデニムパンツと合わせ、ほどよく甘さを和らげて。
女性らしいベージュとは好相性

歩くたびにゆれるAラインスカートが、乙女心をくすぐるレディスタイル。ふんわり可憐な「桜」カラーの魅力を引き出すベージュトップス合わせで、上品なカジュアルスタイルが完成。
グッと女子力が上がるフレアスカート

女度がグッと上がるフレアスカートに「桜」カラーを取り入れてみて。くすんだオフホワイトのトップスを合わせれば、まろやかな仕上がりに。スカートに入ったブラックラインとバイカラーバッグが、ピンクの甘さを引き算。
顔まわりに華を添える桜色トップス

花の色から選ばれた「令和カラー」は、その名のとおりコーデに華を添えてくれるうれしい効果アリ。肌なじみのよい「桜」カラーをトップスに使うことで、スタイリング全体が明るくなり、好印象を与える装いに。
桜色アイテムにホワイトアイテムをプラス

全身ピンクはおしゃれ上級者でも挑戦しにくいという声も……。でも、小物で色味をプラスすればコーデしやすくなるんです。クリーンな明るさをプラスしてくれる白を、バッグや靴、トップスのボーダーラインで取り入れれば、春らしい爽やかなスタイリングが完成!