ヴィンテージにハマる小島流、白T+デニムのこだわりは?
古着が大好きだという彼女はスタイリングのどこかにヴィンテージのアイテムを取り入れるのがお決まり。この日も自分流にアレンジしたヴィンテージルックな白T+デニムコーデを披露。
まずは“デニムパンツを見直す”ところから!
デニムはデニムでも、色落ちや形も多種多様。定番アイテムを使った着こなしだからこそ、デニムパンツに自分らしさがあるかどうかを重視。古着好きな小島さんは、デニムパンツもヴィンテージをセレクト。
この日着用したデニムパンツは、ヴィンテージ好きから熱い支持を受ける「ジャンヌ・バレ」で購入した一本。くるぶしをまるっと隠すちょい長め丈の細身ストレートが、スタイルをよく見せてくれてお気に入りなんだとか。古着ならではの色落ち具合も定番のスタイルをこだわりのスタイルに一新させてくれる。
白Tは、メンズのSサイズをセレクト
白Tに選んだのは、アンダーウェアやプリントTでおなじみのアメリカ発ブランド「フルーツオブザルーム」のもの。ポイントは、レディースのMサイズではなく、あえてメンズのSサイズを選ぶこと。コーディネートのどこかにメンズっぽさを取り入れるという小島さんは、白Tの場合、長い袖丈や肩の落ち具合でメンズライクな要素をプラス。
ヴィンテージルックな白T+デニムに合わせたい、小物選び3ケ条
① 寒色系ファッションならシルバーアクセを選ぶ
その日の洋服の色味に合わせてアクセサリーを選ぶという小島さん。デニムや差し色のカーディガンなど、青みが強い洋服を着る時は、シルバー系のアクセサリーが相性抜群。いつも迷ってしまう「シルバーとゴールドどちらを付けるか問題」は、意外にもスタイリングの色を参考にすれば解決。逆に暖色系のファッションをする時は、女性らしくゴールドのジュエリーを選ぶと上手にまとまるという。
アクセサリーのデザインも華奢で細身のものより、男っぽいデザインを選ぶことでモードな白T+デニムスタイルが完成。
②小物で色を使わない
白T+デニムを主役にする時は、小物で色を使わないのが小島流。例えば、シルバーや白で色味を絞って統一すれば、アクセサリー使いを存分に楽しんでも自然とまとまりが生まれる。
アクセサリーは、存在感のあるアイテムをつける場合、顔まわりが散らからないようにピアスは付けずバランスを取る。“盛れば可愛くなる”概念を捨てることが重要。足元は、夏でもブーツをセレクト。足元に重めのバランスを持ってくることで少しモードな印象に。
③バッグはアクセサリー感覚で持てるミニサイズを
バッグはミニマルにまとめてアクセサリー感覚で持てるサイズにするのが小島さん流。携帯とリップだけ入る手の平サイズなら、コーディネートの邪魔をせずワンポイントにもなるのでオススメ。
メイクは意外性のある色使いがポイント
自然光で映える“さりげなさ”が秘訣
ジャケットの蛍光カラーに合わせて緑のアイラインを黒目の下にプラス。ポイントメイクのコツは、周囲に見えるか見えないかくらいに抑えること! 太陽の下でほのかに発色するくらいなら、モード過ぎずコーディネートに程よくアクセントを与えてくれる。
また、引き算の方式で目元はビューラーなしでそのままマスカラを塗ること。“メイクしてます感”を封印することで程よい抜け感が加わり、バランスの取れたおしゃれ顔に!
全体のバランスはこんな感じ!
周囲との差をつけるヴィンテージデニムで夏の定番スタイルをアップデートした小島さん。人と被りがちなファッションこそ、思い入れのあるヴィンテージアイテムを投入して唯一無二のスタイリングを楽しんでみてはいかが?
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PROFIEL:小島 紗希
フリーランスPRやメイクアップアーティストとして幅広く活躍中。ありそうでなかった発想やセンスが様々な業界から注目されている、最も目が離せないit girl。
Photographer:T.Maenaka Editor:MINE