舞台はアメリカへ。3都市に渡る、夢を手繰り寄せる挑戦!
RIRIが訪れたのは、世界のエンターテインメントを牽引するアメリカ。
まずはロサンゼルスにて新曲のレコーディングに励みながら、初のホームステイを経験。気心知れたスタッフたちと離れ、「一番頑張らなくてはいけない」という英語のみの環境に身を置いた。
その後、同世代で賑わう学生の街ボストンへ。才能ある学生たちが世界中から集うバークリー音楽大学にて、同じく音楽の道を志す若者たちと触れ合い、ホイットニー・ヒューストンなど名だたるアーティストを指導した先生から、レッスンの機会をもらった。
旅のハイライトは、フロリダ州オーランドが舞台。音楽界の権威「ハードロック」にて単独オーディションに挑戦するため、広いアメリカを渡り歩く。RIRIはそこで、夢への切符を掴むことができたのか……。
初めてのことが多く戸惑いながらも、それぞれの地で圧巻の歌声を披露するRIRI。最後のオーディションで歌われたオリジナル曲「Promised Road」には、今回の旅で彼女自身が再確認した夢への想いが宿り、挑戦することに足踏みするMINE世代に届けたい、大切なメッセージが込められている。
ぜひ、最後まで動画をご覧いただき、その想いを感じ取ってみてほしい。
「約束された道をあきらめない」
RIRIが見せた、夢に突き進むブレない姿勢
RIRIを取材する私たちは、何日も密着していれば、彼女の夢に対するブレや不安な気持ちが垣間見られるかもしれないと、どこか大人の勝手な思いで“ドラマ”を想像してしまっていた。しかし、彼女が夢に対して1ミリも後ずさりすることはなかった。なぜなら、壁にぶち当たることは想定内。大きな壁を乗り越えてこそ強くなることを、RIRIはすでに知っているようだった。
「日本人なら日本語で歌えば良いのでは?」
「グラミー賞は目指そうと思って目指せるものではない」
「まだ18歳で若いから……」
そんな声も聞こえてくる。しかし彼女は、物心ついたときから歌と向き合っている。本人からすれば、もう十数年もの間本気で追いかけている夢。立ち止まる暇はどこにもない。自分にとって幸せと思える日々のために、すでに私たちの想像をはるかに超える歳月を費やしているのだ。
人の勇気を後押しする先にあるもの
幼いRIRIの心を鷲掴みにした洋楽の世界。彼女が憧れる世界のアーティストは皆、英語で歌い、グラミー賞を受賞している。だからこそ、英語で歌いグラミー賞を獲りたいと願うことは、何も特別なことではなく自然なことだった。
高校生のとき、文化祭で披露したRIRIの歌声に勇気づけられ、世界へと飛び出していった友人がいる。RIRIが目指す自分の姿は、まさに人の勇気を後押しするシンガー。世界中の人たちに前を向く歌声を届けられたなら……、その先にグラミー賞というご褒美が待っているかもしれない。だから「夢はグラミー賞」だと、RIRIは臆することなく口にする。
RIRIは「Promised Road」の中で「この世界信じたもん勝ちよ」と歌う。
RIRIから学ぶべきことは、大人になるにつれ忘れかけていた「自分の夢を信じる力」。彼女にとって、誰かに何かを言われて自分の夢が揺らぐほど、悲しいことはないのだろう。夢は誰のものでもなく、自分のものなのだから。
「約束された道を諦めない」
生まれる前から約束された運命のように、歌うことは呼吸するかのごとくRIRIの中に息づいている。パワフルで、突き抜けるようにのびやかな歌声が彼女の武器。RIRIの“夢の途中”から、私たちは一歩踏み出す勇気をもらえたような気がした。
RIRIが訪れた、ハードロックとは?
日本ではカフェとして有名なハードロックは、世界75ヶ国で200以上のレストラン、ホテル、カジノなどを展開する国際エンターテインメント企業。ロックのみならず、様々なジャンルのアーティストの楽器や衣装などを8万点以上所有し、イベントやコンサートを行える「ハードロック・ライブ」なども運営。音楽を企業DNAに据えた、ファミリーで楽しめる施設を世界中で展開している。
女性のエンパワーメントを応援する特別企画【Future is MINE】
女性の社会進出が叫ばれる昨今。自分らしく生きたいと願うものの、様々な障害に直面し、なかなか一歩を踏み出せない女性が多くいるのも事実です。【Future is MINE】は、“旅”を通して自ら未来を切り開きたいと願う女性たちに密着するドキュメント企画。MINEは、自分らしく輝くべく、一歩踏み出す女性を応援しています。
次の主人公は、あなたかもしれません。
Director:Miya Videographer:Naoyuki Kondo / Keita Takahashi Narration Script:Mika Kikuchi Narration:Yuri Yokoyama Hair&Make-up:Megumi Asai Writer:Mariko Ankai Editor:MINE
【Special Thanks】
Berklee College of Music
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Sony Music Entertainment (Japan) Inc.